西日本豪雨。気象庁から大雨特別警報が出ていたが被害甚大、残念。東日本の梅雨明け宣言が出たりして、政府の危機感も薄かったかも。地震の予知は難しいが、今回は気象庁がかなり正確に予想していただけに、政府のリーダーシップが必要だったかも。
地震の後は大雨と自然災害続きですが、皆様にはお変わりないでしょうか?地震や大雨などの影響で、不眠や不安・動悸、疲労や倦怠感・食欲不振など体調不良やメンタルヘルス不調はないでしょうか?自然災害は収まってもメンタルヘルス不調が続く場合は、豊中市 千里中央・心療内科「杉浦こころのクリニック」へ一度お問い合わせ下さい。
月別アーカイブ: 2018年7月
復職支援(リワーク)(その71)
千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「復職支援(リワーク)」の71回目です。引き続き、復職支援(リワーク)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖職場復帰後(リワーク後)の経過(Ⅲ)〗
■安定期:復職後7ヵ月目~1年経過(リワーク後7ヵ月目~1年経過)
復職後半年(リワーク後半年)を過ぎてから1年に差しかかる頃を、われわれは「真の復職(真のリワーク)の段階」と位置づけています。職場においては、特別扱いされることなく1ヵ月に20時間ほどの残業もこなし、周囲の期待にもある程度応え、自分でも満足感を得はじめている真の復職の時期(真のリワークの時期)です。この真の復職の時期まで順調(この真のリワークの時期まで順調)に就労できている労働者は、よくも悪くも働いていることが「当たり前」になっています。しかし、その「常態化と慣れ」にもし慢心が加われば、かつてメンタルヘルス不調になる前と同じように働いてしまい、ここにメンタルヘルス不調の再燃のリスクが潜んでいると考えられます。
土曜フォローアップのリワークプログラム(復職支援プログラム)では、この真の復職の時期の参加者(この真のリワークの時期の参加者)へは「新たな働き方の“実践”」を促しています。平日にリワークプログラムへ参加(復職支援プログラムへ参加)していた頃に身につけた、自らを理解した上での新たな働き方を実践してもらうのです。職場でのいろいろな場面において、「うつ病などメンタルヘルス不調になる前の自分であればこのようにとらえて自滅していたが、今回は視点を変えてみた」「以前であればこのような態度をとっていたが、今回はあえてリワークプログラムで学んだ(復職支援プログラムで学んだ)考え方でやってみた」というように新しい働き方を実践し、その結果どうなったか、どう思ったかなどを発表してもらいます。ほかのリワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)は平日のリワークプログラムでの成果(復職支援プログラムでの成果)を支持し、本人も新しい働き方がようやく自分のものになっていきます。
⇒『(メンタルヘルス不調の再発・再燃のリスク)
・真の復職の段階(真のリワークの段階)
・職場で特別扱いされることなく1ヵ月に20時間ほどの残業もこなし、周囲の期待にもある程度応え、自分でも満足感を得はじめている時期
・よくも悪くも働いていることが「当たり前」になっている
・しかし、その「常態化と慣れ」にもし慢心が加われば、かつてメンタルヘルス不調になる前と同じように働いてしまい、ここにメンタルヘルス不調の再燃のリスクが潜んでいる』
⇒『(アドバイスのポイント)
・新たな働き方の“実践”を促す
・平日にリワークプログラムへ参加(平日に復職支援プログラムへ参加)していた頃に身につけた、自らを理解した上での新たな働き方を実践してもらう
・職場でのいろいろな場面において、「うつ病などメンタルヘルス不調になる前の自分であればこのようにとらえて自滅していたが、今回は視点を変えてみた」「以前であればこのような態度をとっていたが、今回はあえてリワークプログラムで学んだ考え方(復職支援プログラムで学んだ考え方)でやってみた」というように新しい働き方を実践し、その結果どうなったか、どう思ったかなどを語ってもらう』
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
復職支援(リワーク)(その70)
千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「復職支援(リワーク)」の70回目です。引き続き、復職支援(リワーク)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖職場復帰後(リワーク後)の経過(Ⅱ)〗
■回復期:復職後4~6ヵ月目(リワーク後4~6ヵ月目)
