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G20

昨日の大雨もさることながら、大阪は「G20」で大変です。要人の宿泊するホテルの周りは、さながら非常線のようですし、要人の移動時には長時間に及ぶ道路封鎖。日本中の警官が集まっているのではないかと思ってしまいます。(他府県の治安は大丈夫なのでしょうか?)

昨日は車の交通量も目に見えて減っていたのですが、今朝は週末のこともあり結構な交通量でした。大規模規制で大規模渋滞とならなければ良いのですが・・・・・・・

G20に伴い、薬剤・医療材料の配送にも遅れが生じており、血液検査の検体回収にも影響が及んでいるようです。救急患者の搬送や輸血用の血液など、必要不可欠なものにしわ寄せが来ないか心配です。

大きな問題なく終わってほしいものです。

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百舌の「はやにえ」

昼の暑さに比して、朝晩の気温低下が気になります。寝冷えして体調を崩す人が多いようです。お気をつけください。

大阪市立大学と北海道大学の共同研究チームが面白い発表をしたので紹介します。

百舌が捉えた獲物を木の枝などに刺す「はやにえ」ですが、これまでは餌が少ない冬の「保存食」と思われていました。今回研究チームが大阪の里山で行った調査で、はやにえの消費が寒さが続いている2月に少ないことから、単なる「保存食」では無いのではとの疑問が生じたとのことです。

研究チームは「はやにえ」の効果を調べるため百舌を三つの群に分けて観察したとのことです。

・はやにえを取り除いた「除去群」

・通常オスが消費するはやにえの3倍量相当の餌を与えた「給餌群」

・はやにえの数を操作しなかった「対照群」

はやにえを取り上げられた「除去群」では、オスのさえずりの詠唱速度が遅くなり、メスの獲得に失敗することが多くなったそうです。「給餌群」と「対照群」ではメスの獲得に差はなかったそうですが、餌をたくさん与えられ栄養状態の良い「給餌群」の方が詠唱速度も早く、早期にメスを獲得できたとのことです。

このことから、「はやにえ」は冬の栄養状態を改善し、「歌の質」を改善させる栄養食として働いていると考えられました。

食事の少ない冬でも、栄養食を確保して質の高いさえずりを行えるオスがモテる百舌の世界、なんだか人間の社会を見ているような気分になるのは私だけでしょうか?

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「オプシーボ」で副作用

長い連休いかがでしたか?リフレッシュして、仕事の効率が上がるかと思ったのに、なんだか乗り切れない感じがしています。休み癖がついてしまいましたかね。

さて、令和最初のブログは、ノーベル賞をもらった本庶佑先生の発見を基に開発された抗がん剤「オプシーボ」の話題です。

「オプシーボ」は「免疫チェックポイント阻害剤」と呼ばれる新しいタイプの抗がん剤です。ノーベル賞と合わせて、目が飛び出るほど高額な事で話題となりました。

今回「オプシーボ」投薬で11人に副作用とみられる下垂体(脳の一部)機能異常があり、うち1人が死亡したとの記事がネットに掲載されていました。

薬の効果や高価であることに惑わされて、手放しに「良いもの」と思ってしまいがちですが、薬には副作用が付き物だと改めて気付かされる記事ですね。

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「お産事故」の記事

この暖かさで桜の花も我先に開花していますが、週明けは寒の戻りになるようです。気温の変化や乾燥傾向で風邪を召される方が多いようです。お気をつけくださいね。

ネットで気になる記事を見つけました。
「お産事故で赤ちゃんに脳性まひ、3割で陣痛促進剤を使用」というものなのですが、内容を読んでみると・・・・・・?????となりました。

(一部引用)

2013年までの5年間にお産の事故で脳性まひになった赤ちゃんのうち、約3割に陣痛促進剤(子宮収縮薬)が使われ、最もよく使われる薬剤だと、半数以上のケースで、学会指針が強く勧める適切な使用量が守られていなかった。日本医療機能評価機構が29日、発表した。

(引用終わり)

この記事を読まれて「陣痛促進剤→悪者」と思われた方も多いのではないでしょうか?実際はどのような発表だったかは知りませんが、この記事を書いた記者さんも「陣痛促進剤→悪者」と考えていると推測します。(発表した日本医療機能評価機構の人もそうかもしれません。)

数学的に考えると、3割に陣痛促進剤が使われ半分程度が不適切な使用方法だったとのことですので、不適切な陣痛促進剤の使用は脳性麻痺になった赤ちゃんの1割5分だけなのです。(後の8割5分は・・・・・・?)

