関節リウマチを含む自己免疫疾患の患者様とのアートプロジェクト

関節リウマチは、骨や関節の破壊が進行する自己免疫疾患です。1999年以降メトトレキサート(MTX)、その後2003年からは生物学製剤が日本でも保険適応になり、早期診断・早期治療開始で関節機能の障害が進行する患者様は少なくなっています。しかし20年、30年以上前に発症され、関節リウマチと闘いながら1999年を迎えた患者様の中には、関節手術を受けた後にも機能障害で日常生活の制限に苦労されている患者様が多いことも事実です。
 私が小学生の頃、昭和50年にアニメ「フランダースの犬」が放映されていました。悲劇の結末ですが、ネロ少年が最後まで一目見たいと憧れていた、ベルギーのアントウェルペン聖母マリア大聖堂にある祭壇画はルーベンスの作品です。ルーベンスは1577年生まれ、外交官でもありながら素晴らしい画家としての才能を持ち合わせた人物でしたが、関節リウマチを患っていました。その作品にはリウマチに特徴的な手指の変形を持った人物がしばしば登場します。当時はアスピリン(1899年)やステロイド(1948年)も無い時代でしたから関節の機能障害も進行が早かったものと想像されます。その中であれだけの大作を手がけていたのですから、その才能以上に気力の凄さに恐れ入ります。
 さて先月から5月末まで、生物学製剤ヒュミラを国内販売しているアッヴィ社とエーザイ社が共同で、関節リウマチを含む「自己免疫疾患の患者様を対象としたアートプロジェクト」を実施しています。ご興味のある方は一度確認してみてください。
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