カテゴリー別アーカイブ: 感染症

新型コロナワクチン

12月に入りめっきり寒くなりましたが、大阪ではコロナの重症ベットの不足が心配される事態になり、心筋梗塞や脳梗塞の緊急治療に影響が出始めているとのことです。

そんな中でも英米におけるワクチン開発が成功し、本格的な接種が始まろうとしているのは明るい話題です。ワクチン接種の効果は約半年続き、感染前の抗体価が高くても重症化を認めなかったとのことです。(ワクチン接種で重症化しないということは、ワクチンをしても新型コロナにかかる人がいるということですね。)

インフルエンザの予防接種をしてもインフルエンザにかかるように、ワクチンは万能ではありませんので日本でワクチン接種が本格化しても、マスクや「三密」を避ける予防行動はその後も必要不可欠であると考えられます。

また体内からウィルスを排除できないキャリアーが存在すると、集団免疫が落ちると再流行を容易に起こす可能性があります。集団免疫を維持するためには、定期的に大規模なワクチン接種が必要ということになりかなり大変なことになってしまいます。

懸念事項はあるにしろ、ワクチン開発は、コロナ禍収束の一里塚です。出口の見えなかったところに薄光が見えるかもしれませんね。気を緩めずに待ちましょう。

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血液製剤逼迫

色々なところに影響を及ぼしている新型コロナウィルス感染拡大ですが、輸血などに使われる血液製剤の在庫が逼迫しているとの記事が出ておりました。

日本赤十字によると、コロナ禍で団体での献血が相次いでキャンセルとなり、血液製剤の原料不足がある上に、第二波の時に延期していた手術が順次再開されたため需要の高まりが、逼迫の原因になっているとのことです。

社会生活がスムーズにいかないと直接的にコロナ感染の治療を行っているところに限らず、色々なところに影響が出てきます。

新型コロナ感染の収束が見通せない中、感染予防に疲労感を覚えている国民に対して、経済だけでなく精神的な支えとなる政策はないものでしょうかねぇ。

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マスクの使い方でコロナ感染リスク増加?

11月だというのに夏日のところもあり、昼間は汗ばむ陽気ですね。また気温が平年並みに戻るそうですので、体調管理に注力くださいね。

さて、感染予防の基本であるマスクですが、使い方によってはコロナウィルスにかかる危険性が増えるとの記事が出ていましたので紹介します。

(引用)

「マスクを着けると、息苦しさを感じてしまい、つい口で呼吸してしまう。そうすると、口の中が乾燥してしまって、感染症にかかりやすくなってしまうんです」(みらいクリニック(福岡市博多区)の今井一彰院長。)

(ここまで)

口の中が乾燥すると、ウィルスを防御する抗体の一種であるIgA(免疫グロブリンA)が減少して、ウイルスが体内に取り込まれ易くなるのです。

最近、「常にマスクをしていれば安心」といわんばかりに、息急き切って道を歩いている方が多いですね。お口の中乾燥していませんか?

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第三の波

巷では新型コロナウィルス感染者が増えてきています。ここ数ヶ月感染者数が横ばいで推移していましたので、爆発的に感染者数が増える可能性が出てきました。

北海道のように新たに増大している都市は、乾燥などの感染が蔓延しやすい状況と人的交流の増加が原因と考えられます。(札幌で増えていて、地方で増えていないので・・・・今後はわかりませんが)

一方、以前から感染者数が多かった東京・大阪・名古屋などの増加は、少し事情が異なるかもしれず心配です。乾燥などの環境要因の変化だけなら良いのですが、ここ数ヶ月一定していた新規感染者の数が増大しているのは、以前からいわれている「抗体価の自然減衰」(免疫が数ヶ月で減少する。)が関与している可能性もあるのです。

つまり、第一波・第二波の時に獲得した免疫(抗体価)が自然減衰して、新型コロナウイルスに対する集団的防御が弱くなったために、新規感染者数が再上昇し始めたとも考えられるのです。

しっかりとした情報が無いのであくまで仮説の域を出ませんが、これが本当ならば「新型コロナワクチン」も感染防御の決定打にはならないかもしれません。(数ヶ月ごとにワクチン接種を継続するのは・・・・・)

何にせよ、この第三の波が来たことで、コロナ禍の終焉はかなり遠のいたといわざるをえません。再度気を引き締めて、感染予防にご尽力ください。

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カラオケ店のクラスターリスク

カラオケ店でのコロナウィルス感染クラスターが報道されておりますが、なぜカラオケ店なのかを検討するため、豊橋技術科学大学が「歌うと飛沫はどれくらい増えるのか」という実験を行い、その結果を公表したそうです。

普通に話をするときに比べ、普通に歌ったときには4倍、大声で歌ったときには11倍に飛沫量が増えたとのことです。

さらに、カラオケ店を想定し、食事をした時の様に口につばが溜まっている状態で歌を歌うと飛沫量は14倍まで増大したとのことです。

カラオケ店でクラスターが発生しやすい理由の一つが、解明されたと思います。昔から食事中にむやみに話したり歌ったりすることは不躾だと言われますが、飛沫量の増大を昔の人も知っていたのかもしれませんね。(居酒屋などでクラスターリスクが上がるのも同じ様な理由でしょう。)

ここまで書いてふと気になったのですが、目の前のろうそくの炎を揺らさずに歌う民謡の達人も歌うことで飛沫量が増えるのでしょうか?是非調べていただきたいものです。

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インフルエンザ予防接種2020

当医院でも昨日よりインフルエンザ予防接種の予約を開始しました。

ヤフーニュースでは「接種予約をホームページで受け付けるクリリックで、1日午前0時の受け付け開始から4時間内に今季の枠800人分が全て埋まった。」との記事も出ており、一部に混乱状態が生じているようです。

