病院でのリウマチバイオ通院事情

開院当初から当院はリウマチ専門クリニックとして、点滴の生物学的製剤を安全に効率よく使用するため、管理薬剤師と迅速血液検査器械を備えた外来化学療法室を整備運営してきました。今月から、関節リウマチ患者様にご利用いただいている点滴リクライニングチェアーを3台に増設し運用しています。

現在、関節リウマチでは7種類の生物学的製剤が治療に適用され、そのうち6種類には皮下注射製剤が用意されています。しかし効果を十分に得るために患者様の体重に応じた使用量や投与間隔を調整できる点滴製剤を敢えて選択することもあります。私も新しい皮下注射製剤が増えてきた2-3年前からは、点滴製剤は需要が少なくなるのではと考えていましたが、実際には点滴製剤でないと効果が得られない患者様も多いことが最近わかってきました。

大きい病院ではリウマチ以外の患者様にも外来化学療法室が広く利用されていますので、「外来予約が相当混雑し都合に合わせた受診が難しい。」というお悩みも他からよく耳にします。当院では土曜日の午前中を含む全ての診察時間帯で外来化学療法室を運用しています。また点滴開始前には貧血、肝機能、腎機能、炎症に異常が無いか、院内迅速検査で結果を当日に確認しますので安心です。「バイオで寛解状態を維持しているけれど、通院事情に無理があり不便だ。」と感じられる方は、他病院に通院中でも、今の主治医の先生に一度ご相談されてみては如何でしょうか?近畿地区のリウマチ専門医の先生であれば、私と今までのお付き合いが深い先生かも知れません。

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