うがい、手洗い、マスク・・・・それから

新型コロナウィルス肺炎の感染拡大が日本国内でも、収束の兆しが見えない状態が続いています。集会が延期や中止になる例が増えてきており、開催を予定している主催者は頭が痛いと思います。

今回のコロナウィルスに限らず感染予防の基本は、「うがい、手洗い、マスク」なのですが、以前のブログで「なるべく顔を触らない。」ことが有効だと紹介しました。ウィルスの付いた手で顔を触ると、ウイルス感染の危険性が高まるからです。

さらに最近になって盲点になっていると問題視されだしたのが、「スマートフォンなどの携帯機器」なのです。

一般にウィルスはツルツルした表面では感染力の持続が長いことと、ほとんどの人が外出時に使った携帯機器をそのまま室内で使っているのです。せっかく手洗いをしても、携帯機器の表面に付着した元気なウィルスが手に付いて・・・・・・元の木阿弥観阿弥世阿弥(古い!)

防水でない携帯機器は手のようには洗えませんが、帰宅時にウエットティッシュなどで拭き取ることは有効かもしれませんね。

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南極で20度?

今朝の大阪は暖かでした。診療前に窓を大きく開けても寒くなく、気持ちよかったです。

さて、先週に南極で18.6℃を記録したとの記事を読んで驚いていたのですが、昨日なんと20℃を超えたというのです!!!

『史上最高気温はシーモア島(Seymour Island)で観測された。ブラジル人研究者、Carlos Schaefer氏はAFPに対し、この記録は一度限りの気温であり、同地での長期的なデータセットの一部ではないため、「気候変動の傾向という点については何の意味も持たない」と指摘した。』

いくら一度限りの気温であったとしても、2週立て続けに南極での最高気温を更新していることからすると、「なんの意味も持たない」とは言えないのではないかと思ってしまいます。

アメリカ海洋大気庁(NOAA)によると、北極圏の最高気温は2018年夏に34.8℃を記録しているそうです・・・・・・・・・猛暑日(35度以上)に肉薄?

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新型肺炎対策で、インフルエンザ減少?

昨日、今日と全国的な冷え込みで、今朝の大阪は最低気温0℃だったようです。(私の起きた時は1℃でした。)来週はまた、寒さが緩むそうです。気温の乱高下、いつまで続くのでしょうかね。

さて、毎日のように報道される新型コロナウイルスによる肺炎のニュースの影響か、マスクやうがい・手洗いなどの対策を多くの人が心掛けるようにしているようです。

大阪でもホテルや百貨店なども接客時にマスクを着用するところが多くなっています。以前のブログにも書きましたが、これらの新型肺炎対策はインフルエンザの予防にも有効なのです。

実際最近の統計によると、『今年第4週(1月20~26日)は推定65万4000人と、前年同週の222万6000人を大幅に下回っている。』とのことです。当医院でも、インフルエンザの患者さんは例年に比べて大幅に少ないようです。

今後どのような推移をするのかはわかりませんが、日頃のちょっとした予防対策がインフルエンザなどの流行性の疾患予防に大きな効果を発揮する証左になるかもしれませんね。

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新型コロナウィルス3

初期の楽観的な見方から一変して、新型コロナウィルスによる肺炎が全世界に広がっており、昨日にはWHOの緊急事態宣言が出されました。

「中国での感染者の急増に加え、日本や米国、ドイツなどでも人から人への感染が発生していることを重く見て、これまで見送っていた宣言に踏み切った。」のだそうです。

重症呼吸器症候群(SARS)は、感染者8096人中774人が死亡しており、中東呼吸器症候群では感染者2494人中858人が亡くなっています。

今回の肺炎では、今の所中国国内でしか死亡例が確認されていないので確定的ではないのですが、発表された数字によると、新型ウィルスによる死亡率は「5%未満」とのことです。

初期には、人から人の感染は稀と思われていたのですが、「英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者らは新型コロナウイルスの感染力について、患者一人当たりが2.6人に感染させると推計している。」そうです。この値はインフルエンザの流行と同程度のようです。

日本国内でも徐々に感染する人が増えており、心配しております。(うがい・手洗いなどの予防措置を徹底することしかできませんが・・・・・・)

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新型コロナウィルス2

今日の大阪は最高気温15度の予想で、朝から霧がかかっていました。沖縄では夏日になるそうで・・・・・。 一転して来週にかけて急に寒くなる予報が出ています。体調の管理は十分にしてくださいね。また、インフルエンザや胃腸炎が流行っていますので、しつこいようですがうがい・手洗い・マスクをしてくださいね。それと、感染予防にもう一つ「顔の辺りをなるべく触らない」というのも有効だそうですよ。

先週書いた新型コロナウィルスによる肺炎ですが、「今の所、人から人への感染力はそれほど強くないとの見方が有力で・・・・・・・」と書いたのですが、急激に患者数が増えているようです。

世界保健機関(WHO)も緊急会議を開いたそうですが、人から人への感染が今の所、中国国内の家族と医療関係者に限定されていることから、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を見送ることを決めたようです。

