三次喫煙(サード・ハンド・スモーク)

喫煙は吸った人だけではなく副流煙により周囲の人にも影響が出ることが知られており、二次喫煙(受動喫煙)と言われています。

今回ネットの記事で三次喫煙(?)について書かれていましたので紹介しますね。

『たばこ由来のニコチンや有害物質は、喫煙者の髪の毛や衣類、部屋の壁やカーペットに残る。それらが蒸発したり舞い上がったりしたものを吸い込むことを「三次喫煙(サード・ハンド・スモーク)」といい、研究が進んでいる。』のだそうです。

米独の研究グループは、ドイツの映画館で映写室の有機物質35種類を測定したとのことです。観客が入場するたびに、有害物質の濃度が上昇したとのことです。(映写室内は通常禁煙です。)

二次喫煙の濃度に換算すると、ホルムアルデヒドはたばこ1本分、ナフタレンは10本分に相当したと研究グループは報告しています。

喫煙者の衣服や髪に吸着された物質が、蒸発したり舞い上がることにより引き起こされるとのことです。

そういえばタキシードの原型は19世紀中頃に流行した、喫煙時に着用する「スモーキングジャケット」だそうです。喫煙の時に別のジャケットを着ていたのは、三次喫煙について知っていた?!

(多分、臭いの問題だと思いますが・・・・・・・・・・)

 






DDまっぷ ドクターブログ 一覧