医者の不養生 1月27日

医者の不養生とはよく知られた言葉・慣用句です。実は昨年の年末に二日ほど体調を崩し、医者の不養生といわれる状況になりました。といっても単なる軽い胃腸風邪の類であり、もちろん直ぐに全快しました(それにしても年末から現在に至っても胃腸風邪の患者さんの多いこと!)。

それでもブログ記事の作成・掲載も年末年始は一時中断の状態になってしまいました。もっとも時節を読み込んだ二、三のブログ記事を書き綴ってはいました。しかし季節の移ろいは早く、時期外れの文章となってしまいボツとせざるを得ませんでした。

というわけで気を取り直してのブログ再開とさせていただきます。今回は冒頭に書いた「医者の不養生」についてです。この言葉を創作した人は平賀源内(写真1)という江戸時代の人物とされています。源内といえば静電気で電気をおこす「エレキトル」を作ったこと(写真2)、また夏バテ防止のために「土用の丑の日にウナギを食べる」風習を提唱したこと(写真3)、この二つ(特に後者)で大変に有名な人です。源内のおかげで我々は夏にウナギを食べる習慣が身についているのです。

また源内は蘭学者、医者、戯作者・・・・でもあり、現代風にいえばいわゆるマルチ人間ということになるでしょう。風流志道軒伝という滑稽本を著し、当時の世相を風刺しております。この著作の中で彼は「医者の不養生、坊主の不信心」と書いています。医者に限らず、専門家とされる者は、かえって逆のことをしがちであるということでしょう(故事ことわざ辞典 http://kotowaza-allguide.com/info/index.html)。

年頭(少々遅いですが)に当たり、源内の言葉をかみしめ健康に注意することを心に留めました。

写真1
写真1 平賀源内慶応義塾大学図書館収蔵
ウイキペディアから引用

写真2
写真2  東京都江東区
ウイキペディアから引用

写真3
写真3 TOSPAオンラインショップ
楽天市場店から引用