復職して3ヵ月間(リワークして3ヵ月間)が過ぎ、復職後4ヵ月目以降から半年(リワーク後4ヵ月目以降から半年)では、「メンタルヘルス不調再燃の危機の段階」が訪れます。この復職後数ヵ月間が過ぎた頃(リワーク後数ヵ月間が過ぎた頃)になると、職場は勤労者がメンタルヘルス不調明けであるため寛容であった雰囲気から変わり、そろそろ通常の業務を期待されはじめます。勤労者には遅れを取り戻そうという焦りが生まれ、その一方で上司は「もう大丈夫ではないか」と楽観するようになってきます。ここで勤労者のほうがセルフメンタルヘルスケア、つまり実はまだメンタルヘルスの調子があまりよくないことやパフォーマンスに限界があることを上司や産業保健スタッフへきちんと伝えておくことができなければ、たちまち仕事量、責任、周囲の期待が増して、特別扱いされなくなってしまいます。本人の就労意欲も一瞬高まるが、実際にはうまく仕事をこなせず、周囲の期待に応えられず無力感を抱いたり、憂うつな気分が続いたり、さらにメンタルヘルス不調が悪化すれば頭が働かなくなって、欠勤が生じてくることもよくあります。それはあたかも、子どもの運動会に参加して若い頃のイメージのまま徒競走に出て転倒してしまうお父さんのような状態です。
そこで、このような事態を避けるために土曜フォローアップのリワークプログラム(復職支援プログラム)では、この復職後数ヵ月間が過ぎた時期(このリワーク後数ヵ月間が過ぎた時期)は初心に帰り本人の課題の再確認とメンタルヘルス的な援助を重視しています。つまり、平日にリワークプログラムに通っていた頃(復職支援プログラムに通っていた頃)、「うつ病エピソードなどメンタルヘルス不調の振り返り作業」「自分の仕様書」や「メンタルヘルス教育」などで気づいたり身につけたりした自らの性格特性や思考・行動パターン、うつ病などメンタルヘルス不調になった経緯などを再確認させ、たとえばコミュニケーションに問題のあった人の場合であれば、現在の自分の気持ちを本当に伝えられているのか、伝えている気持ちになっているだけで相手はそう受け止めてはいないのではないかなどを気づくように働きかけます。また、この復職後半年近くが過ぎた時期(このリワーク後半年近くが過ぎた時期)は孤独感を抱きやすいので、ほかのフォローアップのリワークプログラム(フォローアップの復職支援プログラム)参加者からの共感的理解によるメンタルヘルス的なリワーク支援(職場復帰支援)が大きな役割を果たすことが多いです。
⇒『(メンタルヘルス不調の再発・再燃のリスク)
・職場は労働者がメンタルヘルス不調明けであるため寛容であった雰囲気から変わり、そろそろ通常の業務を期待し始める
・労働者には遅れを取り戻そうという焦りが生まれる
・ここで労働者のほうがセルフメンタルヘルスケア、つまり実はまだメンタルヘルスの調子があまりよくないことやパフォーマンスに限界があることを上司や産業保健スタッフへきちんと伝えておくことができなければ、たちまち仕事量、責任、周囲の期待が増して、特別扱いされなくなってしまう』
⇒『(アドバイスのポイント)
・この復職後数ヵ月間が過ぎた(リワーク後数ヵ月間が過ぎた)時期は初心に帰り本人の課題の再確認とメンタルヘルス的な援助を重視
・現在の自分の気持ちを本当に伝えられているのか、伝えている気持ちになっているだけで相手はそう受け止めてはいないのではないか、などを気づくように働きかける
・この復職後半年近くが過ぎた(リワーク後半年近くが過ぎた)時期は孤独感を抱きやすいので、ほかの復職者(リワーク者)からの共感的理解によるメンタルヘルス的なリワーク支援が大きな役割(職場復帰支援が大きな役割)を果たす』
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
復職支援(リワーク)(その69)
千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「復職支援(リワーク)」の69回目です。引き続き、復職支援(リワーク)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】◎経過ごとのメンタルヘルス不調の再発リスクとフォローアップのリワークプログラム(復職支援プログラム)での対応方法
〖職場復帰後(リワーク後)の経過(Ⅰ)〗
■適応期:復職~3ヵ月目(リワーク~3ヵ月目)
職場復帰してから数ヵ月(リワークしてから数ヵ月)は一般的に「通勤するだけで精一杯の段階」です。また、職場の問題と関係してメンタルヘルス不調を発病した勤労者の場合、この復職直後の時期(リワーク直後の時期)にメンタルヘルス不調の再発の可能性が高いので注意を要します。さらに、若年成人では、ほとんどのメンタルヘルス不調の再発・再燃はこの復職直後の時期に起こる(リワーク直後の時期に起こる)といわれています。復職直後の勤労者(リワーク直後の勤労者)は、当初は通勤することだけで疲労してしまうものです。また、一般的に、勤労者が復職(勤労者がリワーク)したからといって職場でその日からプロジェクトメンバーとして役割を持ったり、明確な任務が与えられたりすることは難しいため、自席の片づけやメールチェック、上司から頼まれたことの手伝いぐらいしかやることがないです。与えられた就労時間内に職場に身を置いているだけでもうまく力が抜けず緊張してしまい、周囲が淡々と働いている中でただ着席している自分とのギャップに引け目を感じ、メンタルヘルス面で疲労困憊してしまいます。一方、職場は比較的配慮ある受け入れをしてくれて、「無理しないでね」という雰囲気であることが多いようだが、復職後まもない(リワーク後まもない)勤労者はそれさえプレッシャーに感じてしまうことがあります。
