こんにちは
うたごえ薬局のhiroです
4月に入りあたたかくなりましたね~たまに暑い日もありますがww
病院・薬局にとってこの4月は2年に一度行われる「診療報酬改定」といわれるものがありました。
今回の改訂で、薬局としてみなさんに大きく関わる改定の一つにある、
「お薬手帳」のことを今回はお伝えしますね
テレビでもお伝えされてたとおり、ざっくり言うと、
薬局に処方箋を出される際にお薬手帳を一緒にだしていただくと
患者様の負担金が少しお安くなるというものです
ただし、条件がありまして、
①6ヶ月以上来院してない場合、②手帳を出し忘れた場合、③手帳を再発行した場合
は対象外となります。
あと、大きい病院等のいわゆる門前薬局や大型チェーン店は、持参しても対象外となります
具体的にいくらお安くなるかというと、
1割負担の方は10円、2割負担の方は20円、3割負担の方は40円
お安くなります。
という制度が新しくなったのですが、このお薬手帳って一体何かご存じでしょうか
お薬手帳というのは、自分が使っている薬の名前・量・日数・使用法などを記録できる手帳です。
この手帳に、副作用歴、アレルギーの有無、過去にかかった病気、体調の変化などについても
記入することができます。
処方される薬の飲み合わせが悪かったりすると体調を崩してしまうことも少なくないので、
自分の命を守ってくれる大切なアイテムです。
お薬手帳を持つメリットとして、
医師、歯科医師、薬剤師などの専門家による薬の飲み合わせをチェックすることができ、
副作用やアレルギー症状、薬の重複投与などから身を守ることができるということです。
もし、急に体調が悪化した時でも、お薬手帳があれば副作用がひどい薬を避けてもらうこともできます。
他にも、災害時に普段自分が飲んでいる薬を正確に伝えれたり、
救護所等において、日常的に服用している薬を分けてもらうことができます。
東北の震災時には、お薬手帳を持っている人と持っていない人で、
医療行為への一歩目がかなり変わったことを経験し、
国もお薬手帳の普及推進を重要視しているのです
今回の熊本の震災のように、自然災害などはいつどこで発生するものかは誰にもわかりません。
ですから、もしもに備えてこのように便利に使えるお薬手帳を是非この機会にご活用くださいね