どうでもいいことその15 空想科学読本

しばらく前に読んだ「空想科学読本」という本。

テレビや漫画のヒーローやロボットが、科学的に実現可能か、というのを検証したとても面白い本です。

漫画のヒーローやロボットは、子供が分かりやすいようにとんでもない設定(100万馬力とか)になっていることが多いわけですが、それを大真面目に物理学で正確に検証しているのがおかしくてしょうがないコメディタッチの本です。

例えば、「かめはめ波」を撃つと、反動で後ろに時速100kmで本人が吹っ飛んでいってしまう(細かい数字は違うかもしれません、すいません。)、とか、分身の術(をしているように見える)を実現するためにはとんでもない速度が必要だが、そうすると足の筋力はこれだけ必要で、筋肉細胞一つの大きさはこれぐらいだがら、忍者ハットリ君の太ももは電柱の何倍も太くないといけないとか。

中でも一番面白いのは、ウルトラマンは本当に日本を守れるか?という章です。

ウルトラマンと言えば、宇宙から悪い怪獣が攻めてくるや否や、マッハの速度でかけつけて戦う地球のヒーローですが、いかんせん3分間しか戦えないという弱点を持っています。

空想科学読本では、ウルトラマンを東京に配置して検証をスタートしているのですが、例えば名古屋あたりに怪獣が出現した場合、マッハの速度で向かっても3分間では静岡あたりで人間に戻ってしまうので日本は滅亡だそうです。

その後、ウルトラの家族をみんな日本に呼び寄せて上手に配置しても、全く日本列島をカバーしきれないという結論が正確な図入りで示されていました。

非常にユーモアがあって、おすすめの一冊です。

結構人気になりましたので、確か続編も何冊か出ていたと思います。

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