診療と研究と

最近とても疲れていて、ブログを更新できていませんでした。今日は頑張って書いてみます。

 

当院は火曜日が休診です。休診でも実は遊んでいるわけではありません。京都にある大学病院に行っています。

そこで何をしているかというと、川崎病専門外来と臨床研究をやっています。

京都まで車で高速を使って片道約1時間半くらいの道のりです。体力的には結構しんどいのですが、火曜日の朝は気分的にはウキウキしてます。

私は普段の診療も好きですが、実は研究も大好きです。自分でもこんなに研究にはまるとは思っていませんでしたが、やりはじめると面白いものです。

その昔、若かりし頃はむしろ「研究なんて・・・」と思っているほうでした。なんだか地味だし、暗い!というイメージを抱いていました。

でも研究好きの先生が、

「診療って、目の前にいる患者さんひとりひとりを相手にして治療しているだけだろ。だけど研究って、結果が出れば何万人というこどもを助けることができるんだ。すごいだろ?!」

と、力説されていたのを覚えています。その通りです。すごいことです。今はそう思います。

そこまでの結果が出せるかどうかはわからないですが、研究をしているとそんな妄想にとらわれることがあります。

研究の形はいろいろありますが、私の研究は患者さんに直結した内容なので、いろんな仮説や予想をたてて、それが証明されるべく、いろんなデータを集めていきます。予想していた結果につながりそうなデータが集まってくると、

「これってすごいことがわかってきてるんじゃない??」

とか、

「この予想が正しいとしたら、治療が変わってくるんじゃない??」

とか、胸が躍ることがあります。(もうそんなに若くないので普段胸が躍ることはなくなりましたし、とても貴重な体験です。)

そんなたまに感じるわくわくが研究の醍醐味でしょうか。

マラソンランナーがマラソンをやめられないのと似てるかもしれません。

真面目に研究をやっている人にすればふざけてると思われるかもしれませんが、こんな研究者がいてもアリでしょう。

 

どんなことでも自分の楽しみに変えていければ、人生はもっともっとたのしめるはず、ですもんね。

 

 

でももちろん、普段の診療もとても大切にしています。

 

これも私が若かりし頃の話ですが、診療の大好きな先生が、

「もともと元気なこどもを元気に戻してあげるって、当たり前のことだけどすごく重要なことだよね。」

とおっしゃってました。

本当にその通り!です。だから普段の診療はやめられません。

 

そんなこんなで、診療と研究はやっぱりどちらも捨てられず、どちらにもしぼれず、体力の限界を感じながらも両方続けていきたいと思っています。

 

でもそろそろ体力の限界かなぁ、なんて思っていましたが、最近ちょっとずつこどもたちの病気も落ち着いてきているようです。

こどもたちの体調が落ち着いている時期は少し診療枠を減らして、また秋~冬のいろんなものが流行ってドえらいことになる時期にむけて、体力を温存しておこうと思います。

 

診療枠減少にご理解いただければ幸いです。