森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。
今回のブログのテーマは「のど、胸のつかえ感」
「喉に常に違和感、つまっている感じがある…」
「食事をしていないのに、常にのどになにかある」
「食事をしたら胸がつかえる…」
「のどや口の中が酸っぱい…」
「急に胸がギュっとつかまれる…」
このような症状を訴えこらえる患者さんは、多いです。
耳鼻科でまず診察を受けて異常がなかったため、「逆流性食道炎からもしれないから、消化器内科を受診するように」と言われて受診される方も沢山います。
【原因】
のど(咽頭、喉頭)や食道に病気があり、症状を認めることがあります。一方、器質的な疾患(目視で分かる病気)がなくても、不安やストレス、知覚異常が原因となり、つかえ感などの症状を認めることがあります。
咽頭や食道の病気以外にも甲状腺の病気で喉が圧迫されたり、心臓の病気で前胸部が締め付けられることがあります。
【考えれる病気】
消化器内科で診断されるもの
✓逆流性食道炎
✓食道がん
✓咽喉頭異常感症
✓好酸球性食道炎
消化器内科以外で診断されるもの
✓咽頭や喉頭のポリープやがん
✓咽頭炎、上気道炎
✓甲状腺腫瘍
✓狭心症など
【検査】
問診では、症状がどのようなものか(食事との関係、症状が出やすい時間帯やきっかけなど)、既往歴(消化器以外に持病がないかなど)を確認します。
咽頭や食道の病気が疑われる場合には、胃内視鏡検査(胃カメラ)を行います。(バリウムは喉、食道はすぐに流れてしまうため、お勧めしていません)
消化器疾患を認めない場合は、甲状腺エコーや、心電図、心エコーなどを行うことがあります。
のどの詰まりの原因は様々です。症状が続く場合は、まずは消化器内科を受診し、胃カメラで咽頭や食道をみておきましょう。それでも問題がない場合は内服治療を行ったり、耳鼻科や循環器内科などで症状の原因を追究していくことになります。
2022年開業 大阪 堺筋本町⑨出口すぐの内視鏡専門クリニック森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニックの分院になります。鎮静剤麻酔を使った苦しくない胃カメラ、痛くない大腸カメラを行っています。胃がんの撲滅のためにピロリ菌治療、大腸がんの撲滅のために大腸ポリープ手術(日帰り)を積極的に行っています。
鎮静剤を使った楽な胃カメラ、鎮痛剤を使った痛くない大腸カメラをしている内視鏡専門クリニックです。2016年に開業し、年間約4000件の内視鏡検査を行っています。JR森ノ宮駅直結、地下鉄森ノ宮駅から徒歩3分の好立地、大阪市内で京橋、玉造、東大阪からもアクセス良好です。
初めての検査で不安なかたや、他の病院でしんどかったかたは、ご気軽に相談下さい。
当院では、積極的に胃腸に関する情報を提供しています。日常生活にお役立ちする情報ですので、是非ともごらんください。
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