風に立つライオン

自分は今まさに映画の「風に立つライオン」状態にあると思う。今年も300枚くらいの年賀状をいただいたが、その中で数枚に「発熱外来をしていただいて有難うございます。敬服いたします」と言う趣旨の添え書きがあった。見る人は見て、評価する人はしてくれているのだなと、とても嬉しい気分になった。

昨年末厚労省が全国に向けて、発熱外来をする医者を募集したところ、応じた医者は全国でたった25,000人だけだった。そのうち大阪府では1,000人ばかり。府がそのホームページに公表して良いかを問うたところ、応じたのがごく僅かで、特に北区では400人の会員のうち、たった5人という有様。皆「風評被害が怖い、うつされるのが怖い」らしい。なんという体たらくなのか。何という無責任なのか。君達は何の為に医者になったのか?あらゆる業者が被害に遭っている中、自分だけがのうのうと、ぬくぬくと稼いでいようと言うのか?医者仲間がこんなに卑怯な集団だったとは、まさに愕然としている。君達は今の為にストイックな生活を送り、日々鍛錬をしてきたのではないか?

確かにウナギの寝床みたいな間口の狭い、借りビルの一室では、二箇所の入り口、二本の導線を用意するのは不可能かもしれない。それだったら、今後の医療機関を認可する際には、そういう条件をクリアしていないと、認可をしないという規則を作るべきである。なぜならコロナはまだ序の口だからである。サーズは致死率は高いが、伝染力は余り高くはなかった。これが第1陣。コロナは致死率は余り高くないが伝染力は非常に強い。これが第2陣。そしていずれくるであろう第3陣が強烈な伝染力と非常に高い致死率を併せ持った殺人ウイルス。世界は壊滅的になるであろう。陰圧隔離室は今後医療機関として、必須の条件である。

毎日7~8人のコロナ疑いの患者を診て、毎日1~4人のコロナ患者を見つけ、捨て身で初期治療をしている自分は、70歳を越しており、いつうつされるかわからない。いつ自分がミイラ取りのミイラになるかわからない。しかし自分はそうなったらそれで良いと思っている。それが医者の本望だと思っている。これが最後の世の中への恩返しだと思っている。

為政者は国民の目を逸らそうとして、オリンピックを開催しようとしている。しかしワクチンがギリギリ間に合ったとしても、それがこのお祭りの役に立つとは、とても思えない。マスコミは選手の防疫、会場の予防策などばかり注目して宣伝しているが、本論はそこにない。問題はワクチンも受けず、PCRもニセの証明書を携え、マスクもせずに堂々と渡来する、フーリガンもどきの、質のワルーイ外国人どもである。奴らは試合会場でマスクも着けず、大声でワメキ散らすであろう。そして夜な夜な町に繰り出して、泥酔したまま思い切りコロナを撒き散らすであろう。そして日本人にうつし回るばかりか、自分自身が重症になっても、医療費ひとつ払う金はないであろう。事の始まりの、ダイアモンドプリンセス号がそうであった。あの乗客達の治療費、対策費、滞在費、食費すべて日本の税金28億円を使って対処したのである。オリンピックを開催したら、その何十倍、何百倍、いや何千倍もの財政支出が必要となり、経済効果どころか、逆経済効果が生まれる事は、想像に難くはない。

いずれにせよ、こんな変わった院長にひたすら付いて来てくれる職員がかわいい。感謝感激雨あられである。いつまでもこの幸せが続くように、祈って邁進する毎日である。

2021年1月5日 八杉誠






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