また通常の分娩で陣痛促進剤がどれぐらい使われているか分からないので、3割の使用が多いのか少ないのか判断できません。(もし通常は5割使われているとすると・・・・・・話が逆になる可能性が出てきます。)

必要な情報のない記事を見たときには(特に医療系の記事)、「眉に唾」して騙されないようにしてくださいね。

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HPVワクチンで子宮頸がんリスク低下

新年最初のブログになりすね。ここ数日インフルエンザで来院される方が多いようです。お気をつけください。

さて、2010年度から公費助成、2013年4月に定期接種化されたヒトパピローマウィルス(PHV)ワクチンですが、重大な副反応と思われる問題で2013年6月から積極的な接種勧奨をさし控えるとの通達がなされ、現在もそのままの状態です。

そんなHPVワクチン接種の効果について、第22回日本ワクチン学会で報告がなされたそうです。

報告によるとHPVワクチン導入前の世代と接種率の高い世代を比較したところ、細胞診異常の出現率はワクチン接種世代では軽度異常で24%、高度異常で73%低下していたとのことです。

ワクチンの接種率と子宮頸がんの罹患リスクは逆相関をしており、HPVワクチンの効果が明確になったと考えられるとのことです。

子宮頸がんリスク低下に効果のあるHPVワクチンが安心して使えるように早くなって欲しいものです。

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桃が5個あります・・・・・・

酷暑と言っていい状態が続いています。十分な水分補給と塩分補給を心がけてくださいね。トイレの回数が極端に減ったり、尿の色が濃い場合は脱水傾向かもしれません。体重計に乗って、体重が減っていればさらに注意が必要です。

さて昨今、小学生のテストや宿題を見で頭を捻ることが多いとの投稿をよく見かけるようになりましたが、ネットでこんなのを見つけました。

「桃が5個あります。3個もらうと全部で何個になりますか」

「??????」と思われませんか?

どこに桃が5個あって、誰が何処から3個もらうのでしょうか?5個のうちから3個もらって、全部で桃がいくつかと問うているとすると桃は5個ですし、よそから3個もらってくれば全部で8個・・・・・・

解けないですよね。

投稿した人は困って高校生の娘さんに聞いたところ、「全部で?は足し算、残りは?は引き算」という暗黙のルールになっているので「5+3=8」が正解と即答したとのことです。

「桃が5個と3個あります。全部で桃は何個になりますか」ではダメなのでしょうか?
「もらう」と書き加えて、混乱させることが目的なのでしょうか?

本質は何処にあるのかを置き去りにして、自分たちで勝手に決めた「暗黙のルール」が一人歩きすることは、小学校のみならず医療の世界でも蔓延し始めています。

本当に困ったものです。

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本日は土用の丑の日

茹だるような暑さが続いて、熱中症で搬送される人が急増しているようです。温度・湿度管理と水分補給を万全にして、予防を心がけてくださいね。

さて、本日は土用の丑の日です。当医院の近くにある有名うなぎ店では、予約の持ち帰りのみの営業になっているのですが、朝から順番待ちの列が出来ています。閉店まで、忙しい時間が続くと思いますが、店員さんや行列に並んでいる人が熱中症にならないか心配です。

心配は熱中症に止まりません。シラスうなぎ(うなぎの稚魚)の不漁は以前から続いていて、取引価格も去年より3〜5割も上昇しているとのことです。蒲焼一尾3000円でも原価割れをするとうなぎ店は嘆いているとのことです。

そういえば8年ほど前に「うなぎの完全養殖成功!!」と大々的に報道されたのですがどうなったか気になりませんか?ネットの記事によると、量産化・効率化が上手く行っていないとのことです。

原因の一つは、うなぎが成長するのに約1年間かかるため手順を改良しても結果が出るのが1年後であり、なかなかとんとん拍子では進まないことにあるようです。

それでも、今年は人工育成したシラスうなぎを養殖業者さんに無料で提供して、将来商品になるか検討を始めたとのことです。

完全養殖のうなぎ・・・・・・・どんな味がするか今から楽しみです。

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笹持ってこい!

