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院内で英会話教室を開講しました!

どういうわけか、当院には外国の方がよくお越しになります。京都は観光都市でもあり学術都市でもありますので、観光で京都にお越しになって病気になられた方や、留学生や研究者の方が来られたりします。おそらくホテルの方が、「あそこに行ったら何とかなる」とか言って下さっているのでしょうね。

外国の方が来た!と慌てているようでは、世界標準をうたっている当院としては恥ずかしい限り。そこで、当院に外国人講師の方をお呼びして、スタッフ向けに院内英会話教室を開講することにしました!

IMG_1862私の肝いりでスタートしたこの企画(だからか?)、スタッフは全員参加しています。でも、みんな楽しそうにしていますよ。今週からは上級者向けコースも開講の予定で、とうとう私も参加することになってしまいました。。。

今まではいつ行っても受付は開いているクリニックだったのですが、研修中は受付も閉じることにしました。火曜日と木曜日の午後に行っています。ご迷惑をおかけします。

しかしながら、英語が話せる方でしたら何とかなるのですが、日本語も英語も話せない方が来られたりすると、相変わらずテンヤワンヤになるのですが。。。そんな人はいないだろう、と思うでしょ?意外といるんですよこれが!敬意をこめて、チャレンジャーと呼んでいます。


手術見学の先生方が来院!

先日、学会で講演した時のご縁で、手術見学の先生方が当院に来て下さいました。

まずは藤末先生。藤末先生は大阪医大出身の新進気鋭の若手の先生です。私は以前よりよく知っておりましたが、もうすぐ開業されるとのことで、このたび手術の見学に来て下さいました。
すっかり話し込んでしまい記念写真を取り忘れたので、顔出しはナシです。
ゴメンね!藤末先生。まあ、お近くですのでまた飲みに行きましょう。

その翌週、桐友クリニック新松戸の塚本先生と看護師さん達が、千葉県よりはるばるお越し頂きました。ありがとうございます。
この日は精索静脈瘤手術2件、TESE1件を見学されました。
夜は増田先生、寺田先生を加えて祇園にくり出し、生殖医療談議に花が咲きました。

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さて、精索静脈瘤の手術を日帰りで、無痛で安全に行うためには少々のコツが必要です。この手術方法が全国に広まって、手術を受けてもらえる患者さんが増えて、精子が増え、子供が増え、日本の人口が増えたらいいなーと、本気で考えています。
手術方法は教えましたからには、必ずや各地で実践していただけると信じています。藤末先生、塚本先生、お願いしますね!


「医療法人いちおか泌尿器科クリニック」に生まれ変わりました!

11月1日に医療法人になりました。と言いましても、院長は今まで通りのタヌキ顔ですし、スタッフも全く変わりません。場所も建物も変わりませんし、やっていることも変化ナシ。患者さんにとっては何も変わりないのですが、名前だけ「医療法人」になりました。

巷によくある「医療法人○○会」みたいな名前を考えようということになりました。昔、「医療法人こぐま会」という小児科があって、くまさんマークが可愛くて、「小児科らしくて、いいなあ」と感心していました。それにならい、今回は是非とも「医療法人タヌキ会」にしようと密かに企んでいたのですが、キツネ顔の事務長に泣いて止められ、やむなく「医療法人」を付けただけのオーソドックスな名前に落ち着きました。

名前はオーソドックスですが、やっている内容は一流であり続けるよう、これからも精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。


コラボ!コラボ!コラボ!

昔々、開業当初によく読んだ、巷によくある経営指南本に「コラボ!コラボ!コラボ!」という章があり、曰く、「他の会社とコラボレーションすると、新しいし、楽しいよ」的なことが書いてありました。
真に受けた私は、コラボすることが大好きです。異業種コラボレーションではありませんが、他の病院、クリニック様との共同治療には積極的に取り組んでいます。

不妊治療の分野では、女性側の病院、クリニックとの連携はたいへん重要です。当院でも足立病院生殖内分泌医療センター、醍醐渡辺クリニック、田村秀子婦人科医院、竹林ウィメンズクリニック、身原病院、たかこレディースクリニックをはじめ、たくさんの病院、クリニック様と共同治療に当たっています。(名前を書ききれなかった皆様、ごめんなさい)

近年は他の分野でもコラボしており、昨年は女性の子宮脱、膀胱脱に対する新しい手術の技術指導のため、久しぶりに京大病院に行って来ました。最近も、同じ手術の技術指導のため、洛和会音羽病院に伺いました。これを機会に、新しい手術技術が広まればいいですね。

