日別アーカイブ: 2020年1月13日

成人の日おめでとうございます

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフハマ子こと濱田です :lol:

あっと言う間にお正月も終わり、今日は成人式ですね。お天気も良くて格好の晴れ着日和です。

成人の日に寄せて神戸新聞に、チベットや北極を探検し、独自の視点から数々のノンフィクションをつづってきた角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんのメッセージがとても良かったので紹介します。

若い頃は角幡さんも「経験について語る大人」を侮(あなど)っていたそうです。そういう人は「昔みたいな体力は無くなったけど、年を取ったら経験でカバーできる」というような言い方をする事が多く、単に加齢で能力が落ちたことの言い訳にしか聞こえなかったからだそうです。

でも、実際にご本人が中年の域に(おそらく現在45歳くらい)入って何を感じるのかといえば、経験て素晴らしいなぁという事で、二十歳の頃の自分は勘違いをしていたということがわかったようです。

経験とは自分がたどってきた固有の道筋で、その生の足跡はその人だけのものだから、年を重ねるにつれ人生の固有度は高まり、その人はその人自身になっていく、経験が貴重なのは、それにより自分自身になり、自分の言葉で物語を語れるようになるから・・・紙面を読んで私も勇気づけられました。

同時に人生で一番面白いのは経験の浅い20代の時期ともおっしゃっています・・・成人に向けてのメッセージなので。

人生は一つの作品で、20歳の人間はまだ形状の定まっていない粘土みたいなもの、20代の10年で土台が固まり、そして30代で作品として造形されてゆき、40代に入った頃に独持の風合いを帯びる・・・・筆者はまだ40代なのでその先は未知の世界なのでしょう。

ここからが20歳の人へのメッセージです・・重要なのは、今日あなたがやる事で、別に無駄でも構わない、その無駄の中にも未来を左右する何かが潜んでいるかもしれないということを知っておくべき・・・私も同感です。私も無駄だらけの人生でしたがふとした出来事で現在に到っております。

その時その瞬間の出来事が新しい未来を切り拓き、他の人とは違う一つの方向性が生じる、その道をたどることで人生は固有なものになってゆく、だから日起きるふとした何かであなただけの人生が始まるかもしれない・・・私の歳でもまだ可能性があるのではと思いたいです。

筆者はもう一度20歳に戻れると言われてももう二度と戻りたくないとおっしゃっています。それは二度と御免だと言えるほど目一杯やった証しです。人生をつくりあげるには生き物として自分を燃焼させる勢いとパワーが必要ですが、知恵や経験は必要ありません一番身体の炎が燃えさかるのは間違いなく20代だと成人の皆さんにエールを送っておられました。

成人へのメッセージでしたが、大変共感できるお話でしたのでご紹介しました。自分の人生を振り返ることはできてもその先はわかりません。私もいつも新しい事を発見する喜びを持ち、先輩方から色々学び生きていこうと思いました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。