マスコミの功罪②

医学の世界でも、不適切な医療を行っていた病院の実態がマスコミによって明らかになったという例も多々あります。 逆に、日本脳炎ワクチンはこの冤罪による容疑をかけられた代表例です。 一時、日本脳炎ワクチンの接種後にADEMとい [...]

マスコミの功罪①

数多くの情報がかけめぐる現代。 地球の裏側の出来事も、マスコミを通じてすぐに知ることができる時代です。 さらにマスコミはただ事実を伝えるだけでなく、様々な切り口から問題提起をする役割も担っています。 政治の汚職、環境問題 [...]

便秘のお話 その2対策とお薬

離乳食が始める前の便秘の赤ちゃんでは、便が固いことはあまりなく、刺激による駆動力の補助がメインになるでしょう。 2日出なければ綿棒刺激、それでも出なければ3日目には浣腸を考えましょう。 動物の世界、特にネコ科の動物では母 [...]

手足口病(再掲)

今年は相当な手足口病の当たり年になっていますので、以前の記事を再掲しておきます。 「かぜ」という言葉を、ウイルス性の自然によくなる早く治す薬のない病気という意味に拡大するならば、手足口病は「夏かぜ」の一つと言えます。 冬 [...]

子育てその27 歯磨き粉

年中さんになった次男です。 つい最近までぶどう味の歯磨き粉を使っていました。 「ぶどうあじやのん、てっちゃんぶどうぐみやからやで!」と威張り気味に語ってくれていました。 このあいだ、うちで使う歯磨き粉の味が変わったらしく [...]

健康の有難さ再び

2016年を振り返ってみれば、我がクリニックのスタッフ達が様々な病気に見舞われた1年でした。 IgA腎症の発症、乳がんの発症、メニエール病の発症、尺骨神経麻痺の手術など本当にこれほど重なるものかと彼女らへの心配とともに驚 [...]

体に良いものとは

私達は日常的に「この食材は体に良い。」という表現を使いますね。 「この商品を毎日食べると、体がどんどん健康になります!」なんて広告もよく目にします。 このような話を聞くと、体にいいものは取れば取るほど良いという誤解が生ま [...]

2017年の幕開け

遅ればせながら明けましておめでとうございます。 平成29年、新たな1年のスタートです。 1月に入ってからいよいよ冬の代名詞インフルエンザがこの地域でも流行しはじめています。 日本では受験や卒業式など重要なイベントが感染症 [...]

子育てその26 寝かしつけ

長男(小2)は割と寝つきがいいのですが、次男(4歳)は目が固いタイプ。 おでかけの日などはテンションが上がっていて中々寝てくれず寝かしつけに苦労します。 ぶつぶつ独り言を言ったり、ゴロゴロ寝返りしたり、髪の毛をいじいじし [...]

日本脳炎ワクチンについて

  日本脳炎ワクチンを製造する機関は数社ありますが、その最大大手である化血研に国の調査が入ったことから製造がストップし、流通が著しく滞る状況となっています。   現在、国内の日本脳炎ワクチンの在庫はほとんど底をつく状況と [...]

実家のことその11 お賽銭

受験の天王山、夏休みが終わりました。 私もつい数年前まで、受験直前で焦っているという夢をよく見たものです。 さて、あれは大学のセンター試験を2週間後に控えた、高校3年生のお正月のことです。 私の実家は神戸市の岡本というと [...]

愛情の4原則

私が駆け出しの小児科医として過ごした淀川キリスト教病院での時間は、日本の新生児科の幕開けに貢献された第一人者である船戸 正久先生(当時の小児科部長)の下で働くという幸運に恵まれた3年間でした。 船戸先生はほんの数十年前、 [...]

喘息とは その④

このように、喘息とは体の奥にずっと存在する体質ですので、それが外にはみ出してきて起こる一時的な発作を薬で抑えても、根本的に治る訳ではありません。 一旦喘息の体質がまた体の奥に戻り、一見何もない状態にはなりますが、また次の [...]

喘息とは その③程度

体に潜んでいる喘息の体質は、人によって程度に差があります。 季節の変わり目や、ちょっと運動するだけですぐに体質がはみ出してくるような人は重症の喘息です。 日常的に気管支が狭くなる発作が起こりますので、前述の狭くなりにくく [...]