手術といえば、当院で行っている日帰り精索静脈瘤手術(顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術)の見学に、藍野病院泌尿器科の増田先生が来院され、手術をご一緒しました。

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小さい傷で、なおかつ入院を必要としない日帰り手術を安全に行うためには、特別な方法と技術が必要です。京都大学では代々受け継がれてきた方法ですが、一般的にはまだまだ広まっているとは言えず、全国的にも当院を除いては1-2の病院でしか行われておりません。患者さんにとってもメリットの多い手術法ですので、もっと広く行われるようになればいいと思っています。見学希望の方は、気軽にお声がけ下さいね。


学会発表

さてさて、しばらくブログの更新をしておりませんでしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

私は、学会参加で忙しくしておりました。

4月19日に金沢で行われました、日本泌尿器科学会総会という学会に日帰りで参加してまいりました。

今、話題の金沢ですが、行楽日和とあってすごい人!

帰りのサンダーバードの予約が2時間先しか取れず、中途半端に駅で待つことになってしまいました。散策した金沢駅ですが、モダンな建物に変わっていましたね。

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学会の内容ですが、「明日の泌尿器科を担う、若手研究者のワークショップ」で発表された根来先生の発表が、ダントツ圧巻の内容でした。明日の世界を担う素晴らしい研究に、会場がどよめいておりました。

翌週の4月26日には横浜にて行われました、生殖医療の国際学会に参加、発表もして参りました。

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発表タイトルは「​varicocelectomy for infertile men with azoospermia and severe oligoasthenozoospermia」、精索静脈瘤の手術は、精子が通常よりも少なくなっている乏精子症に有効であることはよく知られているけれども、無精子症やほとんど無精子症のような重症の患者さんにも意外と有効なのですよ、という内容でした。

学会終了後、男性不妊症に関わる先生方との懇親会に参加して、生殖談義に花を咲かせました。

男性不妊症を専門とする生殖医療専門医は全国に数十人、京都では私だけです。男性不妊症の専門医は学会でも少数派なので、ほとんどが顔なじみ、知っている人です。いつものメンバーと飲んでいると、学会発表とは違った「ホンネ」が聞けるのが魅力ですね。今回も素晴らしい裏話を入手してまいりました。

新しい話題に触れ、優秀な研究発表に接すると、負けていられないと鼓舞され、やる気が出ます。これを明日への活力にして頑張りたいと思います!


ああ我が母校、京大泌尿器科

今日は私の母校、京大泌尿器科について書いてみようと思います。

京大泌尿器科、正式には「京都大学大学院医学研究科器官外科学泌尿器病態学講座」という長すぎる名前です。

教授が小川修先生、弱冠40歳にて京大医学部泌尿器科のトップになられたスーパーエリート、今や400名を超える医局員とその家族の命運を一手に担い、日本全国の海千山千の泌尿器科教授連中を束ね、泌尿器科といえば京大と言われる一大帝国の重責を背負っておられる方であります。ゴルフはシングルプレーヤー、スキーは1級ホルダー、麻雀ではデカい手しか狙わないなど、天は二物を与えずという物理法則に完全に反して存在する、マンガのような方です。

仕事に厳しく妥協を許さない風習は小川教授に由来し、京都大学の他の科にも類を見ない程の厳しさと言われております。ディスカッションに長けている内科の同期をして、泌尿器科のカンファレンスの帰りに「あの厳しさは一体なんなの?」を言わしめます。スタッフとして入局する際には「Welcome to the hell (地獄にようこそ)」と歓迎され、実際に地獄を見るそうなのですが、地獄の門をくぐり抜けた後には、技術と経験において比肩する者はない程の成長を遂げると言われます。

現在当院には、その地獄の釜に所属しておられる先生方の中でも、とびきり優秀な先生方が来てくださっています。

泣く子も黙る病棟医長であらせられます松井喜之先生をはじめ、ネイチャーホルダーの根来宏光先生、北悠希先生、佐野剛視先生に加え、4月より新しい先生方をお迎えすることになりました。

4月以降の毎週木曜日の夜診は、以下の先生方の担当になります。

松井喜之先生(京都大学医学部講師、京大病院泌尿器科病棟医長)

山崎俊成先生(泌尿器科医局長)

小林先生

寺田直樹先生

岡田能幸先生

新たな布陣で4月を迎えます。とりわけ優秀な先生方を派遣して下さいました小川修教授にこの場を借りてお礼申し上げますとともに、これからもよろしくお願い申し上げたいと思います。


