京都でひらかれた日本東洋医学会総会(京都国際会館6/29〜7/1)にいってまいりました。
医師、薬剤師、鍼灸師など多種多様な職種がそれぞれの立場で、それぞれの側面からいろいろなお話をされて、医師とは違った視点からのアプローチがなされており、非常に勉強になりました。
そして内科、外科、泌尿器科、婦人科、小児科、皮膚科、眼科、整形外科、脳外科、精神科などほぼ全科目の先生がおられ、科目の垣根を越えた幅のひろい診療が可能である漢方の魅力に改めて魅了されました。
ポスター発表では学生のおもしろい発表もあり、ひさしぶりに新鮮な気持ちになり、初心わするるべからずといった思いになりました。
究極の経験医学である漢方治療に、ひとつひとつ薬理学的エビデンスがふえていきつつあり、日々の診療にも自信をもって患者さんにお勧めできるものがふえてきております。
この機会で学び得たものを日常の診療に還元していきたいと考えます。