東北大震災 3.11

未曾有の巨大地震が東北地方を襲い、大津波そして原発事故という三重苦が現実のものとして 我々の前に立ちはだかっています。メディアで伝えられる悲惨な状況に接するにつれ、何も出来ない無気力を感じるばかりです。また何とも表現しにくい不安感 が心の中にあり、気持ちが重苦しくなる日々です。特に阪神大震災を体験している神戸の人間の身体は、あの十数年前の苦しさをまざまざと思い出されてきま す。本当に大自然の前には人間の存在など全く無力です。
これまで我々人間は文明を創りだしていき、自然を征服しているという錯覚をもってきたように思われます。今一度、考え直し前向きに進んでいくことが大切だと思います。
次の文章は当院スタッフが今回あらためて感じたことを書き記したものであります。

「突然起こった東日本大震災の報道は、1997年1月17日の阪神淡路大震災を思い出さずにはいられません。大津波の報道はとても衝撃的で、恐怖感と共に涙がこぼれてきました。原発の恐怖、くり返す余震、日常の寒さは私たちの想像を超えることでしょう。
阪神淡路大震災当時、明日への希望を失いかけたとき、被災したものどうし励まし支えあい、日本全国・世界の多くの国々からの支援を頂きました。」

「阪神淡路大震災で、私の主人の実家は全壊しました。当日は、親戚一同で旅行に出かけていた為、幸い、負傷した者はおりませんでしたが、一瞬にして家を 失った絶望感は、私には想像すらできませんでした。その後は再生に向けて、ただ、がむしゃらに頑張るしかなかったと聞いています。今回の東日本大震災は、 津波の被害が大きかった分、復興までには、どれほどの時間、労力がかかることでしょう。関西にいる私たちには些細な事しかお手伝いできないですが、被害に 遭われた方たちが、一日も早く笑顔を取り戻される日を願っております。」