安楽死

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

昨年11月、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の女性が面識のなかった医師2人に殺害を依頼したとされる、京都ALS患者嘱託殺人。この女性と医師たちはSNSだけでつながっていた上に、事前に報酬が支払われていたことは、とても衝撃的でした。

生前SNS上で、日本でも安楽死を受け入れられることを求めていた女性。

これまでも、安楽死という言葉を何度か耳にしたことがあると思います。

平成3年、病院に入院していた末期がん症状の患者に薬物を投与して、患者を死に至らしめたとして担当の内科医が殺人罪に問われた東海大学安楽死事件。

記憶に新しいところでは、平成30年、それまで数年間の透析治療を受けていた患者が透析をやめる選択をし、1週間後に死亡した公立福生病院透析中止事件。

脚本家の橋田寿賀子氏が「日本も安楽死の法制化を進めてほしい」と発言して話題にもなりました。

関心の高いこの安楽死を、私たちはどのように考えればいいのでしょう

耐え難い苦しみに襲われている患者や助かる見込みのない末期患者が、医師の助けを得つつ、自らの意思で死を選ぶ安楽死は「積極的安楽死」と呼ばれるのに対し、患者の意思により積極的な延命治療を行なわないのは「消極的安楽死」と呼ばれています。

安楽死に対し、尊厳死は人間として尊厳を保ったまま死を迎えるために、患者本人の意思によって延命治療を中止し、死に臨むこととされていますが、これらを別のものとする用語法は日本独特なものです。

この事件を受け、「自己決定」や「死ぬ権利」を理由に安楽死を認めるべきとする声が多数ある一方で、ALS患者やその専門家は懸念される問題点を指摘しています。

フリーライターの児玉真美さんは、「自己決定とは、理路整然と考えて結論を出すことというイメージですが、人間は理屈で物を考えているわけでなく、色々な感情や思いの中で揺らぎながら生きている。」として、その不確かさを訴えています。

また、NPO法人「堺を越えて」理事長の岡部宏生さんは、自身もALS患者で、死ぬ権利についてこう述べています。「死ぬ権利とは自殺のことですが、それは人が得た権利なのか。他の生物で自殺はない。それが可能なことによって人間の尊厳が守られているとは思わない。命に尊厳はあっても、それはすべての生物の生命についての尊厳。人間の尊厳は人それぞれ違う。」

ALSの国内の患者はおよそ1万人。

過酷な病気と向き合い「生きたい」気持ちと「死にたい」気持ちに揺れる人たち。

重度の障害のある方でも、自立して生きていこうとする時、社会の理解不足や障害者支援の遅れなどから生まれる「生きていても不幸」という無意識の差別的偏見は、生きることへの無言の圧力につながりやすいことを意味します。

私も、あなたも、あすALSを発症するかもしれません。

介護制度、病気への理解、家族への支え…その時、どんな環境があったら生きやすいでしょうか

とても気になっていた事件でしたが、ちょっと重くなってしまいましたね 以前からこのような話題をブログに挙げていますが、死をタブーにすることなく、議論ができる世の中になってほしいなと思っています。

さて、最近の私はロッテのチョコパイにハマっています。いや、誘惑に侵されています スーパーに行くとチョコパイに「You 食べたいんだろ 買っちゃいなよ」とジャニーさんばりに(ジャニー喜多川さんね)話しかけられ、9個入りのParty Packを買ってしまう私・・・ しかも2日で食べてしまう

ジャニー喜多川

 

 

 

 

「You食べちゃいなよ~」

患者さまに時々美容法を聞かれ、「基本はお食事です」なんて偉そうに力説しているけど、このありさま・・・。こうやってPCに向かいながら、本日4個目のチョコパイを食べています。しばらく続きそうです。

チョコパイ 誰か止めて~






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