本日のエビデンス①

いちおか泌尿器科クリニックは小さな診療所ではありますが、診療は世界標準であらねばならぬと思っておりまして、日頃より情報のアップデートを心がけています。海外の学会から毎月論文雑誌が送られてくるのですが、それらを日々せっせと読みこなすわけです。

本日は皆さんにも興味を持って頂けるような最新論文を一つ、ご紹介しましょう。今後も定期的にご紹介するコーナーにできたらいいな(いつまで続くかな?)

Fertility and Sterility 2016 Mar, 105(3):629-36
Increased risk of incident chronic medical conditions in infertile men: analysis of United States claims data.
「慢性的な病気を持っていると、男性不妊症になる確率が上がる」というアメリカからの報告です。

3万5000人以上のデータベースを検討したところ、
糖尿病 1.3倍
虚血性心疾患 1.48倍
アルコール中毒 1.48倍
薬物中毒 1.67倍
男性不妊症になるリスクが上昇するそうです。

実際、毎日患者さんを見ている中で、男性不妊症の患者さんにはいわゆる慢性病をかかえておられる方が多いように思われます。皆さん、とりあえず、院長と一緒にダイエットしましょう!