帯状疱疹後神経痛 鍼灸

                                                  帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹とは
神経の流れに沿った帯状の赤い斑点や水ぶくれ(水疱)に加え、痛みが生じる疾患で、日本人では5~6人に1人がかかるといわれています。
原因は子供頃にかかった水ぼうそう(水痘・)のウイルスです。水ぼうそうは1週間で治癒しますが、このウイルスは消滅せず、脊椎知覚の神経節と呼ばれる所に潜み、人が疲れた時やストレスなどで身体の抵抗力が低下した時(免疫低下)に再活性化し、神経を通って皮膚に水疱ができます。
帯状疱疹後神経痛とは
帯状疱疹の皮疹が完全に治癒した後も、痛みと感覚異常が残存し続けているものを言います。帯状疱疹発症から6か月以上経過したものとされています。
西洋医学治療法と予後
神経障害疼痛治療薬、抗うつ薬、抗てんかん薬を中心とした薬物療法が主体となり、神経ブロックは補助的な治療法となります。
若い人は、ウイルスによって破壊された神経の回復は良好ですが、50歳以上の方、基礎疾患(糖尿病、がん、ステロイド・免疫抑制剤服用中)を持ちの方は回復が困難で、また重度の場合が多いです。
帯状疱疹後神経痛の鍼灸治療
帯状疱疹後神経痛は鍼灸治療の最も得意な疾患の一つです。中医学理論を基盤にする治療ですので、痛みを和らげる以外、体質改善や免疫力を高める事が出来ます。実際、神経ブロック治療より良い結果を得られるケースが多いです。鍼と灸で交感神経の作用を抑制、副交感神経の作用を促進し、痛み以外の不眠、精神不安定など随伴症状も同時に改善できます。
中医学では帯状疱疹を「蛇丹」「纏腰火丹」(てんようかたん)と呼び、原因としては風、湿、熱、邪と関係あり、また皮膚に停滞し疱疹や痛みを引き起こします。
1     気滞血おタイプ: 疱疹がなくなっても激しい痛み、両脇の脹痛、不眠、胸脇苦満など随伴症状があります。
2     寒湿滞絡タイプ: 寒い日、湿が高い日に症状が酷くなり、四肢の冷えを感じます。
3     気血両虚タイプ: 痛みがひどくないが、なかなか治らない、疲れると痛みが増悪し、休むと軽減します。普段疲れやすい、食欲不振あります。
                   帯状疱疹後神経痛の鍼灸治療症例
1 男性 64歳
平成24年8月右大腿部に帯状疱疹ができ、一週間入院治療し、1か月後完治したが神経痛は残った。内服薬、神経ブロックなど試めしましたが効果が全くない。昼夜に問わず痛みが強く歩くこともできない。不眠、食欲不振、全身掻痒感など伴い生活に大きい支障が出て、暫く休職でした。4月来院、一週間2回ペースで治療、3か月後痛みが半分減り睡眠も良くなり、仕事も復帰した。発症当時皮膚症状が酷く、持病もある為、特に難治と言われたがここまでの回復に驚いた。神経ブロックをやめ、鍼灸治療のみ継続するように言われた。現在1週間1回治療中。
2 女性 73歳
平成21年3月右の乳房の外上方から脇の下、さらに背中に帯状疱疹を患いその後帯状疱疹後神経痛に苦しんでいる。日中に痛みと痺れは我慢きるが、夜間に症状が酷く、何回も目が覚め、熟睡は出来ない。食欲なく、体重は7キロ近く痩せた。知人の紹介で5月に来院、週2回頻度で治療を行い、1か月後痺れは改善、夜間の覚醒回数も減り、2か月後痛みは3割減り、現在も週2回治療中。


西宮 突発性難聴 鍼灸

                        突発性難聴について

突発性難聴とは
明らかな原因もなく、ある日突然に片側の耳の聞こえが悪くなる病気です。発症は突然であり、昨日はどうもなかった、あるいは今さっきまでなんともなかったのに急に聞こえにくくなることもあります。
年齢は40歳代から50歳代に多いですが、最近では10代から20代の若い方や高齢者も増えてきて全年齢で見ることができます。
随伴症状としては耳鳴り、めまい、嘔吐、吐き気、耳のつまり感、耳に水は入ったような感じなどがあります。
原因はまだはっきり分かりませんが過労・ストレス説、ウイルス感染を原因とする説、内耳循環障害説、内耳炎、糖尿病などがあります。
西洋医学治療法と予後
ステロイド剤投与。あるいは血流改善剤、代謝促進剤、星状神経節ブロック注射などがあります。
罹患者の3分の1は完治し、3分の1は回復するが難聴を残し、3分の1は治らずに終わります。また発症から1週間以内に治療されれば予後は比較的に良いですがそれ以後は治癒の確率は低いと言われています。
突発性難聴の鍼灸治療
突発性難聴は難病と言われていますが鍼灸治療の最も得意疾患の一つです。西洋治療で予後が悪い・手に負えない難聴にも完治や改善する事を期待できます。鍼と灸の刺激によって内耳蝸牛の水腫を除去、炎症(血管の透過性)改善、蝸牛電位を平衡に導くことが出来ます。内耳の循環を改善することにより聴覚細胞の回復を促します。
中医学では突発性難聴を「暴聾」「風聾」など呼びます。二千年前の書籍《素問》中すでに記載しています。原因としては風、寒、暑、湿、燥、火と挙げられ、肝・腎・脾と関わり深いと記載されています。
肝火上炎タイプ: イライラ、怒りっぽい、頭痛、顔面が赤い、充血目、口が苦い、口が渇く、
痰火タイプ: 頭重感、体がだるい、咳・痰が多い
気滞血タイプ: ふらつき、頭痛、イライラ、顔・唇・舌などが黒い
脾胃気虚タイプ: 脱力感、食欲減退、腹張、下痢
腎精虚損タイプ: 不眠、めまい、のぼせ、足腰が弱い
                        突発性難聴の鍼灸治療症例 
女性 20歳 大学生
4月に授業中に急に左耳の聞こえが悪くなった。病院では突発性難聴と診断され、経口薬治療をし、聴力を回復したが、耳鳴りと耳閉感が残った。5月中旬に来院、一週間一回のペースで治療し、8回で完治した。現在月経不順で治療中。
男性 83歳
1月に突発性難聴を診断され、2週間入院治療を終えた後、耳鳴り、めまい、ふらつき、聴力低下を残った。もうこれ以上回復しないと言われた。4月末来院、一週間一回のペースで治療し、10回でめまい、ふらつきはなくなり、15回で耳鳴りは半減、聴力検査では退院時より驚くほど良くなったが自覚症状がある為、現在も一週間一回のペースで治療中。高齢で回復に心配しましたが良い結果を期待できます。


西宮北口駅徒歩2分の鍼灸専門「趙中医鍼灸院」です。

初めまして。院長の趙 艶華(ちょう えんか)です。

今年1月子供の中学校受験がようやく終わり、一段落したところで駅近くに鍼灸院を開院することになりました。当院は疼痛疾患・婦人科疾患から今話題の美容鍼灸まで幅広く治療いたします。また検査しても原因が分からない病気・症状でも治療いたします。

中医学理論に基づき日本人の体質に合わせた中国鍼灸を行います。患者様一人ひとりの立場に立ち、満足できる治療を提供致します。

体の不調で辛い、周囲の人に言えない、家族に言っても分かってもらえない。そんなとき一人で悩まず、当院にお気軽にお立ち寄りください。きっと話して良かった、治療して良かったと安心して頂けると思います。
 

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