月別アーカイブ: 2019年9月

動物達の食事代?

子供の頃、動物園や水族館によく行きましたが、入場者数の減少や施設の老朽化で苦労が絶えないとのことです。

動物園の人気者といえば、象ですが、福岡県の大牟田市動物園の入り口には「ゾウはいません」と描かれた看板が立っているそうです。(映画マダガスカルでは、ライオンのアレックスが一番人気でしたが・・・・・)

大阪市立動物園では、10月頃にコアラの「アーク」がイギリスのロングリートサファリパークに出園が決まり、明日お別れイベントが行われるそうです。

このように様変わりしなければならないのには、「お金」に関わる事情があるそうです。

ところで、動物達の食事代はどれぐらいか知っていますか?私も記事を読むまで知らなかったのですが・・・・・・・・

ジャイアントパンダ        1万1000円/日
アフリカゾウ                   1万1685円/日
キリン                                  3834円/日
ホッキョクグマ                    2679円/日

など結構高いのですが、その中で一番高いのがコアラで2100万円/年(約5万7000円/日)にもなるそうです。

コアラは新鮮なユウカリの葉しか食べないため、日本に自生していないユウカリの栽培などにお金がかかるようです。

動物園を家族としたら、エンゲル係数高すぎですね。

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帝王切開と腸内フローラ

今朝は肌寒いほど気温が下がりましたが、来週はまた最高気温が30度超えだそうです。秋から夏への行ったり来たり。体にこたえますね。

ネットで興味深い記事を見つけました。英ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジが、帝王切開で生まれた子供と母親の産道を通る自然分娩で生まれた子供の腸内フローラ(腸内細菌叢)に違いがあると発表しました。

帝王切開で生まれた子供は、母親由来の腸内細菌が少なく病院内環境から取り込まれた細菌が多かったとのことです。またこの研究では、出産時に母親が抗生物質を服用していた場合も、腸内細菌に変化を認めたとのことです。

最近の研究で腸内フローラは、ヒト免疫系の「確立」に関係するだけでなく、様々な病気との関連が明らかになってきています。

ただし、この腸内フローラの変化は離乳時期までには消失しており、どれ程の影響があるのかは明らかになっていないとのことです。

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人工血液

めっきり涼しくなり、秋の足音が彼方此方で聞かれそうな気配ですね。

今回は人工血液の話です。医療に必要不可欠な血液製剤は、献血された血液から作られるのですが、保存期間や感染症、コストなどが問題となっていました。

そこで細胞膜の成分であるリポソームの微小な袋に、止血成分と酸素を運ぶ成分を詰めた人工の血小板・赤血球を基に人工血液を作ったとのことです。この人工血液は血液型に関係なく使え、常温で1年以上保存可能だとのことです。

今回、重篤な出血状態のウサギに、人工血液を使って治療したところ、従来の血液製剤と同等の効果があったとの発表がありました。

今後まだまだ検討しなければならない問題も多いとは思いますが、救急時や災害時に対応できるように早く使えるようになればと期待しているところです。

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喘息の薬で抗がん剤の副作用軽減

9月に入ったのに、季節外れの蒸し暑さが続いていますね。それと局地的な豪雨が其処彼処でみられています。以前の日本の気候から変わってしまったみたいですね。

九州大大学院薬学研究院などの研究グループが、抗がん剤の副作用を喘息の薬が軽減すると発表がありました。

抗がん剤の副作用で心筋にダメージを受け心不全になる「薬剤性心筋症」を、国立循環器病センターで診療していた時に幾人も診療していたので、興味を持ちました。

がん治療のため「ドキソルビシン」と「シスプラチン」を多めに使用する必要があると、筋肉の障害が起こり10年以上経ってから心不全になることがあるのです。この時心臓では心筋が障害されて少なくなり、代わりに収縮しない線維組織が増えており収縮力が低下して心不全になるのです。

今回、喘息の薬として使われている「イブジラスト」が、抗がん剤投薬時の筋肉を障害する物質を抑制することがわかったとのことです。

既に使われている薬なので安全性も高く、早期の実用が期待されているそうです。

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