先月 2月にNHK教育テレビで「ピロリ菌」が特集されていました。
兵庫医科大学 三輪教授がコメントされていました。
ピロリ菌は2歳から5歳まで 遅くとも10歳までには感染していることが分かっています。
そして、いったん感染すると、胃の中に居座り続け、慢性胃炎を引き起こします。
一方で、大人は 口からピロリ菌が入っても退治する事ができます。
そこで 三輪先生は ピロリ菌検査を受けた方がよい人の リストで
①家族などに胃がんの人がいる ②塩辛いものをよく食べる ③喫煙している ④胃痛を感じることがある に付け加えて
⑤できれば中学生以上の人全員
と言われていました。
さすがに全員というのは難しいかも知れませんが、その意義は十分にあると思います。
ピロリ菌検査は、血液検査、便検査、呼気試験など 色々な方法があります。
当院でも積極的に調べています。
ピロリ菌外来もしていますので、ご気軽に相談下さいませ。