厄神様 1月21日

この季節になりますと「厄神様に御参りましょう」と、各地の厄神様に多くの人々が参詣をしています。
少し調べてみますと厄神様には2つのタイプがある様に思いました。

ひとつは病気などの災難をもたらす神様、それといまひとつは災難を避けてくれる神様、この二つです。
いうまでもなく全員の人が後者の厄神様にお詣いりしているのは、いうまでもありません。
しかし昔の人は前者の厄神様を崇め、これを疫病神として畏敬の念をもっていたと考えられます。

古文書をみると疫病神が人にとり付いて病気を引き起こしていると考えた様子がうかがえます。
昔の人にとっては病気の源が疫病神と考えたことはよく理解ができます。
平清盛は高熱による病気に苦しみましたが、ひたすらに神仏に祈るしか術はありませんでした(図1)。

時代が移り現代では病気がある程度制御できるようになりました。
我々はもう災難をもたらす厄神を忘れ、災難を避けてくれる厄神様だけをお詣いりしています。

しかし病気はいつ襲ってくるかわかりません。
日頃から身体に留意し、また厄神さんにお詣いりして祈願と感謝することもよいでしょう。

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平清盛火焼病(ひのやまい)の図
錦絵 医学民俗志より引用させていただきました