喘息とは その②治療

さて、喘息の体質が顔を出してしまって呼吸が苦しくなったり、ゼーゼーしたり、咳がひどくなってしまった時はどのような治療がなされるでしょう? 空気の通り道である気管支が狭くなっているのがこれらの症状の大元ですから、「気管支拡 [...]

喘息とは その①症状

喘息は相当有名な疾患ではありますが、他のお母さんにしっかり説明できる方は中々いないと思います。 いつも通りこのブログでは難しい専門的なことはは置いといて、話をシンプルに進めたいと思います。 喘息とは、「ことあるごとに胸が [...]

子育てその24 歯磨き

この前の日曜日に、次男(3歳半)の歯磨きを担当しました。 幼稚園年少さんの次男も滑舌はイマイチ、いやイマサンくらいではありますが、誰に似たのかとてもおしゃべりです。 歯磨きの最中もしぶきを飛ばしながら、必死にしゃべるので [...]

DHMO(dehydrogen monooxyde)

5月の第2週、週末にクリニックをお休みさせていただいて日本小児科学会に出席して参りました。 最新の知見、研究に触れ、また一層勉学に励む意欲が高まりました。 さて、最近注目の有毒物質であるDHMO(dehydrogen m [...]

とびひ(伝染性膿痂疹)

夏になると増えてくる皮膚疾患として「とびひ(伝染性膿痂疹)」が有名です。 皮膚には普段から雑菌がたくさんはびこっていますが、皮膚の調子がいい間は特に問題になりません。 しかし、汗疹、湿疹、擦り傷、手足口病の発疹などひとた [...]

お風呂の考え方

体を清潔にして、ゆったりリラックスもしてとお風呂は日本人にはなくてはならないものです。 旅先での温泉も格別なものがあります。 さて、お風呂の効能の裏には、実は様々な知っておくべき注意点がありますので順番にみていきましょう [...]

伝染性紅斑(りんご病)

この1年ほどは数年ぶりの大流行となりました。 書こう書こうと思いながら、書きそびれていましたが、本日長男(7歳)がきれいに発症いたしましたので我が家の子育て日記の1ページの意味も含めてここに記します。 風邪と同じくウイル [...]

索引

熱・解熱剤 2013年2月(熱の意義、解熱剤の使い方)、2014年7月(熱の時のクーリング、冷却シート) 鼻水・かぜ 2012年11月(鼻水との戦い、かぜとは)、2014年10月(咳止めテープ、風邪で病院に行く理由)、2 [...]

子育てその23 どや顔

次男も10月に3歳になりまして、幼稚園の最年少クラスにデビューしました。 最近の得意技は、手でお口を抑えながらわざとらしい咳をすることです。 幼稚園で「咳をする時は口を手で抑えるのがえらいんだよ」と教えてもらったようで、 [...]

化血研ワクチンについて

大まかな流れからお話しします。 ワクチンは1種類につき大体二~数社の製薬会社が製造を行っています。 化血研もこの一つで、当クリニックでは違いますが、インフルエンザワクチンの製造も行っています。 当クリニックでは、日本脳炎 [...]

お知らせスペース

クリニックの自動ドアを入ってすぐのエントランスルームの壁をお知らせスペースとして活用しようと思います。 少年野球やママさんバレーなど、子どもやパパ・ママの集まり、サークルの案内の張り出しを希望の方はご連絡下さい。 ただし [...]

人間ドック 体験レポート

便に少し血がつくことがあったことも気になっていましたので、35歳の節目に人間ドック行って参りました(妻も一緒に巻き込んで)。 胃カメラ、大腸カメラ、採血、胸部レントゲン、心電図、腹部エコーと2時間半ほどかけてがんばりまし [...]

3歳のお誕生日

3歳になるとただ平坦な道を歩くだけではなく、走ったり、階段を上がったり、はたまたがんばって坂道なんかも乗り越えられるようになります。 ずいぶん意思疎通も上手になって、うまく伝えられることも増えてきます。 少し落ち着きもで [...]

