「初めての経験」づくし 2月13日

毎年のことながらこの時期はインフルエンザをはじめとする風邪患者さんが多く、そのため多忙を極めた毎日になります。したがって机に向かっての勉学時間をはじめ、ビデオ学習、講演会へ出向く時間が少なくなってしまいます。そんな間隙を縫って最近、幾つかの「初めての経験」をしました。結構感動的であり、本業にも有益と思われるのでブログで報告いたします。

まずコンピュータの音声入力です。もともとアイフォン(携帯電話)で音声入力を気軽にはじめたところ、たいへん快適でありました。そこでコンピュータでも試してみました。知らなかったのですがWindows 7以降であれば、音声入力ソフトは標準装備されているとのことです。マイクさえあれば簡単に音声入力が可能ということなのです。そこで900円でマイクを購入し(写真1)、実際にやってみたところ大変快適でした。つまりキーボードを永遠に打ち続けるという、あの単調で煩雑なストレスからだいぶ解放されたのであります。ただ短い単語の認識は不得意な様子であり、これに対し意味のある長い文章は上手く認識してくれます。僅かな投資で快適生活が可能となりました。そこで毎日診察で使用する電子カルテでも音声入力しようと思い至りました。電子カルテの業者さんに聞くと、「これまで音声入力の販売実績はありません」とのことでした。何とかデモ機を手に入れ音声入力を試みました。結果は上々で診療の質の向上が期待できることを確認しました。欠点は900円の市販マイクに比べてコストが極めて高いことです。そのため暗澹たる気持ちになっているのが現在の実情です。

次の「初めての経験」です。それは現在、大阪の松竹座でかかっている中村鴈治郎さんの襲名興行であります(写真2)。実は昭和42年2月(48年も前のこと)に大阪新歌舞伎座で2代目鴈治郎と3代目鴈治郎(現・藤十郎)の共演する歌舞伎興行があり、祖父に連れられ観劇にいっております。この時初めて生の鴈治郎2人に接したわけです。その感動は今も心の中に残っています。それ以来、折にふれ50年近くにわたり鴈治郎さんの舞台を拝見しています。ですから半世紀近くも歌舞伎を見ており、大抵のことは知っています。ただ今回の出し物があまり知らない狂言でした。するとイヤホンガイドというものに目がとまりました。歌舞伎舞台の進行にあわせて解説するイヤホンガイドが貸出されていることは、もちろん知っていました(写真3)。今回、「どうかな、このイヤホンガイド?」と思って初めて借りてみました。すると聴いてみて大変わかり易い解説であり、観劇の楽しみが増加しました。役者さんの色々なエピソード・話も収録されており、本業に精進する役者さんの姿勢は素晴らしいものと再認識・感動しました。

最後の「初めての体験」は自動車のアラウンドビューモニターです。CMなどで誰もが知っていると思います。今回、アラウンドビューモニターを搭載する車を運転する機会があり、初めてその実体験をしました。正直、なかなかの感動ものでした。特にバック入庫には有効なシステムのように思いました。上手なバック入れをする他人を見て驚いていましたが、「さてはモニターの手助けによるもの」ということが理解できました。

以上、「初めての体験」の感動にひたり、本業に精を出さねばと考えたところです。

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写真1 入力マイク

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写真2 襲名披露をする幕
4代目鴈治郎ということで鴈が4羽

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写真3 株式会社イヤホンガイドのホームページから