月別アーカイブ: 2008年6月

寝る子は育つ

最近比較的若い世代の方が体調を崩してクリニックをよく受診されます。
多くの方に過労などストレスの過多が見受けられますが、睡眠不足が大きな原因となっていることも多いようです。
“寝る子は育つ”と昔から言われるように、人間の成長や健康の維持には十分な睡眠は欠かせません。
睡眠の時間は十分確保できるが、熟睡ができずに疲労の蓄積が感じられる方は睡眠導入剤(中間型と呼ばれるやや作用時間の長い薬剤が良い)を試されるのも一つの方法と考えます。
一晩でもぐっすり眠れると気分的にもずいぶんと楽になり、その後は睡眠のリズムをうまく取り戻せることもあります。
ゆめゆめ睡眠を犠牲にするなどということのないようにお気を付け下さい。


植え替え

今朝早くクリニックのエントランスに3箇所ある花壇の花の植え替えをしました。
今年年始に植えたパンジー、ビオラはまだ結構花を咲かせていましたが、もう旬ではなくなったので、思い切って全て取り除き新しい夏の花に植え替えました。
中央の花壇には黄色、橙色のマリーゴールドを植えました。
西側の花壇にはラベンダーを中心に2種類の草花(名前は不明…ゴメンナサイ)を寄せ植え風に、東側にはやはり2種類の小さな花を10苗ほど一列に植えました。
これからしばらく前を通る人達の目に止まって楽しんでいただければ幸いです。


心の掃除

この週末に福井県の大安禅寺に行って来ました。
実は私の長男(大学生)が、今春からアルバイトで仕事をさせてもらっているそのお寺で、6月1日と昨日の2回、花菖蒲祭(6月1日~30日)の特別イベントとしてライブコンサートを開催させてもらうことができるとあって、親ばかとは思いつつ息子の舞台姿を見たくて足を運びました。
お寺は山の中腹にあり、広い敷地内には今が見頃の菖蒲の花が咲き誇る花菖蒲園や趣のある庭園などが自由に拝観でき、どなたでも癒されること間違いありません。
また住職の愛称“大安和尚”さんはとても気さくな方で、いきいき法話というユーモアたっぷりで爆笑を誘うお話を聞かせていただきましたが、分かりやすく生き方のこつを説かれていて、特に心の掃除(心を空にすること)と「おかげさま」と思う感謝の気持ちが大切という説法には、共感することしきりでした。
生きる元気をもらいたいという方は、一度大安禅寺(福井市)に足を運ばれては如何でしょうか?お勧めです。ホント。


水分を摂ろう

これから夏の時期が来て暑くなってくると、汗をかくなど身体からの水分の喪失が多くなり、どうしても脱水気味になります。
脱水は本当に怖いもので、脳梗塞をはじめ種々の急性疾患の引き金になることも多いのです。
ですからのどが渇いた時はもちろん、口の中が少しでも乾いてきたと思ったら、こまめに水分を補給しましょう。
水でも構いませんが、汗を沢山かいた時や空腹時には塩分や糖質の入った飲料がよいでしょう。
水分やエネルギーの補給を十分にして、暑い夏を乗り越える準備をして行きましょう。


一日一善(2)

多くの人は毎朝、その日一日の予定ないし計画をある程度頭に描いて行動を始めると思われます。
しかし実際には計画通りに進まないことも多く、あまりきっちりとした日程はかえって焦りやいらいら、不安などを生んでしまいがちです。
ですからむしろ自らあれこれ考え忙しく行動するのではなく、状況が自然と自分を良い方向に動かしてくれると信じ、泰然と構えてゆっくり行動すれば、案外楽に一日を過ごすことができるようです。
そして一日が終わってみれば、必ず良いことが一つあったと思えるはずです。
それが本当の意味の一日一善かも知れません。


一日一善

一日24時間のうち7時間を睡眠時間として、活動できる時間は17時間しかありません。
あまり欲張って一日のうちに色んなことをしようとすうと、時間に追われて焦りが生じ、結果的に殆どのことが中途半端に終わってしまいがちです。
その結果、欲求不満からマイナスな考えが多くなり、毎日を楽しく過ごせなくなってしまいます。
ですから一日で一つの良いことだけをやり遂げようと思えば、けっして17時間は短くはなく、無理なくゆっくりと目的に達することができ、心のゆとりや豊かさを味わうことが可能です。
そのような着実な一日一日の積み重ねが、つまり幸せということではないでしょうか。


梅雨入り

近畿地方も昨日より梅雨に入ったようです。
これからしばらくは雨の日が続くことを覚悟しなければなりません。
気分的にも鬱陶しいと感じられる方が多いでしょう。
でもそれも心の持ち方一つで、さすがにうきうきした気持ちにはなれないかも知れませんが、ゆったりとした落ち着いた気持ちになると、心のゆとりが案外物事を着実に進めてゆける結果を生むことも期待できます。
人の一生は短いようで長いとも言えます。
あくせくせず、のんびりと構えるほうが時間を有効に使えるかも知れませんよ。