待合室の写真 2018年6月

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 関節リウマチの治療薬として生物学的製剤が登場し今年で16年が過ぎました。毎月の外来通院で寛解状態を維持できるリウマチ患者様が増えていることを実感しています。重症リウマチ患者様を主に診療し、テレビでも度々放映される東京のリウマチセンター(東京女子医大:山中教授)の施設でも70%以上の患者様が寛解含む低疾患活動状態を維持されています。経時的なグラフを添付します。これは生物学的製剤の恩恵に他なりません。しかしながら保険適応を受けているにも関わらず生物学的製剤は高額です。治療効果に期待しながらも、特に3割負担の若年世代の患者様は医療費の負担が問題になってきました。
 今月から、生物学的製剤エンブレルに相当する後発品(エタネルセプトBS)が保険適応され使用できるようになりました。この後発品は先発品エンブレルと比較して薬価が58%、注射薬剤の負担分については医療費が4割以上安くなります。治験段階から当院でも使用してきましたが、エンブレルと比較しても効果に遜色なく、副作用についても1年間の短期間ですが問題ありませんでしたので、今週から私の説明に承諾いただける患者様には後発品を処方しています。
 さて関西も早々と梅雨入りし不安定なお天気が続いています。待合室の壁写真は紫陽花(あじさい)で有名な京都宇治市の明星山、三室戸寺の紫陽花になりました。

題  名: 紫陽花
撮影場所: 京都府 宇治市 三室戸寺
撮影日: 2018/6/7

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待合室の写真 2018年5月

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 関節リウマチの患者様の多くが内服されているMTX(リウマトレックス、メトレート)は毎週決まった曜日に内服します。このような治療方法を「パルス療法」と言います。一時的に薬の血中濃度を上昇させることで効果が得られます。しかし内服する薬の量が一定でも、体内の循環血液量が減少(多汗や発熱、水分摂取不足による脱水状態)したり、腎臓の機能が低下し薬の体外への排泄が妨げられると、薬の血中濃度が想定外に上昇し、副作用が発現する危険性が増えます。MTXを内服されている患者様は、水分補給に気を配り、これからの暑くなる季節にも脱水症状を起こさないよう特に注意が必要です。
 さてクリニック待合室の壁写真は、高野山金剛峯寺に咲く石楠花(しゃくなげ)です。今月5月に入り気温25℃を超える夏日もありました。金剛三昧院の石楠花は天然記念物に指定されており、樹齢が450年になるものもあるそうです。

題 名:石楠花
撮影場所:和歌山県伊都郡 高野山金剛峯寺
撮影日: 2018/4/26

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待合室の写真 2018年3月

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 来週の3月19日(月)と20(火)は臨時休診とさせて戴きます。
 毎年3月には、私自身の健康管理のため定期検診を受けています。今まで幸い問題はなく、今年も平日休診で皆様にご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。
 さてクリニック待合室の壁写真は、冨士の麓に咲く梅の花です。桜の便りも届き始め、季節は既に春になりました。

題 名: 梅に冨士
撮影場所: 静岡県富士市 岩本山公園
撮影日: 2018/3/1

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待合室の写真 2018年1月 その2

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 これから来月以降にかけてリウマチの新しい治療薬が2つ登場します。
 まずはケブザラ®、IL-6を標的とした生物学的製剤です。12年前から使われているアクテムラ®と作用機序はほぼ同じですが構造は異なる新規開発のお薬です。アクテムラは患者様の体重に合わせて調整できる点滴と、病状に合わせて投与間隔を1週か2週に調整できる皮下注射がありますが、新しいケブザラは用量が2種類の皮下注射製剤のみになります。今までIL-6を直接抑制する生物学的製剤はアクテムラのみでしたので、新しい選択肢が増えました。
 もう一つはエタネルセプト®です。こちらは12年前から使われているエンブレル®と同じ構造を目指して製造され、このような生物学的製剤はバイオシミラーと呼ばれています。効果と安全性が先発薬品(この場合はエンブレル)と同等であることが臨床試験(治験と呼ばれます)で確認された後に厚生労働省が認可をします。リウマチは治療薬が進歩してから寛解状態(痛みや日常生活の支障が全くない状態)に診断後速やかに導入できるようになりました。しかしながら寛解状態を維持するためには治療薬を長期間継続する必要があります。特に医療費が高額になる生物学的製剤は、先発薬品と比較して薬価が2から3割程度安くなると言われるバイオシミラーの登場は歓迎できる話題であると思います。
 さて今年は1月から厳しい寒さが続き未だにその最中ですが、待合室の写真は、くにうみ神話の沼島との海峡を見渡す丘に咲く水仙になりました。

題 名: 海峡と水仙
撮影場所: 兵庫県 南あわじ市 灘黒岩水仙郷
撮影日: 2018/1/15

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待合室の写真 2018年1月 その1

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 最高気温が4℃と厳しい寒さが続いています。昨日(1/11)は朝からりんくうタウン地区も吹雪があり、歩道も薄らと雪化粧するまでになりました。インフルエンザや風邪も流行していますので、手洗いとうがい、外出時のマスク着用など気をつけてお過ごしください。
 明日は大学センター試験。私が大学受験の頃は「共通一次試験」と呼ばれていましたが、この季節は毎年寒さが厳しくなる印象があります。当時の私は心配性でしたので、「鉛筆が折れたら、消しゴムを落としたら、腕時計が止まったらどうしよう…。」などと考えて、今では懐かしい思い出です。受験生の皆さんには明日のお天気が穏やかになり、実力が発揮できることをお祈りします。
 さてクリニック待合室の壁写真は、「縁起が良い、福を呼ぶ。」とお正月に重宝される南天です。南天(なんてん)、難転(なんてん)=難を転じて福となす、の読み方が同じであることから、縁起の良い木として知られているそうです。