現時点でインフルエンザと新型コロナの関連については明らかでなく、インフルエンザ予防接種をしたからといって新型コロナに感染し難くなるとの情報はありません。

多くの人がマスク・手洗いなどの予防を徹底した今春の感染状況を鑑みると、今冬のインフルエンザは例年ほど流行しないのではとの意見も多く聞かれます。またインフルエンザ予防接種時期が早すぎると、春先に流行することが多いインフルエンザB型を防げない可能性もあります。

ニュースなどで流れている情報はあくまで「一般論」や「懸念事項」に過ぎないことも多く、そのまま鵜呑みにすると手痛いしっぺ返しを被ることもありますので、かかりつけ医の先生とよく相談して、接種することをお勧めします。(すべての人に当てはまる情報発信はとても難しいものです。)

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新型コロナウィルスワクチン

9月に入ってからも暑い日が続いています。日本海側では台風の影響によるフェーン現象で、9月なのに40度を記録したとのことです。

さて、世界中から新型コロナウィルスのワクチン開発に躍起になっていますが、昨日テレビで気になる話を耳にしましたので書いてみたいと思います。

新型コロナウィルスのワクチンを接種することで、ウィルスに対する抗体ができて感染し難くなります。そこで集団の中で高い抗体価を維持することができれば、感染は収束すると考えられています。

しかし、新型コロナウィルス感染急性期に高い抗体価を示した人は、重症化するリスクが高いというのです。ウィルスに対する免疫反応で、肺を中心とした内臓に血栓が出来ることが重症化の一因ともいわれているので、ありうることだと考えられます。

高い抗体価は感染防御に働くことは議論するまでもないことですが、高い抗体価が重症化にも関わっているとなると、抗体価を上げるワクチンの接種が諸刃の刃になる可能性が出てくるのです。

開発期間も短く、安全性に不安のある新型コロナウィルスのワクチンですが、リスクを考えずに一律に摂取することが良いのか悪いのか判断するには情報が少なすぎるような気がしてなりません。

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近畿地方が梅雨明け

日差しが強くなり、まだ梅雨が明けないのかと思っていたら近畿地方が梅雨明けしたようです。例年より10日ほど遅い梅雨明けだそうです。

梅雨の期間の降雨量は、例年の2倍とのことで、7月に台風は発生しなかったものの水不足はなさそうですね。(7月に台風が発生しなかったのは記録上にないそうです。)

ただ今年は猛暑が予想されていることと、コロナ騒ぎでマスクを着用するため例年になく熱中症での搬送が増えていることから注意が必要です。

密になる場所ではマスクを着用することが求められますが、屋外で活動している時にはマスクの必要性を考えて着用することが大切です。

ネットからの引用になりますが、

『「マスク着用によって、自身への感染を予防できるかどうか」ということは、未だに結論が出ていないという点です。
自分への感染予防には、マスクの着用ではなく、「人との距離を取ること」と「こまめな手洗い」が重要ということを指摘しておきたいと思います。』

なのです。マスクをしているから安全というわけではないのです。

上記のことを踏まえて、マスクの使用方法をもう一度見直してみてはいかがでしょうか?

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コロナ抗体保有率

梅雨に入って雨の日も多いですが、いかがお過ごしですか?今朝の大阪はあいにくの雨ですが、昨晩から気温が下がり、少し肌寒い感じもするぐらいです。

さて、大阪・東京・宮城でコロナの抗体の検査が行われました。どんな結果が出るか注目していたのですが、大阪では約3000人を検査してコロナ抗体を持っていた人は5人のみだったそうです。

抗体保有率は、大阪で0.17%、東京で0.1%、宮城で0.03%だったとのことです。

この抗体検査で、症状が無くてもコロナにかかったことのある人が見つけ出せるとすれば、殆どの人がコロナ未感染で「社会的免疫」はほど遠いことになってしまいます。

強い自粛措置を取らなかった、スウェーデンでもコロナ抗体の保有率は14-25%に止まっているとのことです。

色々な情報が飛び交っていますが、抗体検査キット間のばらつきもあり、結果の信頼性が揺らいでいます。ただ、今回の検査と直近に行われたソフトバンク社員での数値がともに1%以下であることを考えると、コロナ抗体の保有率はそれほど多く無いと考えられます。

新型コロナの感染力がそれほどでも無いのか、抗原性が他のウィルスより弱いのかはっきりとはしませんが、ワクチンの開発も難航するのでは無いかと心配になってしまいます。

新型コロナ収束のプロセスが混沌としてきたように感じるのは、杞憂に過ぎなければ良いと願うばかりです。

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外出自粛と高齢者

連日新型コロナのニュースが流れており、大都市ではロックダウン(都市封鎖)が現実味を帯びてきています。この状況を必要以上に恐る必要はないと思いますが、気を緩めずに自身でできる予防と体調管理に努めることが大切です。

さて、新型コロナの予防として「不要・不急の外出を避ける」ことが勧められていますが、必要以上に心配して閉じ籠りのような「生活不活発化」の状態になってしまう場合があります。

特に高齢者の場合、「生活不活発化」が起こると、身体機能の悪化、心理面や認知機能への悪影響が心配されます。新型コロナの影響は長期に続くことが予想されていますので、意識して運動をすることが必要です。

特に脚の筋肉が落ちやすく、やがて歩行困難や立位が不安定になってしまう恐れもあります。

東京都健康長寿医療センター研究所の北村先生は「家の中でもできる限り動くようにしてほしい。また人混みを避けながら、近所の公園まで散歩するのもいいでしょう」と話しています。

新型コロナにやられないことは大切ですが、コロナ騒ぎが収まった後のことも考えて頑張ってくださいね。

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