人工冬眠

近畿も梅雨に入り蒸し暑い日が続いていますが、体調管理大丈夫ですか?

さて、筑波大学の研究グループから興味深い発表がありましたの紹介したいと思います。

哺乳類の中でも冬眠するクマなどは、代謝を落として何ヶ月も食べ物を摂取せずに生きながらえることが可能です。普通ならエネルギー不足で臓器障害が出てもおかしく無い状況を「究極の省エネ状態」で乗り切っているのです。

通常は冬眠しないマウスに、冬眠という「究極の省エネ状態」に似た状況を作り出すことに成功したと、筑波大の桜井武教授と理研の砂川玄志郎・基礎科学特別研究員らのグループが発表しました。

研究グループは、マウスの視床下部にある細胞の特殊な集まりに特定の化学物質を注入して体温や酸素の消費量が大きく低下させることに成功した。その時、代謝が適切に抑制され臓器障害無く冬眠中の動物に似た状態になったとのことです。

人で人工冬眠状態が可能かわかりませんが、可能であれば緊急医療や宇宙探索に大きな飛躍をもたらすと期待されます。ごく普通に人工冬が行われる未来があるなら、エジプトのミイラ工房を彷彿とさせる光景が見られるかもしれませんね。

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