月別アーカイブ: 2018年12月

年末

今朝から急に冷え込んでいますね。強力な年末寒波の影響が年明けまで続くとのことですので、お気をつけください。

さて、当医院の今年の診療も今日までです。朝から患者さんもちらほらで、ゆったりとした時間が流れています。このまま午後診療まで続くのでしょうかねぇ。

本ブログも2011年6月から開始して、今年で8回目の年末になります。来年も「医療や科学を身近に感じていただけるような」内容を書いていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

本ブログをお読みいただいた方々が良い新年を迎えられますよう、願っております。

1年間ありがとうございました。

P.S. 高校生の3分の2の裸眼視力が1.0以下になってしまったそうです・・・・・・・・

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「魔女の雑草」

当院でもインフルエンザの患者さんが出始めております。外出後のうがい、手洗いを心がけてくださいね。

さて、今回は穀物に寄生して枯らしてしまう「魔女の雑草」と呼ばれるストライガの話しです。

ストライガは、トウモロコシやキビなどのイネ科の植物に寄生し、養分を奪い取って枯らしてしまう雑草で、年間1兆円ともいわれる被害をサハラ砂漠以南の国々にもたらしているそうです。

土屋雄一朗・名古屋大特任准教授らのグループは、ストライガが自分ではほとんど栄養を蓄えておらず、発芽後4日以内にイネ科の植物に寄生しなければ枯れてしまう特徴に着目しストライガだけが反応する人工ホルモンの開発を開発したとのことです。

このホルモンにより、休眠状態のストライガは近くにイネ科の植物があると勘違いを起こし、発芽するのですが、実際には植物はなく栄養が取れずに枯れてしまうのです。

この方法で除去が困難だったストライガを「自殺発芽」させ、その後トウモロコシを育てると正常に発育したそうです。

この人工ホルモンは、琵琶湖ほどの水に小さじ一杯で効果を発揮するので、1ヘクタールあたり40円と非常に安い値段で使用できるとのことです。

「魔女の雑草」ストライガの話を書いて、以前に見た映画「悪魔を憐れむ歌」を思い出しました。悪魔が次々と乗り移って・・・・・・・・・・・・久しぶりにデンゼル・ワシントンの演技を見たくなりました。

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39〜56歳男性の風疹予防接種無料化

今年も余すところ2週間と少しになりましたね。

さて、1995年から行われている「今年の漢字」ですが、平成最後の年の漢字は「災」でした。かかる漢字は2004年にも選ばれており、2回目の登場となりました。実はこれまで3回も選ばれた漢字があるのですが、ご存知でしょうか?

答えは「金」です。お分かりの方もおられると思いますが、2000年のシドニー、2012年のロンドン、2016年のリロデジャネイロとオリンピックの年に選ばれています。

再来年の2020年東京オリンピックの年には4回目の「金」になるのでしょうかね。

東京オリンピックといえば、来年2019年から2021年までの間、39〜56歳男性の風疹抗体検査と予防接種が原則無料化されるようです。オリンピックで海外からの入国者が増えることにより、風疹の大流行を抑えるための処置だそうです。

この年代の男性は他の年代と比較して、風疹抗体の保有率が80%と低いことから上記の対応が決まったそうです。

私も対象に入っていますので、抗体検査を受けてみようかしらん。

 

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ノムシから世界最強の糸

今週末から真冬並みの寒波がやってくるそうです。風邪や胃腸炎で来院する方が増えていますので、寒波にお気をつけください。

私の子供の頃は、冬になるとミノムシがあちらこちらで木にぶら下がっていたのですが、最近はほとんど見かけなくなりました。外国から上陸した寄生ハエのせいだと言われていますが・・・・・

そんなミノムシですが、これまで自然界で最強と思われていたクモの糸より、丈夫さで2.2倍、強度で約1.8倍のたんぱく質の糸を作り出すことが分かったそうです。

さらにミノムシの糸は340℃までの耐熱性を持ち、一般的なナイロン糸の5分の一の細さなど様々な利点を持っているのです。

これまでは、ミノムシの糸をまっすぐに取り出す方法がなく、利用することが難しかったそうですが、特殊な装置で数百メートルのまっすぐな糸が取り出すことが可能となり、量産体制と早期の事業化を目指しています。

「自然界最強の糸」がクモでなくミノムシになったので、アメリカンヒーローも「スパイダーマン」から「ミノムシマン」に変わるのかしらん・・・・・・

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