日本小児科学会に参加 4月18日

急遽思いたって名古屋で開催されている第117回の日本小児科学会学術総会に参加してきました。直前の前日まで参加する意思はなかったのですが、急に行くことにしました。

というのも毎日受診していただいている患者さんを診療するだけでも心身の疲労があるのに、日曜日も休まずに勉学することは正直大変と思い躊躇していたわけです。しかし学会誌でプログラムをみているうちに魅力的な教育講話、シンポジウムに惹かれ、やはり参加しようと突然、新幹線に乗り、日帰りで出掛けてきました。

初めてJR金山駅の駅に降り(写真1)、シャトルバスに乗って会場の名古屋国際会議場に着きました。

前もって聴きたい講演を選んでいたのですが、ここにひとつの大きな誤算をしていました。それは「大規模な全国学会では参会者が多いということを忘れていた」というものです。大型学会の参加は何しろ久し振りのため、あの熱気・雰囲気を体が忘れていたわけです。会場を間違えそうになったり、満員の人に圧倒されたり、色々とうろたえてしまいました。そういえばシャトルバスも満員で積み残しの人が出ていました。また講演会場は立ち見の人で溢れ、入場整理券が必要なセミナーの券は入手困難でありました。

このような状況なので自治医大の耳鼻科教授・飯野ゆき子先生の席がないため、お話は立って聴くこととなりました。小児科医に必要な耳鼻科の知識についての講演でしたが内容が素晴らしく、全く疲れは感じませんでした。特に滲出性中耳炎、真珠腫、子どもの難聴については理解が深まり、大きな収穫を得ました。

国立成育医療研究センター・平岩幹男先生の乳児検診についての話も絶妙でした。私自身、乳幼児検診で色々と迷うことがよくあります。それが先生の話により解決の糸口が得られたように思いました。検診は一期一会の出会いであること、発達障害は早期発見=早期対応ではないこと、検診はいつも笑顔で終わること…等々、参考になることが多くありました。また平岩先生も検診で子どもの難聴に注意する必要性に触れられ、滲出性中耳炎、真珠腫が原因となるという飯野先生の話とも相まってよく理解ができました。

この他も2、3の講演を聴いて回り、さらにまた医療器具の展示会、医学書の展示もみて色々と有意義な情報と接することができました。

帰宅してから学んできたことを複習し、講演者の個人ホームページをみたりしました。すぐにも明日からの日常診療に学んだことが役立つように努力を重ねました。

最後に余談ながらランチオンセミナーのお弁当(写真2)、おやつの名古屋名物・小倉トースト(写真3)はどちらも美味でありました。

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写真1 初めて降り立ったJR金山駅

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写真2 ランチオン・セミナーの昼食弁当

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写真3 名古屋独特の小倉トースト