20才になった日本笑い学会 8月10日

日本笑い学会(図1)のことは、これまでにも1、2回このブログで紹介しました。この学会の詳細については学会のホームページ(http://www.nwgk.jp/)に詳しく述べられています。ご興味のある方は是非、閲覧してください。

笑い学会は平成6年7月9日(7と9で泣く日)、関西大学百周年記念会館で第一回の創立総会を開き誕生しました。私も創立の日から参加しております。当日は本当に暑い日で阪急・関大駅から汗を流して急な坂を登り、関西大学の会場に着きました。あれからあっという間に20年の歳月が過ぎました。この20年間において私個人としても総会での研究発表、オープン講座、研究会それと学会誌への論文掲載などに参画させていただき、本当に多くの貴重な経験をさせていただきました。これに加えて、何よりも有難かったのは素晴らしい多数の同学の人々と知り合えたということです。笑い学会に参画していなければまず知遇を得ることのなかった方々で人生経験として大変なプラスとなりました。

今回、20才をむかえた笑い学会の総会シンポジウムにおいて指定発諸として見解を述べる機会が与えられました(図2、3)。もちろん、あらかじめ指定発言の内容について周到に関係者と準備、打ち合わせをしていましたが、何しろいい意味で愉快な笑い学会です、実際に口から出たことは自分でも驚くような言葉も飛び出してしまいました。例えば「今日、気分が落ち込んで笑うことが出来ない人が多いといわれています。実はお医者さんにも多忙のため、うつ病状態の人が多く(勤務医の8.7%)、そんなお医者さんは早く医者にかからなければならないのです(図4)」というものです。

もっとも「常に笑いを意識するためには、念仏・題目のように一笑一若、PPKを繰り返し口に出しましょう。また標語として書いて目につくところに張るのは効果的です。ともすれば笑いの意義は学んでも日常生活に生かし実践していないことがあります。これを『論語読みの論語知らず』になぞらえて『笑い好きの笑い知らず』と私は自省しています」という日頃の真面目な(?)持論も何とか発言の中に入れて展開しました。

以上のように脱線もしました。あとで録音記録を聞いて1人で赤面、反省する日となっています。それにしても学会参加日は笑いで(疲れもしましたが)心身ともに体調良好となりました。興味のある方、ぜひ参加して下さい。

最後に笑いの医学的効用は、まだ全部解明されているわけではありません。ただ笑いを心の中心に持っていると自分自身も明るく元気で健康になり、周囲の人にも伝播していくという力強く素晴らしい効果があります。これこそ私が笑い学会、20年の経験から体得した信念であります。

キャプチャ1
図1 笑い学会ホームページより

キャプチャ2
図2 当日のプログラム

0812
図3 指定発言者として名前を連ねさせていただきました

8012.3
図4 「医師が元気に働くための7カ条」 日本医師会 2009年2月
病院に勤務する医師会員1万人の調査