突発性発疹 その3

★HHV-6、7(突発性発疹) 赤ちゃんの頃に感染した我々親の唾液中に、常に存在していると言われています。 お母さんからもらった免疫が切れてくる生後半年から2歳くらいまでの時期に1回目の突発性発疹にかかることが多いでしょ [...]

突発性発疹 その2

★HHV-1(単純ヘルペスⅠ型) 初感染の乳幼児では高熱と多発の口内炎、特に歯茎がパンパンに腫れるという特徴的な所見を示すことがあります。 最初ヘルパンギーナとよく似ていますが、歯茎の腫れが出ると区別することができます。 [...]

突発性発疹 その1

赤ちゃんの多くが経験する熱の一つに突発性発疹があります。 熱以外の症状が乏しく、39度~40度の高熱が3,4日続き、解熱してからお腹や背中中心に赤い斑点がたくさん出る病気です。 突発性発疹が感染症であることが判明したのは [...]

給食の有難さ

夏休みも後半戦。 幼稚園や小学校のお子さんがいるご家庭では、お母さん方はお弁当や昼食作りに追われていることと思います。 うちの妻も一日が食事の用意だけで終わるように感じるほど壮絶な毎日とのことで、「あたしゃ妖怪飯炊きババ [...]

子育てその22 制限

「自分の思い通り自由にやってごらん。」 と言われると、ほとんどの人は逆にとまどってしまうものです(我々日本人は特にかも?)。 例えば、「どの色を使ってもいいから、好きな絵を描いてごらん。」と言われると、なかなか描き始める [...]

「かぜを知ろう」その7 台風

かぜのイメージを理解するときに、台風を例にするとしっくり来る方もいます。 あるかぜをひく、というのは一つの台風を経験するということです。 咳や鼻水が出始めた、というのは日本の南の海上で台風が発生したということです。 咳や [...]

登園・登校許可証の意義

いわゆる一般的な咳・鼻水のかぜ、嘔吐・下痢のかぜに関しては、「熱があって、元気や食欲が不十分な間、あるいは元気でも咳や下痢の回数がとても多い間」は撒き散らすウイルス量が多い状態ですのでお休みするようにしましょう。 ノロや [...]

手足口病

手足口病が流行しています。 「かぜ」という言葉を、ウイルス性の自然によくなる早く治す薬のない病気という意味に拡大するならば、手足口病は「夏かぜ」の一つと言えます。 冬のかぜのように咳や鼻水はほとんどなく、文字通り手、足、 [...]

運営上のお知らせ ~ネット予約について~

ネットで順番が後ではあったものの、待っている間に状態が悪くなり直接受診の上、緊急で対応が必要になる子どもさんがいた場合、兄弟3人でネットでの順番を固まってではなくばらけて取った方がいらっしゃった場合、表示上の問題などなど [...]

子育てその21 ひとみ婆さん

長男は今春、小学校デビューを飾りました。 毎日ノリノリで登校。 幼稚園時代からの近所のお友達と同じクラスになるという幸運に恵まれたこともあり、スムースなスタートを切ることができました。 幼稚園の入園式では一人だけぎゃん泣 [...]

実家のことその8 呼び方

私には兄が2人いますが、小さい頃からの呼び方そのままに、「しげっちゃん」、「たっちゃん」と今でもちゃんづけで呼んでいます。 冷静に考えると40近いおっさんらに、「~ちゃん」もないのですが、もう30年以上この呼び方ですので [...]

川崎病その3 治療

川崎病の治療の目標はとにかく心臓に後遺症を残さないことです。 熱が出始めた最初の1日目、2日目は熱以外の症状がほとんどないことが多く、病日が進んでいくうちに目や唇、指先が赤くなったり、首のリンパ節が腫れてきたりと少しづつ [...]

川崎病その1 川崎病とは

今日は川崎病という病気についてお話ししたいと思います。 クリニックで毎日出会う子ども達の病気のほとんどは、数あるウイルス性のかぜをはじめとした感染症です。 川崎病はこの感染症とは一線を画する特殊な疾患であります。 目や唇 [...]