題 名: 福を呼ぶ
撮影場所: 京都市右京区 嵯峨野
撮影日: 2017/12/10

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新年明けましておめでとうございます。

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穏やかな新年を迎え、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
1月5日(金)から通常診療を始めます。

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待合室の写真 2017年11月 その2

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 今日で11月も終わり、明日からは師走に入ります。りんくうタウン地区の駐車場混雑は今週からはほぼ解消されています。
 さて、近畿圏の紅葉も既に終盤。クリニック待合室の写真は、奥びわ湖、鶏足寺の真っ赤な落ち紅葉です。

題 名: 紅葉絨毯
撮影場所: 滋賀県長浜市 鶏足寺
撮影日: 2017/11/21

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待合室の写真 2017年11月

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 今から4年前に初めてJAK阻害薬(ゼルヤンツ)がリウマチ薬として認可されました。生物学的製剤のような高分子タンパク質は、口から内服すると胃腸内で分解されてしまうので、静脈や皮下注射で直接血管内に取り入れる必要があります。一方、低分子の化学合成薬は口から入り、そのままの形で腸から吸収され血流を経て全身に廻ります。JAK阻害薬は後者の低分子化合物で経口内服薬の一つです。今年には2剤目となるオルミエントが認可され、来年には更に新しいJAK阻害薬が出てくるようです。
 JAK阻害薬の一番の特徴は今までのメトトレキサート(MTX)の効果が不十分な患者様にも効果が期待できることです。一方でこの薬は帯状疱疹などの感染症や腎機能の弱い患者様には注意が必要です。「最新=最善」ではありませんが、新しい治療の選択肢が増えることはリウマチ患者様にとって福音となるでしょう。
 さて、近畿圏の紅葉の名所は各々見頃を迎えているようです。クリニック待合室の写真は、高野龍神スカイラインの燃えるような紅葉です。

題 名: 紅葉一色
撮影場所: 和歌山県田辺市龍神村 護摩山スカイタワー
撮影日: 2017/11/2

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お車で来院される患者様へ

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 りんくうタウン地区の駐車場は、最近の利用者増加に伴い満車になることが多くなっています。当院が駐車料金の一部を負担している「NPC第3パーキング」は、りんくうタウン駅に直近のため、関西空港利用者や電車通勤利用者を含め平日の日中も混雑しています。
 上の地図(クリックで拡大します。)で「NPC第3パーキング」①以外に、りんくうタウン駅周辺の入庫台数に余裕のある駐車場を②~④にご案内します。但し当院からの駐車料金サービスはありませんのでご了承ください。お車をご利用の患者様にはご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

① NPC24Hりんくうタウン第3パーキング(提携駐車場)
100円/1時間。 診察時間に応じて2時間まで駐車サービス券をお渡ししていますが、満車で入庫できないことがありますのでご了承ください。

② NPC24Hトライアルりんくうタウン店パーキング
最初の1時間30分は無料。
その後追加料金200円/2時間。

③ シークル駐車場(クリニックまで歩く距離は①の次に近い。)
最初の1時間は無料。
その後追加料金100円/30分(平日) 100円/20分(土曜)。

④ りんくう総合医療センター駐車場
最初から100円/55分。


待合室の写真 2017年10月 その1

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 今日10月9日は体育の日、昨日から晴天に恵まれ運動会を楽しむ児童生徒の歓声が近くの学校の前を通ると聞こえます。私は今週木曜日にある泉佐野市薬剤師会の講演スライドの作成や資料準備をしています。
 先月からリウマチの関節破壊を抑制する皮下注射薬デノスマブ(商品名プラリア)が認可され使用できるようになりました。この注射薬は以前から既に多くの骨粗しょう症の患者様に使用されているものですが、関節リウマチ患者様を対象とした治験で、全身の骨粗しょう症だけで無く、リウマチの手や足の関節破壊の予防にも効果があると確認され今回の適応認可に至りました。当院で、この治験に参加された患者様でも有効性が確認されています。6ヶ月に1回の皮下注射が原則で、効果不十分な場合は3ヶ月ごとに実施します。腰椎や大腿骨などの体幹を支える骨が丈夫でも、リウマチの炎症が強く関節破壊が危惧される場合には、メソトレキサートや生物学的製剤で炎症を抑えるだけで無く、骨破壊を直接予防する新しい選択枝ができたことは朗報です。
 さてこれからは秋も深まり、紅葉の便りが北から順に届くと思われますが、クリニックの壁写真は一足早く、北海道旭岳の紅葉です。

題 名: 旭岳チングルマの紅葉
撮影場所: 北海道上川郡東川町勇駒別 旭岳
撮影日: 2017/9/11

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