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一般名処方とジェネリック医薬品

もうゴールデンウイークも終わり暖かい日も続いていますが、まだインフルエンザのB型がここ京都市山科区の地域や学校によっては流行っているところがみられます。まだまだ油断せずに手洗いやうがいを、マスクの着用が必要と思われます。
B型インフルエンザの場合は、A型ほど高熱がでませんし、自覚症状も軽いので治療のリミットである48時間がたってから受診される患者さんが多くみられます。イナビル、リレンザ、タミフルなどの抗ウイルス剤が48時間経つと効果が発揮されず、治るのに一週間以上かかる場合がみられます。十分に注意してください。
ところで、 今名前のでたインフルエンザで使われるイナビルなど名称は、先発品の銘柄名ですが、この四月から後発医薬品(ジェネリック)を推進する為に厚生労働省が一般名処方を推奨する指導を始めました。
ですから院内でお薬をもらわれている患者さんは、関係ありませんが、院外処方箋で、薬局でもらわれる方は処方箋に今までと違う名前のお薬が書かれていて戸惑うことと思われます。
 これは、いままでのお薬がもらえないのではなく、薬局でその時に詳しい説明があると思いますが、今までと同じ先発品のお薬ももらえますし、後発品(ジェネリック)に変えて欲しかった方は医院や病院で言わなくても薬局で変更することができるのです。ですから、遠慮せずに好きなお薬を希望してもらっていただければと思います。