親知らずにさようなら

今日の午後に、左下の親知らずの抜歯をしていただきました。 生えている向きがややこしかったことや血管がすぐ近くを走っていることから、大きい病院でということになり、歯科口腔外科での処置となりました。 昨夜は久しぶりの歯科治療 [...]

医者という仕事その4

小児科外来という場所は他の科の外来とはずいぶん違う。 もちろんしんどい子ども達も多いのだけれど、例えば乳児健診の診察室には笑顔や笑い声が響いたりもする。 お母さん達が心穏やかでいられる場所ならば、子ども達も自然と笑ってい [...]

院長 倒れる

と書くと大げさですが、まさかのインフルエンザA型になってしまいました。 昨日、月曜日の診察終了当たりに関節痛とともに寒気とめまいが走り、嫌な予感。 悩んだ上で午後を休診にして休息を取って、しばらく時間をおいてから検査する [...]

救急受診の心得

例年新年の新学期からはやり始めることの多いインフルエンザですが、今シーズンは年末から本格的な流行に突入しました。 これにより確実に起きることが予想される事象の一つに救急外来の患者さんの爆発的な増加があります。 毎年年末年 [...]

ノロウイルス胃腸炎

ノロウイルスによる胃腸炎が流行し始めています。 流行の最初は便の検査をしなければはっきりとは診断できませんが、一旦流行が始まると本格的な嘔吐・下痢症の大部分はノロウイルスが原因であると言われていますから、全てノロとして扱 [...]

大学時代のことその5 勉強会

医学部は5回生ぐらいになると、病院実習や国家試験に向けて、勉強会というのを始めます。 だいたい仲良し数人でグループを作り、定期的に集まって問題集を解いたりする訳です。 なんせ量が膨大ですので、みんなで分担して自分のところ [...]

医者という仕事その3 救急車

どのような時に医者としての喜びを感じるかは、科によっても先生によっても様々だと思います。 淀川キリスト教病院の新生児科で勤務していた頃、たびたび救急車に乗ることがありました。 産院で生まれた赤ちゃんが想定外のトラブルを抱 [...]

子育てその16 バリケード

子ども達は家の中のあらゆる物に興味津々で近づいていきます。 特にキッチンは火や刃物など危険がいっぱいで、ゲートできっちり侵入を阻止したい場所です。 明日2歳を迎える次男はパワフルに育っているのは喜ばしいのですが、とうとう [...]

子育てその15 想像力

こんな実験があります。 大人を10人教室に集めて、黒板におもむろにチョークで点を打ちます。 「さて、何に見えますか?」 と聞くと、みんなしばらく固まった後、「えーと、点ですか?」 誰に聞いても、「ただの点ですね。」 と答 [...]

前後関係と因果関係

タイトルの二つはよく日常生活でも混同されるものです。 「神社にお参りに行ってから宝くじを買ったら当たった!」 と言う時、「お参りに行った」というのと「宝くじが当たった」というのは、前後関係があるに過ぎず、因果関係がある訳 [...]

解熱剤の上手な使い方その5

まとめです。 ①熱をがっつり下げる程の強力なクーリングは単独で行うと悪寒の原因となり有害である。 ②ほどほどにひんやりすることで本人が快適になるようなクーリングは有用である。 (おでこに貼る保冷剤は解熱効果は全くありませ [...]

解熱剤の上手な使い方その4

設定温度40度、実際温度40度の状態になると一旦落ち着くとは言え、体温40度の状態が続くとさすがに体もへばってきます。 しんどい時は一時的に実際温度を下げる事も上手な選択肢となります。 実際温度を下げる手段はクーリングと [...]

解熱剤の上手な使い方その3

今日は熱とのお付き合いの時に解熱剤とともによく話題にのぼるクーリング(体を冷やす処置)についてお話しいたします。 前述したように、小児科で使用される解熱剤は名前や剤形(内服や座薬)の違いはあれど全て同一の成分であり、極め [...]

子育てその14 ばればれ

長男にも最近5歳児なりのプライドが芽生えてきたようです。 朝、目覚ましが鳴ると、寝ぼけたまま私の背中に乗ってきて、おんぶ状態でトイレに一緒に行くというのが我が家の恒例です。 ところが、先日アラームを聞いた途端にむくっと起 [...]

