カテゴリー別アーカイブ: お知らせ

平成もあとわずか

「平成」も残りあとわずかとなりました。少し寂しい気もしますが、「令和」という新しい時代をいつもと変わらず穏やかに迎えたいと思っています。

ホームページにも記載していますが、ゴールデンウィーク期間は 4月28日(日)~ 5月6日(月)まで休診となります。GW明けは混雑が予想されますので、5月7日(火)は午後の診療(16時~19時)も行ないます。どうぞよろしくお願いいたします。

 


診察日変更のお知らせ

ホームページでもお知らせしていますが、2019年2月14日(木)より診察日が変更となります。

木曜日の午前(9:00~12:00)の診療をスタートし、火曜日の夜診(16:00~18:00)を休診といたします。

診察日の変更により、初診の方を長期間お待たせしている現状を少しでも改善できればと考えています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 


7/25(水)午後は天神祭による混雑のため休診します

hanabi

毎日、猛烈な暑さが続いています。報道によると、熱中症で搬送される方や亡くなられる方が相次いでいるようです。当院に通院されている方の中にも、暑さによる体調不良を訴える方がおられます。水分をしっかり摂り、日中は外出は控えてクーラーの効いた涼しいところで過ごすことが必要です。

7月25日(水)は天神祭でクリニック周辺が大変混雑しますので、午後の診察は休診となります。ご理解の程、よろしくお願いいたします。

 


新しい不眠症治療薬

クリニックには不眠症で悩んでいる患者さんがたくさん来られます。

現在、日本では5人に1人に何らかの不眠があると言われています。不眠が続くと、仕事の効率が下がったり、生活習慣病(高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞など)や交通事故の誘因となります。また、うつ病の誘因になることもあり、不眠が長引くと生活に大きな支障をきたします。

今月、新しく「ベルソムラ」という不眠症の治療薬が発売されます。「ベル(belle)」はフランス語で美しい、「ソム(som)」は眠りを意味します。この薬は「オレキシン受容体拮抗薬」という、これまでにない新しいタイプの治療薬です。現在、この他に不眠症の治療薬には、ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系、メラトニン受容体拮抗薬などがあります。

この治療薬について簡単に説明すると、下記のようになります。

<オレキシンとは?> オレキシンは脳内の視床下部という部位から分泌される物質で、「覚醒状態の維持」を担っています。わかりやすく言うと、オレキシンが分泌されると脳が覚醒し、逆にオレキシンがないと脳が覚醒しない、つまり眠くなります。

<ベルソムラが効く仕組み> オレキシン受容体拮抗薬である「ベルソムラ」は、オレキシン受容体をブロックし、オレキシンが働かない状態にすることで、脳を覚醒状態から睡眠状態へ移行させて眠りをもたらします。

この薬により不眠症の患者さんの治療の選択肢が広がり、不眠症からの回復につながればと期待しています。

 

 


大阪市北区天神橋の心療内科・精神科「かわぐちクリニック」です。

人間ですから、生きていれば良いことだけではなく、受け入れがたいこともおこります。 そのような時、こころは強くもあり脆くもあります。 前に進むことだけが正しいのではなく、立ち止まることや、時には戻ることが良いこともあります。 苦しい時、こころがざわつく時、それを言葉にすることで気持ちが整理され、回復へ向かいます。身近な人に話すこともいいですが、心身に不調が生じたときには専門家を訪れてください。 かわぐちクリニックは、治療者であると共に人生の伴走者でありたいと考えています。