10月から12月にかけて、大阪府バスケットボール協会が主催しているメディカルチェックに当院のスタッフが数名参加しました。今回のメディカルチェックは、大阪府の高校男女バスケットボール部各3チーム、計6チームと、今年から大阪で取り組み始めたトレーニングアカデミーで選抜された中学生を対象に、本年度より開始されています。今回は10月31日に参加したA高校男子の模様を報告します。
メディカルチェックを行う事で、チーム内で怪我をしやすい選手の特徴を把握し、指導者に対して選手が怪我をする前に適切な指導を行うようにアドバイスを行う事が出来ます。また現在抱えている怪我に対してのケアの方法や、場合によっては医療機関への受診を促すことが出来ます。
チェック項目は下肢の関節可動域や筋力測定などです。
<膝のアライメント評価> <足趾の筋力測定>
<体幹筋力・バランス能力測定>
今回、主に目的としているのは怪我の予防ですが、継続して経過を追っていくことで、怪我に関することだけでなく、各項目の中でどの因子がパフォーマンスに関わっているのかという事も見えてくると考えられます。
報告者:中塚