月別アーカイブ: 2015年10月

ノロ胃腸炎の流行の兆し 受診の目安

夏の風物詩である手足口病の流行が収束を迎え、季節は秋、そして冬へと移り変わります。

嘔吐・下痢のやっかいなやつ、ノロウイルスがすでに流行し始めています。

対策に関しては以前のブログに今一度目を通していただくとよいでしょう。(2013年12月、2014年11月)

数時間で嘔吐が収まって、水分が取れ始めたのを確認すれば点滴など特別な治療は不要ですから、あえて受診は必要ありません。

市販の整腸剤を経口摂取ができるようになったら開始しておくとよいでしょう。

受診するメリットはがあるのは、ちょびちょび飲みでも嘔吐が6~12時間以上続き点滴が必要な子だけと言っても過言ではありません。

これからの時期、嘔吐・下痢の大半はノロ胃腸炎ですが、ノロかどうか、ウイルス名を知るための受診は不要ですので、感染の拡大を防ぐためにもむやみに外出せず、症状が改善するまでおうちでゆっくり過ごしましょう(嘔吐・下痢が続く間は登園・登校はしないように!)。

また、患児の周囲の方は呪文のように「ノロかも、ノロかも。」と唱えながら、手洗いと塩素消毒を早期から心がけてください。

単なる食べ過ぎや、ノロウイルス以外の軽症の胃腸炎による嘔吐や下痢のことももちろありますが、ほっとするのは症状が治まってからでも遅くありません。

なお、高熱でのぐったり感、強い腹痛・血便がある場合、また10日以上下痢が続く場合は一度受診しましょう。


人間ドック 体験レポート

便に少し血がつくことがあったことも気になっていましたので、35歳の節目に人間ドック行って参りました(妻も一緒に巻き込んで)。

胃カメラ、大腸カメラ、採血、胸部レントゲン、心電図、腹部エコーと2時間半ほどかけてがんばりました。

胃カメラはいわゆる鼻からの細いやつで、覚悟していたよりだいぶ楽でしたが、それでも「おうふ、おうふ、おふえぁっっ」とえづきつつ、涙目になりつつ画面を一緒に見せてもらいました。

自分のものなのに35年にして初めて見る自分の胃の中はもちろんさほど感動を誘うようなものではありませんでしたが、特に異常なしでほっとしました。

大腸カメラは一転して超楽で、私の場合おしりの穴をこちょこちょされているくらいの感覚しかありませんでした。

こちらも特に異常見当たらず。

先生によると、カメラのしんどさはかなり個人差があるようですので、あくまで個人的な体験談と思って頂けるとよいかと思います。

場合によってはお薬でうとうとした状態で検査してもらうこともできます。

ただ、これだけは言っておきたい。

大腸カメラ前の大量の下剤(アップル風味)、こいつはやべぇ。

30分ごとに200ml程度を全部で6~8回くらい飲んで、大腸の中を空っぽにしないといけないのですが、もうなんちゅーか後半かなりつらかったっス。

それでも昔よりだいぶ味はましになったそうでございます。

わたくし、アップルジュースしばらく見るのも嫌になりましたが。

そんなこんなで検査は特に異常なしで無事終了しました。

結論①事前準備の下剤以外、検査自体は想像よりだいぶ楽。

結論②検査終了後の達成感と翌日のご飯のそれはそれはおいしいこと。

お父さん、お母さん方も我が子のためにも定期的な検診にはしっかり行くようにしましょうね。

お母さん方は婦人科系の検診もお忘れなく。


3歳のお誕生日

3歳になるとただ平坦な道を歩くだけではなく、走ったり、階段を上がったり、はたまたがんばって坂道なんかも乗り越えられるようになります。

ずいぶん意思疎通も上手になって、うまく伝えられることも増えてきます。

少し落ち着きもでてきたかな。

それでもやっぱりまだまだ半人前。

周りの暖かい助けを受けながら毎日を過ごしています。

10月1日。

今日はクリニック3歳のお誕生日。