一方、新型肺炎で死亡した17人のうち5人は呼吸困難や胸の圧迫感、咳など発熱以外の症状だったとの発表もあり、発熱がないことは、空港や駅で感染の有無をチェックする一般的な方法である体温スクリーニングが機能しない可能性が危ぶまれています。

今後の推移を注意深く見守るとともに、インフルエンザや胃腸炎と共通する予防措置を心がけてくださいね。

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新型コロナウィルス

暖かい年明けでしたが、今日は冷たい雨の日になるとのことです。インフルエンザや胃腸炎で来院される方が増えております。予防の基本は手洗い・うがいですので、心がけてくださいね。

さて中国で新型肺炎による死者が出て、2002年のSARS(サーズ)の再来かと恐れられています。重度の心筋炎などを併発すると重篤化して命にかかわるようです。

肺炎の原因ウィルスは、SARSと同族のコロナウィルスの新型だそうです。中国中部の湖北省武漢市に帰郷していた男性が国内で発症しており、決して海の向こうの話ではないようです。

今の所、人から人への感染力はそれほど強くないとの見方が有力で、SARSで心配されたパンデミック(広域な大量感染)は起こさないとされています。

いずれにせよ罹患しないことに越したことはないので、冒頭に書きました手洗い・うがいに努めることが大切ですね。お気をつけください。

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十日戎

あけましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

さて昨日は午後に往診だったのですが、渋滞がひどく難儀しました。すっかり忘れていたのですが、9日は「宵戎」だったのです。

大阪観光局にホームページによると

『3日間で約100万人の参拝者が訪れる、大阪で毎年恒例の伝統行事!
十日戎は9日「宵戎(ヨイエビス)」、10日「本戎(ホンエビス)」、11日「残り戎(ノコリエビス)(残り福)」の3日間行われ、商売繁盛の神様として、信仰を集めています。「商売繁盛で笹持ってこい」のお囃子のなか、福娘から笹を授かろうと、たくさんの人々が訪れます。』

と書かれておりました。

夜に難波に用事があり出かけたのですが、今宮戎神社に近いこともあり屋台は出て歩行者天国になっており、人混みに立錐の余地もないほどでした。

ただ例年に比べ、晴れ着の人や笹を持った人は少なく、景気の悪さが影響しているのではないかと感じました。

大阪で親しまれている「えべっさん」ですが、医療と商売繁盛の神様・・・ちょっと微妙な関係ですね。

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年末のご挨拶

令和の元年もあと少しですね。当医院も明日の午前中までで、年末年始の休診に入ります。年明けは6日からの診療となりますので、よろしくお願いいたします。

本ブログも、1月3日(金)は休ませていただき、1月10日からの再開となります。

お読みいただいている方々に色々とお読みいただきたいことも多いのですが、私の筆力が及ばず十分に医学・生物学(時々天文学)の面白さをお伝えできていないかもしれません。

拙いブログですが、少しでも医療を身近に感じていただければ望外の喜びです。来年もよろしくお願いいたします。

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悪夢の耐性菌

12月も後半となり、令和元年もあと2週間足らずですね。その割に気温が高めで、このところ最高気温が12−14度もあり、クリスマスツリーが所在無げな感じですね。

国立感染症研究所によると、既存の抗菌薬がほぼ効かない「悪夢の耐性菌」が海外のみならず、国内でも広がりつつあるとの分析結果を発表しました。

2017年から耐性菌の調査を始めたのだそうですが、翌年には13例→42例、6都道府県→16都道府県に増えていたとのことです。

「悪夢の耐性菌」は、抗菌薬の最終兵器と言われる「カルバペネム」系の薬剤を分解して無効化するタイプのもので、日本国内で使える抗菌薬のほとんど全てが効果がないのだそうです。

通常は無害なのですが、抵抗力が落ちた時に重い感染症を引き起こし、死亡率は30−75%に達するとされています。

抗菌薬の乱用が原因だと言われていまが、通常は無害なので体の中で耐性菌化してしまってもわからないから厄介です。風邪などで安易に抗菌薬を使用しないことが、唯一の予防法なのです。


薬剤耐性菌で8100人超死亡?

国立国際医療研究センター病院などの研究チームがまとめたところ、2017年の一年間に国内で8100人超の方が、「薬剤耐性菌」で亡くなった可能性があると発表されました。

この研究では、代表的な2種類の「薬剤耐性菌」について、全国的に調査したのだそうです。

当ブログでも以前から「薬剤耐性菌」の危険性については何度も書きましたが、日本国内でもこれ程の影響が出ているとは驚きです。今回調査対象になっていない「薬剤耐性菌」の影響も考えると、恐ろしさすら禁じえません。

有効な抗生物質が皆無になれば、最初の抗生物質であるペニシリン発見以前の「感染症暗黒時代」に逆戻りです。

通常当医院では「ウィルス感染症である風邪に抗生物質は効きません。」と説明して抗生物質を投薬しないのですが、不満そうに帰られる方も少なからずおられます。

今回、日本でも深刻な影響を及ぼしていることが明らかになり、抗菌薬の適正使用など対策の徹底が急務だと感じました。

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