01 | 12月 | 2019 | しんおおさかクリニックブログ

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

いつもブログを見て下さって、ありがとうございます 「美容ブログを楽しみに拝見しています。」というお声をいただき、俄然やる気が出てきた私･･･単純･･･　そこで、「レーザー治療を受けてみたいけど･･･。種類がたくさんありすぎて、よく分からないわ。」そんなアナタのために、クリニックで行っている美容レーザー治療についてご紹介いたしますね

そもそもレーザーというのは、Light Amplification by Stimulated Emission of Radiationのそれぞれの単語の頭文字を取ったもの(LASER)で、誘導放出による光増幅と訳されます。自然には存在せず、人工的に増幅された光のことを言います。

光は、その波長の長さによって皮膚への深達度(光が作用する深さ)が異なり、美容医療ではレーザーの光熱作用を使用します。そしてレーザーを用いた美容医療の治療では、

①レーザーの波長(ターゲットまで届かせる事ができ、選択的に吸収されるかどうか)

②パルスの幅(ターゲットだけを損傷する事の出来る照射時間)

③照射エネルギー(照射時間内にターゲットのみを破壊するのに十分なエネルギー)

の三つの組み合わせが重要となります（ちょっと難しいですね）。

　アレキサンドライトレーザー（波長755ナノメートル）

波長755ナノメートルのレーザー光は、メラニン色素に対して選択的に吸収されやすいという大きな特徴があります。また、メラニン色素を多く含んでいる毛に対しても、光エネルギーを吸収し、熱に変換されます。その熱が毛の周囲の毛包・毛乳頭部に対して拡散することで毛の組織を破壊していきます。

→つまりは、しみや脱毛に効果があります。レーザータイトニングとして、お顔全体に照射することができます。

　YAGレーザー（波長1,064ナノメートル）

波長1,064ナノメートルのレーザー光は、波長が長く、表皮メラニンへの吸収が少なく、皮膚深達性に優れているため、表皮へのダメージを最小限に抑えながら肌の深部までレーザー光を効率良く伝えることができます。

→スポットサイズを変えることで、リフトアップ効果や赤ら顔、脱毛にも効果があります。

　Q-スイッチ：Quality Switchingの略ルビーレーザー（波長694ナノメートル）

Qスイッチとは、瞬間的に高いパワーのレーザー光を発する装置です。レーザー光の照射時間が非常に短いため、ターゲットとなる色素以外の正常な皮膚にダメージを最小限に抑えることができます。

→深いしみや刺青に効果的です。

美容レーザー治療を検索すると、「ウルセラ」「サーマクール」「ポラリス」など、色々な種類の機器が出てきますね。これらは、上記に書いた、熱で皮膚の深部のコラーゲンを収縮させて引き締める治療を中心として、HIFUという特殊な超音波を使用していたり（ウルセラ）、RFとよばれるバイポーラ高周波が組み合わさっていたり（ポラリス）します。ただ、どのような治療も一長一短があります。なりたいお肌を目指して、医師と相談しながら治療を進めていきましょうね。

※当クリニックで使用しているレーザー装置は、医療機関だけが扱える米国の厚生労働省にあたるFDA公認の機器を使用しており、日本厚生労働省からも医療機器として認可を受けています。

おまけ