講演会に行ってきました 10月11日

予防接種の講演会に出かけてきました。演者の先生は川崎医科大学小児科の中野貴司教授です。たいへん意義深く面白い話でした。ほんの一部分だけを御紹介したいと思います。

どうしてワクチンをうつのでしょうか?病原体によって起こる病気「感染症」にかかることを防ぐためです。世界で年間150万人の小児がワクチンで予防できる疾患によって死亡していると推計されています。生後2か月齢から予防接種を開始するのが理想的です。「○ヶ月から△ケ月までの間に接種する」ではなく、「○ヶ月になったら接種する」が予防接種の基本です。昨年から広く実施されるようになったHibワクチンおよび肺炎球菌ワクチンによってHib髄膜炎と肺炎球菌髄膜炎の発症率は、それぞれ57.1%、25.0%の減少がみられました。

以上のようなお話でしたが改めて予防接種の意義を強く認識しました。
さて神戸市においては10月8日からインフルエンザの予防接種が開始されました。1歳以上13歳未満の方は間隔を2~4週あけての2回の接種が必要です(3~4週が望ましいとされています)。13歳以上の方では、接種は1回となっています。インフルエンザと他のワクチンとの同時接種はもちろん可能です。特に65歳以上の人についてはインフルエンザと肺炎球菌ワクチンの同時接種を考慮すべきです。両者の同時接種は、高齢者肺炎を減少させることが知られているのです。
当院では金曜日の午後に隔週で予防接種の時間を設けております。こちらは予約制となっています。詳しくは御電話などでお問い合わせ下さい。
 

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