耳掃除

比較的よくあるお母さん方の疑問の一つに、耳掃除についてがあります。 耳垢は自然と外へ排出されることが多いため、原則耳掃除は不要です。 耳掃除で逆に耳垢を奥に押し込んでしまうこと、外耳道や鼓膜を傷つける危険性があることから [...]

スポーツその8 はるちゃん

大学のバレーボール部時代、後輩のマネージャーとして、はるちゃんという女の子が入ってくれました。 はるちゃんは大分出身で、今時都会では見つけられないような超が付くほど純粋な子でした(何かおっさんくさい表現だな)。 大阪に来 [...]

予防接種その3 同時接種

予防接種を受けるに当たり、二つの選択肢があります。 地道に一つづつ単独接種でいくか、一気に同時接種でいくか。 では、それぞれのメリットを見ていくこととしましょう。 ☆同時接種で進めていくメリット (1)接種した日から全て [...]

インフルエンザその3

要点をまとめると以下のようになります。 ①インフルエンザかどうかに関わらず、治療薬を使っているかに関わらず、ぐったりしていたり、意識がおかしい場合、痙攣がある場合はすぐに受診しましょう。 ②解熱剤で様子をみれそうなぐらい [...]

インフルエンザその2

次に、受診のタイミングについてのお話しをします。 「インフルエンザかも、と思ったらすぐに病院に行きましょう。」というCMを見たことがありますが、個人的には誤解を招きかねない内容と思います。 まず、熱が出てすぐに病院に来て [...]

インフルエンザその1

いよいよインフルエンザが流行するシーズンとなりました。 親御さんも保育園や幼稚園、学校の先生方も神経を尖らせる季節です。 今日はインフルエンザの特徴や対処法をできるだけ分かりやすくお話ししようと思います。 インフルエンザ [...]

実家のことその7 ヒーロー

私が小学校の頃、聖闘士星矢(セイントせいや)という漫画が男の子に大人気でした(お母さん方はあまり知らないかも)。 私も大好きで、兄達と一緒にアニメも毎週楽しみにしていました。 聖闘士星矢によると、人は誰しも「コスモ」と言 [...]

子育てその12 へその緒

昨日、私の次兄の元で、3人目の赤ちゃんが元気に産声をあげました。 私の両親からすれば8人目の孫ということになります。   思い返せば、長男がオギャーと産声を上げた時、私はその場におりました。 淀川キリスト教病院 [...]

ウイルス性胃腸炎その1 経過

嘔吐・下痢の子どもが増えてきました。 今日は「お腹の風邪」と呼ばれるウイルス性胃腸炎について説明したいと思います。 「お腹の風邪」すなわち「ウイルス性胃腸炎」の中には、ノロウイルスによるものもあれば、ロタウイルスによるも [...]

スポーツその7 歩ける幸せ

御存じの方も多いかと思いますが、私、テニスで右のアキレス腱をやってしまいました(断裂)。 あがったロブをバックステップを踏んでスマッシュしようとしたその時、バチンという大きな音とともに崩れ落ちてしまい、あえなく手術⇒ギブ [...]

免疫とアレルギーその3

最後に免疫とワクチンの関係についてお話しします。 今までの免疫の話を聞いていると、こんな疑問が沸いてきませんか? 感染症にかかると、それに対する免疫が高まるってことは、できるだけたくさん色々な感染症にかかった方が体が強く [...]

免疫とアレルギーその2

免疫はこのように様々な病気から私たちを守ってくれる有難い存在でありますが、実はアレルギーの原因になるのも何を隠そうこの免疫なのです。 土を耕し、川で魚を捕まえ、家畜を育てる生活をしていた頃の人間の免疫は、自然界の中に存在 [...]

免疫とアレルギーその1

風邪やワクチン、アレルギーを語る上で大切な「免疫」というものについて、大ざっぱにお話しをしてみたいと思います。 免疫とはすなわち、「病気から体を守る軍隊」であります。 オギャーと産声を上げた赤ちゃんの頃は、自分の軍隊はま [...]

