小旅行 4月21日

人は誰でも毎日それなりに仕事をしていると次第に疲労が蓄積し、知らないうちに能率も下がってきてしまいます。こういう時には日常性を否定し、リフレッシュをする必要があります。そのためには旅行をする、これが一つの大きなリフレッシュの有効手段です。

というわけで今回は四国の「こんぴら歌舞伎」を見に行ってきました。ところが幾つかの小さな悪戦苦闘がありました。

普段、新幹線の利用が多く、在来線列車を乗り換えるという機会があまりありません。普段しないことをせねばならず、岡山駅で新幹線のぞみ号から下車し琴平駅にいく南風という特急電車に乗り換える時が大変でした。というのは通常、列車の窓横にある「南風」(写真1)という特急列車の名前が掲示されておらず(そこには「自由席」という掲示がありました)、駅のプラットホームの上によく吊り下げてある列車案内の表示板もなく、足元にも列車名の表示が書かれていません。たずねようとしても駅員さんがどこにも見当たりません。それどころか、駅を走り回っていると見知らぬ親子3人連れが「この列車は琴平へいきますか?」と聞いてくる状況でした。この親子も乗る列車が分からずに右往左往の状態でした。

発車時刻が迫ってくるので困って列車の先頭までいき運転手に「琴平へいきますか?」と聞くと彼は「高知へいきます」と訳の分からない返事をするのです。本当に分かりにくい乗り換えでした。何とかこれだろうと見当をつけて乗り込んだところ、ひとつの車両の中に指定席と自由席が半分ずつ混在しておりました(写真2)。こんな指定・自由の混在列車には、初めてお目にかかりました。しかも、この電車の外側壁にある電光表示は自由席とだけ書かれており、まさに「???」の連続でした。何とか無事にすみましたが、どんな小さな旅でも苦労はつきものです。考えようによっては大いに日常性の否定=気分転換となりました。

琴平の町は町をあげての歌舞伎一色でした(写真3,4)。今回が30回目の興業とのここですが、一度いってみたいと思いながら30年の歳月が流れてしまったことに我ながら少し驚いてしまいました。30年前、こんぴら歌舞伎の興行に初めて取り組んだ3人の歌舞伎俳優「中村勘三郎、沢村藤十郎、中村吉右衛門」の写真が旅館の掲示版に貼られていました。今では勘三郎氏は食道がんで故人となり、藤十郎氏は療養中とのことであります。

有為変転(世の中は常に移り変わること)で動く世の中のこと、30年の歳月が流れると人には様々な事件が起こり、ストレスは溜まり病気をするものだと思いました。いいかえれば常に健康第一とし、元気に仕事もして過ごすこと、これが最も大切と痛感しました。その為には上手に気分転換をして、病気にならないことです。

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写真1 特急南風の特急券

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写真2 指定席と自由席が混在

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写真3 町中に溢れる歌舞伎の幟

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写真4 金平座の中の賑わい