「下剤を飲まない」大腸カメラ

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

今回のテーマは「下剤を飲まない大腸カメラ」です。

下剤を飲まない、てどういう事?!

大腸カメラを受けられた方はご存知だと思いますが、大腸カメラを受けるには事前に下剤を飲んで、腸管内の便を全て出す必要があります。

しかし、従来の方法では、その下剤が「まずい」うえに「量が多い(通常1~2L)」のです。

私自身も36歳の時に大腸カメラを受けましたが、当時は2Lの下剤を飲みました。

いや~、大変でした。一口目から不味くて「本当に2Lも飲めるのだろうか」と思いました。

なんとか2L飲んで大腸検査を行いましたが、大腸カメラそのものよりも下剤が大変でした。

 

しかし、便を全部出さないと大腸の中は見ることは出来ません。

 

そこで当院では 「下剤を飲まない大腸カメラ」を開発しました。

 

具体的な方法ですが、まず朝起床後に水500mlを飲んでいただきます。

その後 クリニックに来ていただきます。麻酔薬を使って胃カメラを行います。通常の胃カメラと同様、食道、胃、十二指腸を観察したのち、十二指腸から下剤を5分程度で散布します。(当院の下剤はわずか480mlの下剤を使用しています。)

その後 水500mlを飲んでいただきます。(なぜ水を飲むかというと、下剤が体の水分を引き寄せて便を出すので、下剤だけでは体自体が脱水状態になるため)

 

胃カメラで下剤を撒いたあと、1~3時間で便が全部出ます。

その状態になると、大腸カメラを行います。なお当院では、鎮静剤や鎮痛剤を使って出来るだけ楽に大腸カメラが受けられるようにしています。

ポリープがあれば、その場で切除することも可能です。大腸カメラ自体は、15~30分程度で終わります。

 

麻酔胃カメラで下剤を散布することにより「下剤を飲まずに」大腸カメラが受けることが出来ます。

なお 保険適応外の麻酔薬を使って検査するため、別途3000円+消費税の費用がかかります。それ以外の、胃カメラや大腸カメラは保険適応で検査が可能です。

 

 

 

[森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック]

鎮静剤を使った楽な胃カメラ、鎮痛剤を使った痛くない大腸カメラをしている内視鏡専門クリニックです。2016年に開業し、年間約4000件の内視鏡検査を行っています。

JR森ノ宮駅直結、地下鉄森ノ宮駅から徒歩3分 ビエラ森ノ宮3Fにあり、

大阪市内で京橋、玉造、谷町4丁目、本町、東大阪からもアクセス良好です。

胃カメラや大腸カメラでお困りお悩みの方、

初めての検査で不安な方や、他の病院でしんどかった方は、お気軽にご相談ください。

 

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