1年目の区切り

1年前の今日、くぼこどもクリニックはこの場所でスタートを切りました。 目の前にいる子が自分の息子であったら、娘であったらどうするか。 ただその一点、それだけに重きを置いて考えることが小児科医に与えられた使命であると信じて [...]

大学時代のことその3 消防車

大学時代はとにかく時間があるというのが強み。 暇に任せてしょーもないことも色々しました。 以前にこのブログにも登場した監督とよく自転車でどこを目指すともなく繰り出していたのですが、ある時けたたましいサイレンとともに消防車 [...]

どうでもいいことその6 牛乳

大阪市立総合医療センター小児感染症科時代に、うちの科に勉強に来ていた、とある研修医の男の子のことをふと思い出しました。 医者になって間もないはずなのに、やけに小さい子の扱いに慣れていて、赤ちゃんの抱っこや、入院中の子にミ [...]

子育てその11 えびすさん

その家でだけ通用する独特の言い回し、というのがあるものです。 妻の家ではがんばって何かをする時の表現に「えっさえっさ」という言葉を使います。 「今日もえっさえっさ離乳食作ったわー。」 結婚当初は変なカンジと思っていたのに [...]

子育てその10 夏休み

年中さんの長男は幼稚園に通っているため、長い長い夏休みを満喫中。 春休みに続き、今回の休みもそれぞれの両親のところにお世話になっております。 長男が家にいる間はセミやバッタを捕まえに行ったり、プールに行ったり、一日一日を [...]

スポーツその5 ちゃんさん

私は大学時代、バレーボール部で汗を流しました。 3回生の時に、新入生として入ってきた子が今回の主役で、私達先輩は彼のことを「細川ちゃん」と呼んでかわいがっておりました。 そんなかわいらしい新入生だった細川ちゃんもあっと言 [...]

実家のことその6 男家系

私は3人男ばかりの末っ子ですが、うちだけでなく、母の代では親戚中、男の子が大豊作でした。 母方の祖父母にとって、私は10番目の孫であり、10番目の男の子というなかなかの暑苦しさです。 さらに私の後に生まれた、母の妹の子供 [...]

医者という仕事その2

医者を目指す子供たちへ。 見えること。 聞こえること。 歩けること。 息ができること。 医者になる第一歩はこんな当たり前のことが、当たり前でない人たちがいるのを知るということ。 一番大切なのは、患者さんを診たときに、自分 [...]

日常の落とし穴その4 充電中

激しくずり回るようになった次男(8か月)への対策に追われる今日この頃。 生後早期に、長男のおもちゃで口に入る大きさのものは全て回収スミ。(トイレットベーパーの芯を通る大きさのおもちゃが目安) 最近はコード類に興味を示し始 [...]

あも先生というお人その3

気が付けば3回目の登場のあも先生です。 あも先生はとにかく多忙です。 自分の担当の患者さんはもちろんのこと、他の科の先生に一度だけ相談を受けただけという患者さんのところへも、頻繁に足を運ぶため、優に人の倍くらいの仕事を抱 [...]

実家のことその5 お古

男3兄弟の末っ子であり、10番目の男の孫であった私のところには、みなさんの想像通り無数のお古が集まってきました。 服も自転車も何もかも。 小さい頃の写真を見ていると、年子だった兄二人はそれぞれの服を買ってもらっていて、お [...]

子育てその7 テレビ電話

コミュニケーションの手段にはいろいろなものがありますが、やはり顔を突き合わせて話す、というのに勝るものはないんだな、と実感した体験があります。 勤務医の頃、当直中の空いた時間に長男に電話をするのが恒例だったのですが、まだ [...]

実家のことその4 母

私の母は数学の教師をやっておりました。 教えるのが好きなようで、私のいとこなんかもよく教えてもらっていたようです。 しかし、思い返すと、私は一度たりとも母に数学を教えてもらったことがありません。 おそらく兄達も。 意外と [...]

スポーツその4 寝坊

大学時代、バレーボール部に入っていたのですが、とても怖いキャプテンがいた時代があります。 私は神戸市の岡本の実家から、吹田の大阪大学まで通っていたため、約1時間半の通学時間。 試合も差し迫ったある日曜日、携帯電話の着信で [...]

