経鼻内視鏡検査の精度では不安?


胃カメラ検査で「経鼻内視鏡検査」と「経口内視鏡検査」では、経口内視鏡検査の方が精度が上では?経鼻内視鏡検査では判らないのでは?との質問を受けます。

10数年前、最初の経鼻内視鏡(第一世代)では、確かに画質に差がありました。が、数年で第2世代、第3世代の経鼻内視鏡カメラが次々と開発され、同等の画質レベルに追い付き、現在、第4世代(当院使用)では、近景(数ミリ~数センチ)では、通常に使われる経口内視鏡よりもフォーカスが合っており詳しい観察が可能、遠景、中景に差がないとの報告があります。
むしろ「経鼻内視鏡検査」の方が、画質やフォーカスという面では「経口内視鏡検査」を逆転している状態となっています。
早期ガン(5㎜以内の微小ガンも含め)の観察には、「経鼻内視鏡検査」の方が「経口内視鏡検査」より適してるのではないかと感じています。(組織検査は、経口と同様にできます。)

また「経鼻内視鏡検査」は、口径が細いため、仮に経口として使われても嘔吐反射は軽減され、経鼻挿入では、さらに嘔吐反射は軽減されます。食道病変など(ほぼ近景でみる状態)の観察には、反射も少なく適した検査だと実感しています。





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