大腸カメラの下剤とは? なんで不味いのか?

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

今回のテーマは「大腸カメラの下剤」についてです。

これまで大腸内視鏡検査をされた方は 誰もが経験する あの「苦行」について解説します。

 

●大腸カメラとは

肛門から大腸の中に、先端にCCDカメラを搭載した内視鏡(直径1㎝ ボールペンくらいの太さを挿入し、直接腸の中を見る検査です。

直接、腸の中を見ることで、ポリープ、がん、腸炎などがないか観察し、組織の一部をつまんで診断すことができます。また内視鏡の中に機具を通すことで、ポリープを切除する(手術)ことも可能です。

 

●大腸カメラを受ける前に なぜ下剤が必要か

大腸の中には 通常1~2㎏の便がたまっています。大腸カメラを受けるためには、そのたまった便を取り除く必要があります。そのために「大量の下剤」を飲まないといけないのです。

この前処置でいかに腸管がきれいになっているかは 大腸カメラを「正確」に行うには欠かせないのです。

●下剤ってどんなものなのか?

商品名ではモビプレップ、ピコプレップ、ニフレック、マグコロール、ビジクリアといったものがあります。

下剤の成分は、 クエン酸マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、炭酸水素ナトリウム、無水硫酸ナトリウムを配合したものであり、腸管での電解質組成と等張になるように調製されたもので、飲んだものが吸収されることなく「そのまま腸管内を素通りする」ものである。(一方 水だと腸管でほとんど吸収されてしまい、大腸には2~5%程度しかとどかない)

これらの成分の味がどうしても「苦く」感じてしまう原因となっている。

しかもある程度の量が必要となるため、いずれも1~2Lの水に溶解して飲むものです。

私は 2Lのムーベンを飲んで大腸カメラを受けたことがありますが、大腸カメラ検査そのものよりも、この下剤のほうが大変でした。何せ 海水みたいな苦くてしょっぱい液で 最初のコップ1杯の時点でテンション↓↓ 時間かけては飲める自信がなかったので 早めに飲み切ってしまいました。

「大腸カメラを受けた実際の映像」

当院では その下剤を「飲まない」で大腸検査を受ける方法を開発しました。

詳しくは ホームページを参照ください。

「下剤を飲まない大腸カメラ」

 

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】

鎮静剤を使った楽な胃カメラ、鎮痛剤を使った痛くない大腸カメラをしている内視鏡専門クリニックです。JR森ノ宮駅直結にあるクリニック、大阪市内で京橋、玉造からもアクセス良好です。

胃カメラや大腸カメラでお困り、お悩みの方はご気軽に相談ください

 






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