今朝は本当に冷え込んでいますね。胃腸炎や風邪、インフルエンザで受診される方が増えております。うがい・手洗いなどの予防措置を心がけてくださいね。

さて、昨日11日の話なのですが、往診の帰りに渋滞に巻き込まれました。一瞬「なぜ?こんな所が渋滞するの?」と思ったのですが、冷静に考えてみると昨日は「十日恵比寿の残り福」だったのです。

往診の帰り道に今宮戎神社があり、交通規制などで大渋滞。結局天王寺の方まで大回りして帰院したのでした。

夜には会議があり難波まで出かけたのですが、夜店が出ていて多くの老若男女が笹を片手に美味しそうなものを物色したり、行列を作ったりして賑やかでした。

そういえば、西宮恵比寿の「福男」は毎年ニュースにも取り上げられ、全国的に有名ですよね。

新年早々「えべっさん」を忘れていたなんて、大阪人にあるまじき失態を演じてしまいました。

来年は、往診の木曜日に重ならないことを願います。

(老婆心ながら ・・・ えべっさんの掛け声は『商売繁盛で笹持ってこい!』です。)

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「湿邪」

大阪も梅雨入りし、すっきりしない天気が続いています。今日は南の高気圧から、暖かく湿った空気が流れ込み、湿度と温度の高い日になるようです。

この時期から気をつけておかなければいけない状態に「熱中症」があります。

(以前の記事をご参照ください。)
https://ddmap.jp/interview/naika/20110701_1i/
https://ddmap.jp/interview/naika/20110701_2i/

実は、東洋医学においても熱中症と似た概念があり「湿邪」と言います。

「湿邪」とは、体に溜まった余分な水分により様々な体の不調を訴える病態です。体のだるさ・むくみ・眠気・食欲不振など、熱中症と夏バテに共通の症状が並んでいます。

予防としては、「体を冷やさないこと」「体温を上げて新陳代謝を高めること」と言われており、これも西洋医学・東洋医学で共通ですね。

クーラーや除湿による適度の空調や半身浴などで「湿邪」の予防をして、体を労わってくださいね。

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プログラミングと医療

お気づきの方もおられると思いますが、最近ブログの更新時間が遅くなっています。金曜日の午前中に来られる患者さんも増えてきたので、「午前中にゆったりとコーヒーを味わいながら・・・」と優雅には行かなくなってきました。

さて、最近年甲斐もなくコンピュータのプログラミングをしております。色々な事情で、自分で作らなければならなくなったのですが、その辺は取りあえず置いておくとしましょう。

大学を卒業してから、表計算ソフトのマクロ程度なら作ることもあったのですが、本格的なプログラミングとなると四半世紀ぶりになるかもしれません。(四世紀ではなく四半世紀なので25年ぶりです!)

昔と比べるとコンピュータも進化しており、驚くような機能が簡単にプログラミングできる事には隔世の感がありました。以前はメモリーも少なく・・・・・と書き出すと自分が年を重ねた現実を突きつけられるので、ここは敢えて違う方向で進めていきたいと思います。

最近のプログラミングは、以前と比べて制約が少なく出来ることが飛躍的に増えているのですが、どんなオプションがあるのかを調べるのに多くの時間が費やされてしまう印象です。数ある選択肢の中から、ピッタリのものを見付けた時の完成度は、以前のプログラミングの比ではありません。

では、今のプログラミングの方が楽しいかと聞かれると、私には即答できそうにありません。色々なオプションを調べ尽くして最適のものを見付けても、あくまでそのプログラミングに使用したツールの中の話であり、その知識を他に応用することが難しいのです。

同じ時間を使っても以前のプログラミングでは、物理的なコンピュータの構造を深く理解するのに時間を使っていたので、自分の成長を実感し易かったように思います。

今のプログラミングが効率的あるとすれば、昔のプログラミングには手作りした実感がありました。両方の良いとこ取りを出来るプログラミングスタイルは無いものでしょうか?

医療の世界でも副作用の少ない強力な薬が登場しており、病態を十分に理解しなくても対応できるようになっています。改めてツールに頼り切るのではなく、自らが治療したと実感できる医療を目指すように自分を戒めました。

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