月別アーカイブ: 2016年9月

待合室の写真 2016年9月 その2

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 先日、関節リウマチの代表的な治療薬メソトレキサート(メトレート®リウマトレックス®)の学会ガイドラインが5年ぶりに更新されました。今回はその内容に大きな変化はありません。当院でもリウマチ患者様の約8割の方が内服を継続されているお薬です。
 毎週1-2日の間に集中的に内服することが特徴で、一時的に血中濃度を急上昇させて効果を出すお薬なので、循環血液量が少ない時に内服すると通常よりも血中濃度が高くなりすぎる可能性があります。特に体重の少ない小柄な方は、脱水状態で内服しないように注意が必要です。ご自身で脱水傾向にあるかどうかを簡単に見分ける方法は尿の色(濃さ)を見ることです。脱水傾向になると尿の色は濃い黄色から茶色になります。十分水分が取れていれば無色に近くなります。一頃の猛暑は過ぎましたが、これからも脱水傾向に気づかないことがありますので注意していただきたいと思います。
 さてクリニック待合室の壁写真は、「酔芙蓉の寺」として知られる大乗寺で撮影されました。

題 名:芙蓉の花
撮影場所:京都市山科区 大乗寺
撮影日時:2016/9/16
撮影者:橋本禎夫

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本薬師寺跡(奈良県橿原市)を先週末に訪ねました。

先週末に奈良県橿原市の本薬師寺跡(もとやくしじあと)を訪ねました。あの有名な薬師寺が平城遷都される前身にあたるお寺だったそうです。今はホテイアオイが美しく咲き誇り、私も手持ちのスマホを使い少しだけ写真を撮ってみました。待合室の写真とは比較にもなりませんが。花以外にもタニシやオタマジャクシ、虫を食べるトンボなどなど、幼少時の情景が思い出され楽しい週末を過ごしました。茎や葉に付いた紅色の卵はタニシらしいです。

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待合室の写真 2016年 9月 その1

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 雨の日を挟みながら暑さも徐々に和らいできた感のある今日この頃です。
 当院には医師(私)1名と看護師3名、レントゲン技師1名、薬剤師1名に医療事務員3名が常勤しています。職員9名の小さなクリニックですが、診察時間内には原則全員が勤務していますので、これからも気軽にお声がけ戴ければと思います。
 そのような職員が全員出席する院内勉強会を開院以来毎月続けています。主なテーマは関節リウマチの治療薬についてです。実際お薬を使う患者様に関わるためには看護師と薬剤師のみではなく、レントゲン技師や医療事務員もお薬の知識を十分に共有する必要があります。決して難しい学術的な話ではなく、リウマチ薬の種類によって必要な検査にはそれぞれ異なる理由があることなど医療スタッフ各自の立場から理解が深まる勉強会になるように心掛けています。
 さてクリニック待合室の壁写真は、季節を少し先取りして昨年のコスモスを再び引き出してきました。

題名: 高原に咲くコスモス
撮影場所: 黒姫高原
撮影日: 2015/9/27
撮影者: 橋本禎夫

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