そこで土曜フォローアップのリワークプログラム(土曜フォローアップの復職支援プログラム)では、この復職直後の時期(このリワーク直後の時期)は「メンタルヘルス不調の回復と不安・緊張の軽減」を最優先と位置づけています。まずは、毎日の睡眠の重要性を理解し合い、翌日に疲れを残さないように徹底します。そして、うつ病などメンタルヘルス不調になる前に自分がバリバリ働けていた頃のイメージと現在発揮できるパフォーマンスには差があり、それがメンタルヘルス不調からくるものであることを再認識してもらいます。周囲への引け目や焦りなどの気持ちも積極的に言語化して発散してもらい、翌週へ引きずらないように働きかけています。
⇒『(メンタルヘルス不調の再発・再燃のリスク)
・通勤するだけで精一杯の段階
・明確な任務が与えられたりすることは難しいため、自席の片づけやメールチェック、上司から頼まれたことの手伝いぐらいしかやることがない
・与えられた就労時間内に職場に身を置いているだけでもうまく力が抜けず緊張してしまい、周囲が淡々と働いている中でただ着席している自分とのギャップに引け目を感じ、メンタルヘルス面などで疲労困憊してしまう』
⇒『(アドバイスのポイント)
・メンタルヘルス不調からの回復と不安・緊張の軽減が最優先
・毎日の睡眠の重要性を理解し合い、翌日に疲れを残さないように徹底する
・うつ病などメンタルヘルス不調になる前に自分がバリバリ働けていた頃のイメージと現在発揮できるパフォーマンスには差があり、それがメンタルヘルス不調からくるものであることを再認識させる
・周囲への引け目や焦りなどの気持ちも積極的に言語化して発散してもらい、翌週へ引きずらないように働きかける』
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
復職支援(リワーク)(その68)
千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「復職支援(リワーク)」の68回目です。引き続き、復職支援(リワーク)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】●職場復帰後(リワーク後)のフォローアップ
◎メンタルヘルス専門医療機関での戦略的リワークプログラム(戦略的復職支援プログラム)
⇒メンタルヘルス専門医療機関の中には、平日のリワークプログラム(復職支援プログラム)参加者で復職を果たした(リワークを果たした)患者様に対して毎週土曜日のリワークプログラム(毎週土曜日の復職支援プログラム)で復職後のフォローアップ(リワーク後のフォローアップ)を行い、メンタルヘルス不調の再発防止に取り組んでいる施設があります。このリワークプログラムを通じて(この復職支援プログラムを通じて)、うつ病などメンタルヘルス不調から復職した勤労者(リワークした勤労者)がおおよそ抱くメンタルヘルスの変遷に経時的なパターンがあることがわかってきました。したがって、こうしたメンタルヘルス的リスクをあらかじめ予測して職場が対応することができれば、メンタルヘルス不調の再発のリスクを減らすことに繋がると考えられます。
具体的には、フォローアップのリワークプログラム(フォローアップの復職支援プログラム)は毎週土曜日に開かれ、午前の部(9:30~12:00)と午後の部(13:00~15:30)に分かれて行われています。リワークプログラム参加者(復職支援プログラム参加者)は自分の都合に合わせて、午前の部または午後の部のどちらかのリワークプログラムへ参加(復職支援プログラムへ参加)します。ほとんどの人は、復職直後(リワーク直後)は毎週参加をします。復職してから数ヵ月(リワークしてから数ヵ月)が過ぎ、安定した就労が続いていてメンタルヘルス不調も回復してきた頃を見計らって、リワークプログラム参加の間隔(復職支援プログラム参加の間隔)を2週に1回や4週に1回などと広げていきます。リワークプログラム参加の頻度(復職支援プログラム参加の頻度)を徐々に減らしていくのは、いつかはリワークプログラムから完全に巣立たせる(復職支援プログラムから完全に巣立たせる)ことを意識しているからです。つまり、復職当初(リワーク当初)はフォローアップのリワークプログラムによって就労継続(フォローアップの復職支援プログラムによって就労継続)が支えられていた状態であっても、次第にそこからメンタルヘルス専門医療機関以外の人(たとえば家族、友人、地域住民、職場の同僚)とのかかわりの中でメンタルヘルスケアができるようになることが本当の意味での職場復帰(本当の意味でのリワーク)であると考えています。
