喘息の薬で抗がん剤の副作用軽減

9月に入ったのに、季節外れの蒸し暑さが続いていますね。それと局地的な豪雨が其処彼処でみられています。以前の日本の気候から変わってしまったみたいですね。

九州大大学院薬学研究院などの研究グループが、抗がん剤の副作用を喘息の薬が軽減すると発表がありました。

抗がん剤の副作用で心筋にダメージを受け心不全になる「薬剤性心筋症」を、国立循環器病センターで診療していた時に幾人も診療していたので、興味を持ちました。

がん治療のため「ドキソルビシン」と「シスプラチン」を多めに使用する必要があると、筋肉の障害が起こり10年以上経ってから心不全になることがあるのです。この時心臓では心筋が障害されて少なくなり、代わりに収縮しない線維組織が増えており収縮力が低下して心不全になるのです。

今回、喘息の薬として使われている「イブジラスト」が、抗がん剤投薬時の筋肉を障害する物質を抑制することがわかったとのことです。

既に使われている薬なので安全性も高く、早期の実用が期待されているそうです。

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