北先生をご紹介いたします

当院では、毎週土曜日、京都大学から男性不妊症の専門の先生方が応援に来てくれています。

今日は北 悠希(きた ゆうき)先生をご紹介いたします。

では、北先生、どうぞー。IMG_1508

 北先生は、普段は京都大学大学院で研究をしておられる偉い先生です。

私と同じ中学・高校・大学に進学され、さらには大学医局・研修病院・大学院までも私とそっくりそのまま同じキャリアをたどっておられる頼もしい後輩ですが、顔が濃すぎるところが私と異なります。北先生2

濃すぎですね!                                      

冗談はさておき優秀な先生ですので、タヌキ顔の院長はどうも苦手という方は指名してみて下さいね。


今年の目標

  1月も中旬になってしまいました。皆様、寒中お見舞い申し上げます。いちおか泌尿器科クリニックを今年もよろしくお願いいたします。

  毎年、新年には「今年の目標」なるものを立てています。今年の目標は「積極的な学術活動」としたいと思います。新年初回のブログ更新ですので、やや硬い話になりますことをお許しください。

  我々医療者には、3つの役割があります。第一は「臨床」、患者さんの診断をして治療を行うことです。第二が「教育」、若い医師や医療者に知識と経験を伝えることです。我々のような外科医にとって最も大切である手術のノウハウというのは、口伝によりこっそりと伝えられていくものです。ですから、若手の先生と一緒に手術を行うことは大変重要な意味を持っています。当院においては京都大学の若手医師が手術に立ち会う制度を設けており、教育の場としての役割を担っています。

  第三の役割が「研究」です。現在の医学ではいまだによくわかっていないことが数多くあります。これらを解明するための研究には、患者さんから直接得られた知見から治療法を考える「臨床研究」や、実験を通じて病気の原因を解明する「基礎研究」があります。これまで、当院ではこの研究分野が手薄であったと思います。

  そこで当院では、開院以降に当院で行われた日帰り顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術のデータを集計・解析し、その結果を昨年12月に開催された日本生殖医学会総会で発表を致しました。これを皮切りに、今年は積極的に学術活動を行っていく予定です。

  まず、「臨床研究」部門では、3月のヨーロッパ泌尿器科学会において、抗がん剤治療前後の男性不妊症治療に関する当院の取り組みが認められ、発表することが決定しております。

  次に「基礎研究」部門では、原因不明の非閉塞性無精子症の病態解明を目指し、当院・京都大学・同志社大学の三者で共同研究プロジェクトを立ち上げました。先日キックオフミーティングが開催され、いよいよ本格的にスタートを切りました。

 いちおか泌尿器科クリニックでは、臨床・教育・研究活動を通して医学の発展に寄与し、皆様によりよい医療を提供していきたいと考えています。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

 


もうすぐクリスマス!

早いもので、今年も残り1カ月を切りました。

街中はすっかりクリスマス色に染められていますね。

当クリニックでも、毎年恒例となったクリスマスツリー☆

スタッフみんなで飾りつけをしました。

ひとつのものを作り上げる共同作業、こういうのも楽しい時間です。

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このクリスマスツリー、超特大なので、シンフォニア御池1階のエレベーターホールに設置しています。

忙しい師走ですが、心に輝きと彩りを感じて頂けたら嬉しいです。

みなさんに、素敵なクリスマスが訪れますように・・・☆

メリークリスマス

 

年内は27日午前中までオープンしています。

 


4月で開院4年目

当院は4月で開院4年目を迎えました。

多くの方に支えられて、これまでやってこれました。ありがとうございます。

これからも皆様の期待を裏切らないよう、精進してまいります。

当院では手術治療を積極的に行っていますが、昨年度は総数200例を超えていました。特に精索静脈瘤の手術は多く、最近は東京、福岡などかなり遠方からお越しの方が増えています。日帰り手術で、かつ症例数が多いので、選ばれるようです。また、これはなぜかわかりませんが、医師の方が多いですね。同業者の手術は、かつてはやや緊張していたものですが、最近はすっかり慣れてしまいました。医師に執刀医として認めてもらえるのは、外科医にとっては光栄なことでもあります。

 手術をする方も受ける方も、手術についての心配事の一つに合併症があります。幸いなことに、重篤な合併症を起こした方は昨年もいませんでした。無用のトラブルが起きないように細心の注意を払っていますが、これからも油断することなく続けていくことにいたします。

 土曜日の手術には京大病院泌尿器科の先生が来ています。私やベテランの先生だけで手術をしていても若手の先生が育ちません。せっかく当院には多くの患者さんが集まって下さっていることでもありますので、昨年より、京大の若手の先生にも手術に参加してもらえる教育システムをとっています。

 4年目も皆様に信頼していただけるクリニック運営に努めてまいります。よろしくお願いいたします。