悩めるお母さんたち

外来をしていると、お母さんたちの悩みをときどき聞きます。大抵が子育てに関することです。

「こどもがいうことをきかない、きかせ方がわからない」

「いらいらしてついこどもにあたってしまう」

これがお悩み2大テーマのようです。

 

むずかしいですね。私もまさに子育て真っ最中なので、同じ悩みを抱えています。

たとえば、忙しい朝にはひと悶着おきることが多いです。なぜなら、こどもは時間があろうがなかろうがとっても落ち着いていて、クソいそがしい朝でもゆっくりのんびり食べるんです。

 

私「はやくたべなさいよ~」

息子「はーい」(でもパンをじっとながめています)

私「時間がないのよ~、いそぎなさい。」

息子「う~ん、ねえ、このパン、バターじゃなくてマヨネーズのせて焼いてほしかった。」(パンをつまんでひらひらさせてます)

私「そお? でも昨日はバターがいいって言ってたよね、だからそうしたんだけど? もう遅いよ、早く食べて。」

息子「でもねぇ、今日はマヨネーズなの。それとね牛乳ね、あのコップに入れてよ、サンタさんのついてるやつ。」(今度は長い魚肉ソーセージをにぎってぷらぷらさせてます)

私「明日はあのコップに入れるわね、ソーセージ、遊んでないで食べなさいよ。」

息子「ねえねえ、ママ見て。このソーセージ、こうやって食べると汽車みたいになるよ。」(ソーセージを横からかじって歯形をつけてよろこんでいます)

私「あ~、ほんと。でもね、とにかくいそぎなさい、時間ないよ、聞いてる?」

息子「ダダンダダン、シュッシュッ、ダダンダダン、ヒュ~」(ソーセージを汽車にみたてて遊びだしました)

私「こらぁ!何度言ったらわかるの!いい加減にしなさいよ!!早く食べなさいっていってるでしょ!!そんなことばっかりしていそがないんだったらひとりで保育園行きなさいよ!!ママはしりませんよ!!!」(・・・ひとりで行けるわけありません)

1週間の半分はこんな感じです。

 

こどもと過ごしていると、こどもは自分から生まれてきた人間であるにもかかわらず、自分とはまったく別の個体であるのだということをときどき強く思い知らされます。こどもがこの世に生まれ出てへその緒が切れた瞬間から、親子であっても完全に理解しあうことは決してないんじゃないかと、こどもの寝顔を眺めながら思うときがあります。もしそうなら、「こどものため」といいながら「じぶんのため」の子育てを結局してしまっているんじゃないかと自分の子育てに疑問を抱いてしまうのです。そしてこのイライラはものすごく利己的な感情で、それをこどもにぶつけて私はすっきりしてしまってるんじゃないだろうかと。。。

子育ては悩みだすと止まりません。これ以上になやましい作業が世の中にあるとは思えません。仕事のほうがよっぽど気楽です。

でも子育て以上にやりがいのある作業もありません。こどもはどんなときも母に対して愛情を向けています。そして自分に対する母の愛情もとことん信じています。こんなゆるぎない愛情でむすばれた関係がほかにあるでしょうか。(旦那さんのことを考えてみてください。結婚前はあふれんばかりの愛情を見せていても結婚後は。。。ええ加減なもんです。)

どんなに子育てが大変でも、母子の特別な関係を大切にしてほしいと思います。それだけの価値があることだと思います。

とにかく気を張らず、こどもとともに楽しむ心を忘れず、ひとりで悩まない。それがポイントでしょうか。

そう言いながらも「言うはやすし、行うはかたし」で、わたしも悩めるお母さんのひとりです。

 

そこで、イライラしてしまうお母さんにおすすめなのが、セントジョンズワートティーです。

気持ちを落ち着け、こころに明るさを取り戻す「サンシャインサプリメント」と呼ばれるこのハーブティーを毎食後に飲んでみてください。

ただしこのハーブは強心薬(ジゴキシン)、免疫抑制薬(シクロスポリン)、気管支拡張薬(テオフィリン)、血液抗凝固薬(ワーファリン)、経口避妊薬などとの併用には注意が必要です。