新年を迎え 1月13日

明けましておめでとうございます。皆様は、どのようなお正月を過ごされましたでしょうか?帰省された方、海外旅行へ出かけられた方など、様々な過ごし方をされたことでしょう。私は、近くの神社へ初詣をするくらいでほとんど家にいて正月を迎えました。それでは寝正月かといえばそうではなく、普段できない(つまり溜まっている)仕事の消化に取り組みました。

その仕事とは自室の掃除、不要となった物品の廃棄、専門書の読み漁り、そうして原稿執筆というのが主なものでした。ゴミとなった廃棄物の山をみて「不要な物品を買い過ぎだ、これからは買わないぞ!」と毎年反省します。しかし、なかなか実行できずに買い込んでしまう自分に嫌気がさす、これが恒例の行事です。

さて次は掃除して少しスリムになった自室で医学専門書に目を通し、また医学の教育動画を視聴することになります。これも「あぁ、最近の医学知識はこうなのだ」と再確認しながら溜息が出ます。これもいつものことです。言いかえれば私の正月とは旅行にも行かず、たくさんの最新知識を吸収し再確認する時なのです。今回、その中から一つだけ紹介いたします。

福岡大学医学部の野見山崇準教授の糖尿病についての講演です。先生によると空腹時血糖(FBS)とHbA1cの管理では十分ではないということ、それよりも食後過血糖が大事で適切な管理が重要であるということです。単に血糖値を評価するだけでは不十分であり、そんな時代はもう終わったのです。また良質なHbA1cの管理こそ大事との認識を持つことが必要です。さらに重要なことはコレステロール値を下げ、動脈硬化症を阻止することを忘れてはいけないということを再確認しました。

次に原稿の執筆です。日本笑い学会の創立20周年にあたり、一文を寄せる機会をいただきました。軽い気持ちで書きはじめましたのですが、これがなかなかの難行苦業でした。というのは20年以上前のエピソードを書こうとしても記憶が不正確になっていること、自分では分かっていても他人に理解してもらうための文章作成は困難なこと、さらに久々の本格的論文のため執筆の勘を失念していること、これらの理由から大変になったわけです。それでも何とか文章を練り上げました。いずれまた刊行の運びには改めて紹介したいと思っています。

ところで流石に正月です、ごく近所で美味なカニをいただいてきました。なんといっても冬の王者はカニであると再認識しました(写真)。

以上のようにして頭脳にも身体にも栄養をつけ、再び本業へと全力投球する意思を固めました。

キャプチャ1
大変美味なカニでした