不幸な事件 10月9日

8月に大きな台風災害が広島であり、9月には神戸市で小学生の殺人事件があり、本当に心を痛める出来事が続きました。更にそこへ御嶽山の噴火があり、山登りを楽しんでいた多くの方々が災難にあわれました。亡くなられた方も多く、御家族の悲しみは想像をこえるものでしょう。噴火は突発的な自然現象であり、人間の力では如何ともし難いものです。ここに心から哀悼の意を表します。

このあと引き続き台風が日本列島をうかがうなどの、何となく落ち着かない今日この頃です。思えば人間は、自然の力の前には極めてはかない存在と今更ながら痛感されます。我々として出来ることは色々な災害、事件等に対し日頃から心構えをしておくことぐらいでしょうか?それには、これまであった先例を学んで教訓を得る、このようにしておく方が良いでしょう。

というわけで今回は「小さな子どもさんの安全対策」について少し考えてみました。厚生労働省が発表した平成23年度の子どもさんの死亡原因をみますと「不慮の事故」というのが上位にあります(表1)。つまり子どもさんは病死ではなく、突発的な事故で亡くなっているのです。さらにその内訳をみますと表2で示したように不慮の窒息、交通事故、溺死が目立ちます。考えれば保護者のちょっとした注意で防ぐことが出来るものとも推測されます。

突然、我が子を失った親の悲しみは察するに余りあります。事故後に親が語った反省の弁は「ちょっと目を離したすきに…… 出かけようとしてバタバタしていたら……」などとあります(図1)。事故後に何を言っても後の祭りです。我々は、ここに大きな教訓を学びとらねばなりません。消費者庁では、メール配信サービス「子ども安全メール from 消費者庁」というのを設置し、主に0歳~小学校入学前の子どもの思わぬ事故を防ぐための注意点や豆知識を広報しています(http://www.caa.go.jp/kodomo/)。役に立ちそうなので是非、みていただければ良いと思います。

何事であれ常にしっかりと心構えをして心身ともに万全の態勢で何事にも臨みたいと思います。だいぶ考え事ばかりしていたので久しぶりにドライブへと出かけました。雄大な夕焼けに遭遇しましたので思わずシャッターを切りました(写真1)。というわけで気分を一新してきました。

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表1 平成24年 人口動態統計月報年計(概数)の概況
厚生労働省のホームページから

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表2 「不慮の事故」による子どもの年齢・原因別の死亡数(平成23年)
政府広報オンラインから引用

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図1 (出典) 「事故による子どもの障害予防に取り組む」
(小児科医 山中龍宏 氏)より引用
「国民生活研究」 第49巻第2号(09年9月)

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写真1 阪神高速の淀川から神戸方面の夕焼け