あも先生というお人その2

以前に書いた私の敬愛する「あも先生」ですが、様々なエピソードがあります。 私が市立池田病院の研修医の時に、あも先生が今まで指導した下級医で近くの病院にいる先生を一度大集合させて飲み会してみよう!と声高らかに突然叫ばれまし [...]

解熱剤の上手な使い方その2

一方で、解熱剤のマイナス面として、出るべき熱を下げるので、病気が長引くのでは?との疑問が沸いてきます。 色々な病気で、解熱剤を積極的に使ったグループは、解熱剤を使わなかったグループより少しだけ熱の期間が長引く、との研究結 [...]

解熱剤の上手な使い方その1

子どもは休みの日や夜に限ってよく熱を出すものです。 「解熱剤はできるだけ使ってはいけない!」という噂も聞いたことがあるし、何だか怖いもののように思っている親御さんもいるのではないかと思います。 このような誤解の一因として [...]

子育てその4 読書

父はそこそこの読書家だと思います。 小さい頃はよく父の横でコロンと寝転がって一緒に本を読んでいました。 決してたくさんの本を読んでいた訳ではありません。 「大どろぼう ホッツェンプロッツ」という本を来る日も来る日も、何度 [...]

貝塚との出会い

私の妻の一族の地元である貝塚。 妻の父は水間の椿原歯科の院長であり、妻の祖母もまだ健在で馬場の方で親戚たちと一緒に元気に暮らしています。 妻の祖父も昔、貝塚の開業医でしたが若くして亡くなったため、孫娘の旦那である私が貝塚 [...]

溶連菌

抗生剤をしっかり飲む必要がある感染症の代表格に溶連菌があります。 喉にくっつくありふれた細菌で、咳・鼻水はないのにその割に喉の強い痛みが目立つのが特徴です。 典型的な場合は喉を診ると炎が立ち上っているような強烈な赤さがあ [...]

日常の落とし穴

新年早々、我が家で事件が起こってしまいました。 洗濯終了のピーピー音が鳴って、洗濯機のふたを開けた妻が絶叫!! 多数の紙くずまみれになった洗濯物たち。 そう、世の中のお母さんたちが一度は経験する紙おむつごと洗濯機に放り込 [...]

謹賀新年

明けましておめでとうございます。 開業してから、あっっ という間に3か月がたちました。 よりよいクリニックを目指して今年もがんばっていきます!

予防接種その2 

我が家の次男も無事に生後2か月を超え、昨日、予防接種デビューしました。 私が自分の息子に行う予防接種のスケジュールは当然私が考える理想のものですが、みなさんの参考になればと思いここに記します。 まず、生後2か月を超えたら [...]

予防接種その1

「予防接種の副作用が恐いので受けません」 「その予防接種は安全ですか?」 など、お母さんとしては当然とも言える不安や疑問、持たれたことはないですか? 「予防接種を受ける」、というのは「飛行機に乗る」というのに近いイメージ [...]

医者という仕事その1

研修医の時に先輩医師から言われた言葉があります。 「お金をもらって、ありがとうと言ってもらえる職業はそれほど多くない。」 とても考えさせられる言葉でした。 医者はとにかく体力勝負。 夜診、当直、休日出勤。 特に勤務医はほ [...]

スポーツその3 スキー

スポーツ全般が好きな私はウィンタースポーツとしてスキーも楽しみます。 大学の頃も少なくとも年に1回はスキー旅行に行っておりました。 スキー部の合宿にも飛び入りで参加させてもらったこともあります。 研修医の時に金曜日の仕事 [...]

実家のことその3 父

私の父はもう喜寿を迎えましたが、非常に元気です。 神戸は岡本で母と二人で悠々と引退生活を満喫しています。 背筋がぴんと伸びて、どこへ行くのも歩いてスタスタ。 うちの実家は両親の方針で、車がなかったこともあり、大変な健脚家 [...]

「かぜ」を知ろうその4

以上が、赤ちゃん~3,4歳くらいまでのこどものかぜのイメージです。 4,5歳になってくると、いろいろな風邪の免疫ができてきて、かぜの時の鼻水の量が減ってくること、鼻がかめるようになることなどから、鼻水に押し負けるようなこ [...]