土曜フォローアップのリワークプログラム(土曜フォローアップの復職支援プログラム)では、“その週の嫌な思い、その週のうちに(処理しよう)!”を合言葉に、主としてピアカウンセリングにより1週間の出来事を振り返り、出来事や思ったこと、自分がとった行動、心に残った嫌な思いを吐露して、メンタルヘルスの整理を行っています。また、リワークスタッフ(復職支援スタッフ)が規則正しい生活リズムのアドバイスを行ったり、食事・栄養指導などのアドバイスをしたりもしています。
このような復職後のフォローアップへの取り組み(リワーク後のフォローアップへの取り組み)から、うつ病などメンタルヘルス疾患で休職して復職(休職してリワーク)した場合、どんな人でも遭遇する可能性がある一般的なメンタルヘルス面でのリスクがあることが次第にわかってきました。
次回以降では、職場復帰後に勤労者が直面する(リワーク後に勤労者が直面する)メンタルヘルス的リスクならびにそれぞれの局面でどのような働きかけが可能であるか、そしてフォローアップのリワークプログラムではどのようなアドバイスをしているのか(復職支援プログラムではどのようなアドバイスをしているのか)を述べます。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。
復職支援(リワーク)(その67)
千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「復職支援(リワーク)」の67回目です。引き続き、復職支援(リワーク)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖第4ステージ(職場復帰後(リワーク後)、再発予防期)〗(約3~6ヵ月)
『職場復帰後、半年間以内(リワーク後、半年間以内)はメンタルヘルス不調の再発が起こりやすい時期なので、特に注意が必要な時期です。
職場にメンタルヘルス不調の理解を得ながら、通院や抗うつ薬の服用を継続し、仕事量もあまり過度になりすぎないように注意しましょう。
また、うつ病などメンタルヘルス不調を再発させないためには自らのライフスタイルや物の考え方を見直すことも重要です。
以下を参考に、メンタルヘルス不調の再発予防に取り組むようにしましょう。』
◎第4ステージ チェックリスト
基本的には第4ステージは終わるものではなく、うつ病などメンタルヘルス不調を再発させないように生涯心がけていくことが必要です。1年に1回はこのチェックリストを見直して、自らのメンタルヘルスを保てるように心がけましょう。
■主治医(精神科医・心療内科医)が通院終了の許可を出すまで、通院を続けている
⇒抗うつ薬にはうつ病などのメンタルヘルス不調の再発を予防する効果があります。そこで、職場復帰後も十分に(リワーク後も十分に)主治医(精神科医師・心療内科医師)と相談しながら、薬物療法を継続する必要があります。自分の判断や周囲の人の声で薬物療法を中断しないように注意しましょう。
■上記うつ病などメンタルヘルス不調になりやすい考え方の癖に注意を払っている
⇒上記うつ病などメンタルヘルス不調になりやすい考え方の癖として、物事を「全」か「無」かの両極端で考えてしまう考え方、何でも自分の責任だとする考え方、物事はこうあるべきだとする柔軟性に欠ける考え方などがあります。自分のメンタルヘルスの癖を理解し、そのような考え方に陥っていないかを見つめ直すことも重要です。
■定期的にメンタルヘルス診断(ストレスチェック)を行っている
⇒仕事に夢中になっていたり、しばらくメンタルヘルスの調子のいい期間が続いていたりすると、職場うつ病などメンタルヘルス不調の初期兆候を見逃してしまうことがあります。ストレスチェックシートを用いて、定期的に自分のメンタルヘルス診断を行いましょう。
■物事の優先順位をつけて、ゆとりある生活を送る
⇒上記うつ病などのメンタルヘルス不調になりやすい性格傾向を持っている方は、物事の優先順位をつけることが苦手で、何でもかんでも重要だと思ってしまい、その結果としてどんどん生活にゆとりがなくなってしまいます。4色ボールペン活用術(2018年6月13日掲載)を参考に、ゆとりあるスケジュール作りをしましょう。
■定期的な運動習慣を確立する
⇒運動には元々うつ病などのメンタルヘルス不調を予防する効果があると言われています。自分が気持ちいいと感じる程度の運動で十分ですから、定期的な運動を日常生活の中に取り入れるように心がけましょう。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。