今年、京都でのスギ花粉飛散開始時期は、例年よりも早い予想が出ています。
私(院長)も花粉症なのでユーウツな時期が始まりました。
最近は、通年型鼻炎で、結構年中鼻水グズグズする状態で、タリオン(ベポタスチン)を継続服用しているので、それを続けようと思います。
花粉症の症状が出だすころ、軽いうちに抗アレルギー剤を飲み始めることを、「花粉症初期治療」といい、症状がひどくなってから抑えるよりも、楽に過ごせると言われています。
今では、薬局で売薬として、アレグラ、アレジオン、クラリチン、タリオンなど、処方薬と全く同じ成分の薬を買うことが出来るようになりました。
そのような時代で、花粉症でわざわざクリニックにかかるメリットはあるのでしょうか?
私は、4つのメリットがあると考えています。
1)早く効いたり、眠気の少ない、改良された薬で治療をうけられる。
ビラノア、デザレックス、ルパフィンなどは、まだ市販されていません。
2)アレグラ、タリオンなどには、「オートジェネリック薬」という、先発品と100%同一成分のジェネリック薬があり、治療費の負担を軽くすることが出来る。
実際、市販薬を2、3ヵ月分購入すると結構な金額になると思います。
3)症状悪化時、オノン(プランルカスト)、シングレア、キプレス(モンテルカスト)など、これまた市販薬にはない薬を併用でき、症状改善することができる。
注)これらの薬剤は、コロナの流行に伴い流通在庫が日本中で枯渇しているので一度に長期間の処方が出来ない状況です。
4)「まつもとクリニック」では予約診療をしているので、待ち時間が比較的に短い。
花粉の本格シーズン前に初期治療を始めることをおすすめします。
平日午前午後は、予約の空きコマあります。
平日午後6時以降と、土曜は例によって詰まっているので、診察ご希望の方は早めにお電話ください。