「かぜ」を知ろうその3

かぜは自分の力で治るものとは言いながら、大量にウイルスを含んだ鼻水に徐々に押されていき、いよいよ奥へと侵入を許してしまう場合もあります。 喉の奥へ侵入を許せば気管支炎や肺炎へ、鼻の奥に侵入すれば副鼻腔炎(蓄膿)へ、耳の奥 [...]

「かぜ」を知ろうその2

そんな無数にあるかぜのウイルスのひとつに「RSウイルス」があります。 珍しいウイルスでもなんでもなく、冬場にはその辺に大きい子や大人も含めてたくさんのRSウイルスのかぜがいます。 何回かかかっていくうちに症状が軽くなり、 [...]

「かぜ」を知ろうその1

小児科外来で最も多いかぜ。 たかがかぜ、されどかぜ。 この「かぜ」を知ろうのコーナーでは、あまり厳密な話や、まれな話は横においておいて、みなさんにぽわーんと何となくのイメージをつかんでもらうことを目標に書きたいと思います [...]

家族のことその1 次男誕生

10月6日、開業して本当に間もないこの日に我が家に新しい家族がやってきました。 初めてのお休み初日に生まれてきた親孝行な次男。 4年ぶりの小さな新生児に妻も最初は壊れ物を触るような扱いでしたが、みるみる母乳でムチムチba [...]

実家のことその2 兄弟2

3人兄弟の末っ子で育ったため、小さい頃から遊び相手に困ったことはありませんでした。 まだ幼稚園ぐらいの頃、3人でふざけて、確かふとんを積み上げて山のようにして遊んでいたのですが、調子に乗って部屋の電気を割ってしまいました [...]

スポーツその2 テニス合宿

淀川キリスト教病院の小児科にはテニスを楽しむドクターが多くて、毎年淡路島に一泊二日のテニス合宿がありました。 私は中学・高校とクラブでやっていたのですが、腕前はイマイチ。 それでも淀キリ時代は暇をみつけてスクールにも通っ [...]

あも先生というお人

医者になってからたくさんの先生方に指導をいただきましたが、そんな中で私が最も敬愛するのが、「あも先生」という先生です。 あも先生は、ナイスマダムに差し掛かるお年で、すでに超えらい先生。 本当は天羽先生なのですが、私はいつ [...]

子育てその1 滑舌

長男はもうすぐ4歳。 だいぶましになったとはいえまだまだ滑舌が悪く、上手に発音できないのに一生懸命しゃべっているのがかわいくて仕方ありません。 新幹線は「いんかんえん」、トウモロコシは「もうもろこひ」。 仮面ライダーのウ [...]

鼻水との戦い

小児科医は、いくら咳・鼻水がひどくて受診しても、胸の音がきれいで元気なら「とりあえず心配ない」、とお母さん達に言い放ちがちです。 実際に子育てをしてみれば、いくら心配なくてもこんなに毎晩せき込んで吐いているのに、どーした [...]

子育て最強の地域

私は小児科医として理想の地域を作ることを夢見て、開業しました。 その目指すところは、「かしこいお父さん、お母さん」を増やすということです。 ①予防接種率の向上。目指せ100%。 病院に来るのが予防接種だけ、という時代が来 [...]

大学時代のことその1 監督

私の大阪大学医学部時代の友人に、あだ名が「監督」という子がいます。 実は小学校も一緒だったのですが、その頃は全く接点がなく、大学に入ってから親しくなりました。 初めて会う人は必ず、「何で監督っていうの?」と聞いてきます( [...]

実家のことその1 兄弟

私は3人兄弟の末っ子です。 一番上の兄とは6歳、真ん中の兄とも4歳離れていて、小さい頃、自分としては対等にけんかなんかもしていたつもりでしたが、今思い返すと相当大人の対応をしてもらっていたんだろうなあ、と思います。 うち [...]

ブログ始めました。

せっかく素敵なホームページができたので、ブログを始めてみようと思い立ちました。 さらさらっと読み流せるような肩のこらない内容で。 子供の頃の思い出や、子育てでの悩み、ふと頭をよぎったどうでもいいことも。 では、お暇な方、 [...]