リワーク(復職)支援(その41)

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職)支援」の41回目です。引き続き、リワークについて詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖うつ病から職場復帰リワーク)する~復職後リワーク後)に気を付けること〗
うつ病で職場を休職した後、復職したときリワークしたとき)、気を付けるべきことがあります。
慎重に復職慎重にリワーク)をしなければ、またメンタルヘルス疾患が再発してしまいます。
うつ病はとても再発が多いと言われるメンタルヘルス疾患です。
復職を軽くリワークを軽く)考えずに、主治医や上司・産業医などとともに、慎重に進めましょう。
復職後に気を付けるリワーク後に気を付ける)べきこと
≪焦らずメンタルヘルスを慣らしていく≫
復職したリワークした)からといって、すぐに週5日フルタイムで働けるわけではありません。
最初は、出勤時間に出社して帰る→週3日2時間ずつ軽い仕事をする→毎日2時間仕事して帰る→午前中勤務→フルタイム勤務
というように、数か月かけて徐々に体を慣らしていきます。
また、仕事内容も簡単なものからはじめていきます。
休職前と比べると、「物足りない」と感じてしまったり、焦って「早く多くの仕事を与えてもらいたい」と思うでしょう。
しかし、メンタルヘルス疾患で休んでいる間、思った以上に脳も体も休んでいましたから、無理してしまうと、あなた様の処理能力は容量オーバーでパンクしてしまいます。
メンタルヘルス不調が回復したと自分で判断しない≫
復職が上手くリワークが上手く)いった場合、“自分はもう大丈夫”と勝手に判断して、通院を止めたり服薬を止めてしまったりすることがあります。
うつ病の回復は、良くなったり悪くなったりを繰り返して徐々にメンタルヘルス不調が回復していきます。
良くなったとおもって服薬を止めてしまうと、悪くなった時にうつ病が再発しやすくなるのです。
復職後もきちんと通院リワーク後もきちんと通院)・服薬は続けましょう。
≪その他≫
●無理せず、出来ないことは出来ないと言う
ストレスを溜めこまず上司に相談する
●規則正しい生活を送る
●栄養バランスのとれた食生活を送る
●休みの日に運動するなど、ストレスを発散できる趣味を持つ
メンタルヘルス疾患が再発しないためにも、考え方を変えてみよう
うつ病などから復職したあとリワークしたあと)は、当然、仕事量は以前のうつ病休職前より減っています。
また、新たに代わりの人員が補充されていて、まるでお客様扱いのようにされることもあります。
時には心無いことを言われて傷つくこともあるでしょう。
当然、大事な仕事を任せてもらえないので、以前のような発言権はありません。
このような復職後の職場リワーク後の職場)の状況を、
●のけ者扱いされている
●仕事をさせてもらえない
●やりがいを感じない
●いつも腫物を触るように扱われる
●嫌味を言われる
以上のようなマイナスの受け取り方をしてしまうと、うつ病を再発してしまいやすくなります。
考えてもみてください。あなた様がうつ病で休職している間、まわりの社員はあなた様の仕事のしわ寄せを受けていたのです。
また、復職後、あなた様が減った分の仕事リワーク後、あなた様が減った分の仕事)は誰かが受け持ってくれています。
あなた様の負担を減らすために、なるべく責任のある仕事を任せないように気を使ってくれています。
復職後しばらくリワーク後しばらく)は、仕事にメンタルヘルスを慣らすためのリハビリ期間です。
焦る気持ちもわかりますが、まずは自分を追い込まずに、ポジティブに物事を受け取れるようにしましょう。
●嫌味を言われたら→その人からの叱咤激励・愛のむち・自分の代わりに頑張ってくれていたのか
●仕事をもらえない→自分のメンタルヘルス不調をおもってくれている
●お客様扱いされる→気を使ってくれている
まわりの社員も、あなた様が復職する前リワークする前)に、うつ病についての教育を受けているはずです。あなた様同様、まわりも戸惑っているし頑張っているということを忘れてはいけません。
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。






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