師走とインフルエンザの到来 12月10日

急に厳しい寒さが到来しました。晩秋からいきなり冬がやってきた印象です。四国では大雪のため、大変な事態になっています。雪に閉じ込められ、孤立している人々の無事を祈るばかりです。

12月に入り急にせわしくなり、街にはクリスマス・ソングが流れています。当院でも待合室をクリスマス・ムードに盛り上げ、少しでも患者さん達が和むようにしました(写真1、2)。

さて、インフルエンザが徐々に猛威をふるいはじめました。特に東日本で流行の兆しがあるようです。厚生労働省の患者報告によりますと「昨年より3週間早くインフルエンザの流行期に入った」とのことです。この患者報告について少し説明しましょう。これは全国にある定点医療機関(約5,000ヶ所ある)から厚生省にインフルエンザの患者さんとして報告された数をもとに算出されます。医療機関はインフルエンザをはじめとし、様々な感染症患者さんの報告をすることになっています。

インフルエンザ患者数については11月24日から11月30日において1.9人という報告数になりました。通常「その患者数が1.0を越えた時に流行期入り」といいます(因みに同数が30を上回った場合、警報が発令されます)。つまり1.0人を越え、1.9人となったので「流行期入り」というわけです。

岩手県が最も多く(10.52人)、次いで福島(6.41人)、埼玉(5.05人)、神奈川(4.04)と続き、すでに流行地では学校閉鎖も300以上になっています。今のところ関西地方はまだそれほどの報告数ではありません。しかし、いずれ流行は当地にも波及してくることは間違いありません。十分に注意する必要があります。

インフルエンザの対策として、予防接種を受け、十分な休養、そうして手洗い・うがいをすること、これらが非常に大切なのです。いずれも簡単なことですが、正直なかなか実行できません。でも少しの注意を払えば実行可能なことです。是非、励行しましょう。

キャプチャ
写真1 クリスマス・ムードの待合室

キャプチャ2
写真2 クリスマスを迎える人形たち