大腸カメラの下剤は たった480ml

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

今回のテーマは「大腸カメラの下剤」です。

大腸カメラを受けられた方はよくご存知だと思いますが、
大腸カメラを受けるためには「下剤」を飲む必要があります。
そしてこれが「大腸カメラを受けるハードル」となっています。

なぜなら、この下剤が「美味しくない上に、量が多い」からです。

 

大腸カメラは大腸の中を直接観察することで、ポリープや癌、炎症が無いかを診断することが出来ます。またポリープを切除手術することも可能です。

ただ、大腸の中には通常1~2㎏の便(ウンチ)が溜まっており、それを全て出さないと検査や治療を行うことが出来ません。そのためには、下剤(腸管洗浄液)が必要になります。

 

下剤にはいろいろな種類がありますが、量が多いことと、味がまずいことがネックになっています。従来 大腸カメラを行うためには2Lの下剤を飲む必要がありました。さらに昔は、検査の数日前から検査食を食べることもありました。

(私が2015年に大腸カメラを受けたときは、ムーベン2Lを服用しました)

下剤もだんだん進歩して洗浄力が上がり、味も改善されつつはあります。

その後に1Lの下剤が開発されました。(2022年時点では、多くはこのモビプレップ1Lを採用している病院が多い)

 

そして 2021年に480mlの下剤が発売されました。

当院では全国でもいち早くこの下剤を導入しています。(販売後の臨床試験にも参加)

下剤の量は減ったものの 洗浄力は従来と変わりなく、無事に大腸内視鏡検査を行うことが出来ています。(検査食などの食事制限もありません)

これからも 少しでも楽に大腸カメラや胃カメラを受けていただけるように 工夫していきます。

 

[森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック]

鎮静剤を使った楽な胃カメラ、鎮痛剤を使った痛くない大腸カメラをしている内視鏡専門クリニックです。2016年に開業し、年間約4000件の内視鏡検査を行っています。

JR森ノ宮駅直結、地下鉄森ノ宮駅から徒歩3分 ビエラ森ノ宮3Fにあり、

大阪市内で京橋、玉造、谷町4丁目、本町、東大阪からもアクセス良好です。

胃カメラや大腸カメラでお困りお悩みの方、

初めての検査で不安な方や、他の病院でしんどかった方は、お気軽にご相談ください。

 

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